小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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>ジュンイチロウとジョンイルの思惑(1/2)

投稿者: komash0427 投稿日時: 2005/02/14 22:05 投稿番号: [178810 / 232612]
>これは逆読みすべきだと思う。
>つまり拉致問題の解決がつかない限り、日朝国交正常化の交渉も始まらないし、国交正常化もできない。
>北朝鮮はいつまで経っても、日本からの<約束手形>(経済援助)は実行されない。

  これについては、sofianskyさんの言う通りなんですが...

  この論旨のポイントは、まず小泉首相が制裁に踏み切れない理由を述べちょります。


  ●日本側の理由

  >>「経済協力方式という「成果」を獲得したが故に、それに搦めとられ、柔軟な対応が取れなくなっていると言わざるをえない。平壌宣言に「呪縛」されているということだ。」

  つまり、宣言を解消することは、すなわち、小泉外交を否定することになってしまう、と。
  ましてや制裁などできない...

  ●北朝鮮が宣言に拘る理由

  >>「金総書記は平壌宣言を作ったからといって、即刻日朝国交正常化を実現させ、巨額の資金を手に入れられるとは考えていなかったことになる。」

  >>「金総書記は米国を追い詰めるため日本との関係改善を進めると同時に、将来、自動的に巨額資金を手に入れる二重の狙いを胸に秘めて、平壌宣言に署名したのだった。」


  もちろん、日本の世論は国交正常化や日本の資金を北へ供与するようなことを内閣が強引に行えば、その政権の命脈は一瞬にして尽きてしまうでしょう(と、思いたい)。

  また現在の米朝関係を取り巻く状況を見れば、米朝二ヶ国で同意することもありえないでしょう。だからこの手形はいつまでたっても、おちない。


  ただですね。

  北への逆風はこれからもっと強まるかもしれませんが、次のイベントがある限り、イラクで行ったような武力攻撃を米国は控えるのでは。
  (他にももろもろ攻撃をしない理由はあろうかと思います。米国の最大の関心事は中東でしょう。所詮極東は、極東。)

  ・2008年の五輪開催を、面子をかけてなんとしても成功させなければならない中国への配慮

  また2008年は大統領選挙があります。次回は新顔同士ですので、新政権は発足してから対北外交指針ができるまで6ヶ月程度かかるでしょう。   新政権の性格はいまよりも強硬なものになるかどうか、またその逆になるかどうかは、まったくの白紙。

  そのときにもし米朝関係改善ということにでもなれば、約束手形、すなわち平城宣言は重大な効力を発揮する場面もあるかも。

  だから将来的な担保としても、北から破棄するとは言わない。

 
  いろいろ理屈をこねくり回しましたが、日本政府による平城宣言遵守の精神は、日本側の制裁発動の足かせになってはいまいか?ということを指摘しているんだと思います。


続く)
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