ロシアと北朝鮮2
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2005/03/13 14:59 投稿番号: [191792 / 232612]
最初に行動を起こしたのはロシアであった。2000年7月、プーチン大統領は、はじめて首脳レベルでの平壌訪問を行った。そしてこの答礼としてものものしく行われた01年8月の金総書記のモスクワ訪問は、金総書記が韓国訪問を無期延期したなかでのロシア「訪問であった。金正日にとって、はじえめての外国訪問は中国であったが、まだ共産党下の市場経済視察であった。ロシア訪問は初のポスト共産主義の国を訪問したという意義において注目したい。
とにかくこの「孤立した要塞」の指導者が、外国に1ヶ月も出たというのは、わずかでも国際社会との協調に目を向けるという姿勢であった。という。これは、ロシアの外交力と朝鮮半島問題での位置を誇示した。モスクワ宣言では、韓国からの米軍撤退に「理解」を示した。訪問の最大の目玉であったロシア・ルートでのシベリア鉄道との鉄道連結は金自身の提案であった。
逆にいえば、ロシアにとってどのような利益があるのか。第1はソ連時代に建設された北朝鮮の企業が、38とも70ともいわれている。その補修に関しては双方の利害が一致する。エネルギー問題をめぐって話し合いが続けられている。まだ、北朝鮮経済では中心となる石炭産業の落ち込みが激しく、ロシア炭の提供が話し合われているし、発電所建設も2002年再度の金正日訪ロの主眼であったと言われる。
そのほか、極東での森林伐採といった北朝鮮からの労働力輸入の利益がある。また武器産業にとっての市場としての意味もある。しかし、この問題は政治的には問題であって、しかも北朝鮮には代金を払う余裕がない。ソ連時代からの総額18億ドルともいわれる債務の繰り延べも解決の目処がたっていない。
(next→)
これは メッセージ 191791 (sofiansky2003 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143583/beaec0tbcsaja4nkacdaba4h2ddbja4ka4da4a4a4fa1ya1ya1ya1ya1y_1/191792.html