小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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米政権と共和党 すき間風

投稿者: komash0427 投稿日時: 2005/05/14 13:48 投稿番号: [203359 / 232612]
  【ワシントン=秋田浩之】米国の外交路線を巡るブッシュ政権と与党・共和党のきしみが表面化し始めた。同時テロやイラク戦争などの危機によって強まった求心力に陰りが出ているためだ。ブッシュ政権が指名した国連大使への議会承認が難航しているのはこの表れで、焦点の北朝鮮政策にとっても波乱要因になりそうだ。

  新保守主義派であるボルトン国連大使が就任するかどうかを決めるため、12日に再開された上院外交委員会――。大統領は「国連を改革する能力がある人物」と太鼓判を押したが、共和党議員からも強硬色の濃いボルトン氏への不安が噴出した。

  「彼を『米国の顔』と認めるわけにはいかない」。共和党穏健派のボイノビッチ氏がボルトン氏の強硬な外交姿勢を槍玉に挙げると、国際協調を重視するチェーフィ氏らも追随。なんとか採択したいルーガ―外交委員長も気圧され「彼の行動がいつも立派だったとは言えない」と発言した。

  就任の可否は結局、来週以降の上院本会議での採択に持ち越されることになった。これは2001年の米同時テロ以来、結束を保ってきた政権と共和党の"すき間風"を象徴する現象だ。

  来年秋に中間選挙を控える共和党議員には再選のない大統領への忠誠より、自分をアピールするほうが先決だ。この議員心理は外交分野でも例外ではない。

  対中政策を巡っては「対テロや北朝鮮問題で、米中協力を進める政権に気兼ねして激しい中国批判は控える空気が共和党内にはあった」(同党幹部)。だが、2期目に入ってこうした気兼ねは徐々に薄れつつある。イラク政策では昨年以来「準備が不充分だった」(ヘーゲル上院議員)との指摘が出ていた。打開の糸口がみえない北朝鮮問題でも「米朝交渉を拒否するやり方は誤り」(先代のブッシュ政権OB)との声が漏れ始めている。

  「共和党は国際協調主義だったはずだ。最近はキリスト教右派の路線を優先させている」。大統領に近い、前国連大使のダンフォース元上院議員は米ニューヨーク・タイムズ紙に寄稿し強い懸念を示した。ライス国務長官の師匠であるスコウクロフト元大統領補佐官も政権の単独行動主義を批判。「ホワイトハウスと険悪関係になっている」(同氏の知人)。


    国際協調派       |     中間派           |    対外強硬派
【政権内】    
パウエル(前国務長官)     ライス     ←対立説→    ボルトン←支持←チィエニー、ラムズフェルド
【共和党内】
ボイノビッチ上院議員      ルーガ―上院外交委員長    ディレイ下院院内総務
チェーフィー上院議員      ヘーゲル上院議員         マケイン上院議員

(本日の日経朝刊より)
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