本日の産経抄
投稿者: ringo_rn2 投稿日時: 2005/05/29 16:05 投稿番号: [205035 / 232612]
http://www.sankei.co.jp/news/column.htm
「思うツボ」のツボは、ヤクザ映画の博打(ばくち)で振られるあの壼である。その中でサイコロが自分の願ったような目になっているのを言う。小泉首相の靖国神社参拝などをめぐる日中問題で、日本は予想通り中国の「思うツボ」にはまったようだ。
▼靖国参拝や教科書問題で日本に圧力をかけ、はては副首相ともあろう人が首相との会談をキャンセルする。ところが日本側が反論し批判すると、こんどは日本の政治家やマスコミがそれをやり玉にあげる。そのことによって日本側の反論は封じ込められてしまうのだ。
▼厚生労働省政務官によるA級戦犯への異論発言問題がそうだ。A級戦犯は戦勝国側の一方的な認定で、多くの日本人が承服していないのも事実だ。発言は、それを代弁したのだが、これを野党や一部マスコミが袋だたきにする。中には政局と結びつける動きすらある。
▼絵に描いたような「思うツボ」である。それと対照的に、本紙が紹介した米紙「ウォールストリート・ジャーナル」の社説は中国側の意図を見事に見抜いている。「自国の存在をアジア諸国に認めさせようとしており台湾と日本がその圧力をまず受けた」というのだ。
▼反日の動機については「歴史」でも「靖国」でもなく、日本の国連安保理常任理事国入りの動きや中国の台湾への軍事的脅威への日米の懸念表明であるとしている。靖国参拝批判は日本への圧力の道具でしかないというわけだ。同じツボでもこちらはツボを心得ている。
▼言うまでもなく米国は先の大戦で日本の最大の敵だった。東京裁判やその中でのA級戦犯認定を主導した当事者であった。日本の戦後史に最も多くかかわった国の大手紙の発言であるだけに、説得力があるように思えてならないのだ。
これは メッセージ 205032 (ringo_rn2 さん)への返信です.
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