小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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■食糧支援は止めるべきか[2] 戦略的援助

投稿者: minow175 投稿日時: 2005/06/25 10:07 投稿番号: [207082 / 232612]
●戦略的援助
6/22にアメリカが北朝鮮に対する人道食糧支援を再開、世界食糧計画(WFP)の要請に基づいて5万トンを拠出すると発表した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050623-00000055-kyodo-int
アメリカのこの行動は、6カ国協議再開へシグナルと見られるが、アメリカは核協議が行き詰まりを見せ、北朝鮮との関係が最悪に見えていても実は、最低限の人道的食糧援助は毎年実行している。
ブッシュ政権の北朝鮮についての援助政策は、援助により、北朝鮮が宥和的態度に心変わりをすることを期待する太陽政策ではなく、また、締め上げれば餓死者を出しても平然としていた95年〜98年の封鎖政策の失敗を繰り返さない別な物でもある。
第二次ブッシュ政権では、ジョージタウン大学ビクター・チャ準教授が新たに日本・朝鮮担当部長として国家安全保障会議(NSC)に入ったが、彼が2002年にFOREIGN   AFFAIRSに発表した論文によると、「彼ら(タカ派)は人道援助も北朝鮮の民衆が体制と戦う意志を持つようになる事の投資だと考えている。」と述べて人道援助をむしろ戦略的に捉え、独裁体制を崩す為の刺激と考えているのだ。アメリカの戦略の一端が伺える。
また、黄長菀元労働党秘書も、さらに「対北朝鮮食料支援は金正日政権を助ける結果につながるため、北朝鮮住民を助けてはならないという主張もあるが、独裁者と人民を区分して支援することは(北朝鮮民主化のため)戦略的に望ましく、道徳的にも正しいこと」と述べ、あくまでも、北朝鮮の内部的力を覚醒させることを重視する戦術的な援助論を展開している。
板門店に100tでも200tでも積んで、持っていけと催促するぐらいがいいと言いう彼の言葉がそれを表している。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/12/07/20041207000086.html

このように食料援助を戦略的にとらえると、食料も北朝鮮に対する戦略物資と考えることが出来る。

●瀬戸際政策
94年米朝合意以後、95年から98年にかけ、北朝鮮は、ソ連からの援助がなくなり、中国、韓国にも冷遇され、アメリカの50万トンの原油供給も途絶えがちだった。飢饉や国家政策の失敗により、350万人もの餓死者を出し、崩壊するかに見えたが、金絶対王朝は崩れず先軍政治から戦争準備にまい進した。この時世界は、結果的に北朝鮮に孤立政策を強いたが潰れなかった。そして98年テポドンミサイルが発射された。
任期終了間際のクリントン政権は、国が潰れずミサイルを開発をした北朝鮮に些か性急過ぎる譲歩を試みたが、ブッシュ政権は、それを嫌った。
.9.11の同時テロ以降は、翌年の一般教書演説で北朝鮮を”悪の枢軸”と呼び。それまでのミサイル協議の上に通常兵器の削減までも要求、同時に、イラク戦争の過程で核の闇ルートが発覚、02年末からの核危機が勃発した。クリントンの路線は、跡形もなく砕け散り、50万tの原油援助を止め、食糧援助も減らし、封じ込め政策に走った。
これは、北朝鮮が核開発を止め、NTPに復帰、IAEAの査察を再び受けるまで圧力を加えるものだ。
ブッシュはさらに六カ国協議という国際的包囲網をかけ、協議不調の場合を睨んだ懲罰連合体形成への布石を敷いた。
ブッシュ政権の圧力に対し、北朝鮮は03年初頭NTPから脱退し、プルトニウムの抽出を始めたと宣言、今年2月には核兵器保有宣言までやってのけた。
北朝鮮は、”孤立”させても”封じ込め”をしても、戦争準備を始める。

http://blog.livedoor.jp/minow175/
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