小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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脱北の男性 “祖国”で無国籍1

投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2005/03/20 05:58 投稿番号: [193722 / 232612]
Sankei   Web   Special から
http://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/index.html

「日本国籍認めて」   母は日本人、脱北の男性   “祖国”で無国籍…職就けず
  日本人であるはずなのに「無国籍」。そんな脱北者の男性(33)が東京都内で細々と暮らしている。母は北朝鮮に渡った日本人。男性は二年前に北朝鮮を脱出し、昨年六月、北京経由で初めて“祖国”の地を踏んだが、日本国籍は得られず、中ぶらりんのまま。「私は日本人として認められるのではないですか」。産経新聞の取材に応じた男性は苦しい胸の内を語った。(森本昌彦)
  男性の母親は新潟県出身で、昭和三十七年に北朝鮮に渡り、帰還事業で北に渡った在日朝鮮人の男性と結婚した。工場労働者として暮らした二人の間に、男性は生まれた。
  帰国者の生活は二重三重にチェックされ、監視体制におびえながら育った。生活は厳しかった。母の親類らから仕送りもあったが、税関当局に根こそぎ横取りされ、手元に届く衣類や食料はわずか。生きていくのが精いっぱいだった。
  両親は「いつかは日本に帰れる」と信じていたという。「日本に戻るのだから」と、両親は男性が幼いころから家の中で日本語で会話し、男性は自然に日本語を覚えた。
  移動や転居など、何をするにも、治安組織などの目が常に光った。軍事大学に通っていた知人から「大学で教授が『戦争が起きたら帰国者全員を殺せ』と教えていた」と知らされ、ショックを受けた。「なんでこんな国に産んだんだ」と両親に食ってかかったことも一度ではない。「一生懸命働いても帰国者の家族だから認めてもらえない。両親の故郷に行きたい」。思いを募らせ、脱北のチャンスを探っていた。
  平成十四年末から二度脱北を試みたが、歩けないほどの大雪や体を凍らせるほど冷たい川が行く手を阻んだ。三度目の挑戦となった十五年四月、母親の体に自転車のタイヤチューブを巻きつけて浮輪代わりにし、いとこの女性(23)と三人で中朝国境を流れる豆満江を渡った。
  母は潜伏先の中国のある都市から日本赤十字社に手紙を送り、祖国の救援を待った。やがて男性らのもとに日本大使館から接触があった。母が日本人妻であることが確認され、一行は邦人保護の観点から保護される算段に。だが、その後、身を隠していた倉庫から買い物に出ている間に、母親はいなくなっていた。「見つかってつかまってしまったのか…」。今も行方の分からない母の身を案じている。
  日本の地を踏んだとき、男性は入国管理局から書類を手渡された。国籍欄には「無国籍」と書かれ、三カ月の短期滞在を認めるという内容。「日本人の息子は日本国籍を取得できるのではないのか。やっと日本にたどりついたのに、三カ月たったら行くところがない。どうすればいいのか」。不安が募った。
  その後二回、入管に通ったが「調べて考えるから心配するな」と返答され、三年間の定住資格を得たものの、今も「無国籍」のままだ。
  男性は現在、生活保護を受け生計を立てている。国籍がないため仕事を見つけることができない。日本語を学ぶため四月から都内の夜間中学に入学するという。「苦労するのは分かっていた。でも私には両親の故郷に帰るという意識しかなかった。日本人として認められたい」。男性の願いは届くのか。
  ≪昭和59年以前の子供は旧国籍法適用≫
  法務省によると、昭和六十年に施行された国籍法で、両親のいずれかが日本人なら子供は日本国籍を有することになっている。だが、五十九年以前に生まれた子供については、父親が日本人の場合に限って日本国籍を認めていた旧国籍法が適用される。法務省では「個別の案件にはコメントできない」としているが、今回の脱北者の男性の場合も、旧国籍法がネックとなっているようだ。
  拉致被害者の曽我ひとみさん(45)の娘二人の場合、長女は五十八年、二女は六十年生まれだが、いずれも日本国籍を取得している。これについて、法務省は「法律の付則を駆使した例外的な認定」としている。
  「無国籍」は外国人と同じ扱いとなり、日本国籍を取得するには、帰化申請が認められなければならない。法務省内には「こういったケースの場合、ハードルはそれほど高くない」と指摘する声もある。
  日本にいる脱北者は約八十人。この男性のように日本人妻の子供が脱北するケースが今後増え、日本にきても法律の保護の外にいる状態が続く恐れもある。
(03/18)
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