小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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相関図

投稿者: komash0427 投稿日時: 2005/03/07 22:51 投稿番号: [188400 / 232612]
  北朝鮮による核保有宣言を受け、朝鮮半島情勢に再び緊張が高まっている。その鍵を握る米国には北朝鮮政策の進め方を巡り、いくつかの外交グループが存在する。1990年代からその時々の政権によって攻防を繰り広げていた彼らの特徴や、第2期ブッシュ政権の勢力分布を分析した。

政権交替で浮き沈み
  米国の外交で最初に市民権を得た北朝鮮政策は、いわゆる「封じ込め政策」である。1991年、初の米朝高官協議を実施したブッシュ・シニア政権の重鎮で補佐官のブレント・スコウクロフトらは北朝鮮に核兵器の動きがあることを察知。それを材料に米国を交渉の場に引きずり出そうとした北朝鮮の意図を読み取り、交渉に応じない姿勢を示した。

  ようやく応じた2国間協議も「1回限り」との姿勢で北朝鮮に取り付く島を与えなかった、と米側の交渉担当者で当時の国務次官のカンターは振り返る。

  スコウクロフトから多くを学んだ国務長官のライスもこのグループに属する。米政府高官によれば、現在の6カ国協議の原案はライスが大統領ブッシュと練り上げた。米朝2国間対話を拒否しながら,北朝鮮の軍事的暴発を抑えるためには多国間の枠組みが不可欠との発想だ。

  「封じ込め派」から派生したグループとして、国防副長官のウルフォウィッツらが代表格の新保守主義派一派がある。単なる町の姿勢の封じ込めには飽き足らず、積極的に対象国の政権崩壊や交替を促すことを推奨する点が特徴だ。この点から彼等は「新・封じ込め派」とも呼べる。

  これに対し、1994年の核危機の際、クリントン政権で北朝鮮政策を取り仕切った元朝鮮半島問題担当大使のガルーチ、元国防長官のペリーらは大量破壊兵器の世界的な拡散防止に主眼を置いて、北朝鮮問題にアプローチする方法を選んだ。

  米外交サークルで「拡散防止派」とよばれる人々はその目的ゆえ、北朝鮮に対しても中国同様、いわゆる関与政策を思考する傾向が強い。米朝対話を積極的に推進すると同時に、金正日体制の是認にも踏み込む。

  第3のグループに位置付けられるのは、前国務副長官のアーミテージに代表されるアジア専門家たちだ。優先事項は北東アジアの安定で、その不可欠の要素として日本、韓国など地域の同盟国との連携を重視する。だが、国益重視の姿勢を強める米外交サークルにあって、説得力をもてないジレンマに悩む。

新保守主義派が急台頭
  米国の北朝鮮外交サイクルをみると、ブッシュ・シニア政権で「封じ込め派」が現われ、クリントン政権では「同盟重視派」が抑え込まれ「核拡散防止派」が台頭。ブッシュ・ジュニア政権では当初、前国務長官のパウエルが盟友のアーミテージの助言を得て、同盟重視と拡散防止の両にらみ戦術を展開したが、ブッシュ自身の個人的信念と政権内部に広がる「新・封じ込め派」が一気に勢力を拡張し、現在に至る。

  北朝鮮に対し6カ国協議への早期復帰を促す以外多くを語らないライスだが、彼女を支える顔ぶれを考えれば、その方向性はおぼろげながら見えてくる。現実派でありながら北朝鮮を「市民を餓死させる独裁国家」と言い切る国務副長官のゼーリック。スコウクロフトに近く、旧ソ連問題専門家の次期国務次官(政治担当)バーンズ。キャリア外交官でありながらブッシュの知己を得て大役に抜てきされた次期国務次官補(東アジア・太平洋担当)のヒル。それに日本専門家の大統領補佐官(上級アジア部長)のグリーンらが加わる。

  彼らの政策思想的な分布を見れば、第2次ブッシュ政権の北朝鮮外交が「封じ込め+同盟重視」の変形バージョンと読み取れる。すでに北朝鮮が一定のプルトニウムを保有しているという冷徹な事実にたち、チーム・ライスは核保有国としての北朝鮮と長期的に対峙する覚悟を固めたと言える。

  「北朝鮮が核を持ったからと言って、何ができるというのか。あれほどクリントン政権の人々があわてふためいたのか、分からない・・・・・」。レーガン、ブッシュ・シニア政権でアジア問題を担当し、封じ込め派、同盟重視派の双方に知己の多い元大統領補佐官(上級アジア部長)のカール・ジャクソンはかつて、「拡散防止派」が主流をなしたクリントン政権のどたばたぶりをこう皮肉った。それはそのまま、現在のブッシュ・ジュニア政権の外交リーダーたちの声とだぶって聞こえる。(今日の日経)
○封じ込め派
スコウクロフト(ブッシュ・シニア政権時の国家安全保障大統領補佐官)
○核拡散防止派
オルブライト(元国務長官)
○同盟重視派
アーミテージ(前国務副長官)
○新封じ込め派
ウルフォウィッツ(現国防副長官)
○同盟+封じ込め派?
ロバート・ゼーリック(国務副長官)
ニコラス・バーンズ(国務次官)
クリストファー・ヒル(国務次官補/東アジア・太平洋担
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