拉致問題と植民地問題は完全に別問題だ。
投稿者: chiisana_pen 投稿日時: 2002/11/04 16:54 投稿番号: [17636 / 232612]
拉致問題と植民地問題の補償問題もまた別問題だ。
この掲示板は拉致問題なので植民地問題を述べるのは適切でないが、北朝鮮がどうしても拉致問題と植民地問題とを絡めてくるので少し述べておきたい。
植民地問題を述べるが、決して韓国併合が良かった事であると言っているのではない。
韓国併合を論じる前に、ロシアの他国への軍事支配について触れてみたい。
1945年、ロシア、つまりソ連はドイツから東ドイツを奪った。
東ドイツに政治的・軍事的・思想的自由はなくロシアの支配下にあった。植民地と同じだ。
東ドイツが、ロシアから独立した時にロシアは補償金を支払ったであろうか。
逆に西ドイツが東ドイツ返還のお礼に、多額の金額・経済援助を与えたのである。
植民地や軍事支配されていた国が独立した時、支配していた国が独立した国に補償金を支払うという方法は、世界中でどこでも行われている事ではないという事が良く分かる。
北朝鮮の、植民地支配時代の補償を行なうのは当然だという論法が世界中・歴史上で必ずしも認められている事ではない。
友好国であり、同じ社会主義国であったロシアが軍事支配した国を相手国に返還する時は多額の金額を受け取っていたのである。
一つ参考にする事をお勧めする。東ドイツがロシアから独立する時にいくら払ったか聞くのもいい事である。
第二次世界大戦後、一体何人の東欧諸国の人々がロシアの収容所に連れて行かれたか調べるのは簡単な事ではないだろうか。
日本が戦後、北朝鮮人を1人でも収容所に入れただろうか。
日本は世界でも一番ひどい国だと言っているようだが、戦後北朝鮮の友好国であり同じ社会主義国であったロシアが支配地の東欧諸国に対してどういった事を行なったかよく考える事である。
100年前の話ではない。つい10数年前まで行なっていた事なのである。
そういった友好国ロシアの行なったひどい事には目をつぶり、日本に対してのみ凄まじい非難を行なうのは、アン・フェアーだ。
日本の植民地支配が怪しからんと大きく非難するなら、ロシアに対しても大きく非難をすべきだ。
ロシアは戦争をしていなかった日本を突如攻撃した。1945年以降日本から多くの財産を奪い数万という多数の人々を収容所に入れた。多くの日本人が酷寒シベリアで強制労働をさせられ収容所で死亡していった。
正式の日本領土であった樺太どころか、昔から日本固有の領土であった千島列島、北方四島をも略奪した。
日本が朝鮮を支配していたのは、36年間だ。
ロシアが東欧諸国を軍事力で支配したのは40年以上に及ぶ。
北方四島や千島列島は57年間も占領・支配を続けている。いまだに。
その補償を一切していない。謝罪も明確にしていない。
それどころか、東ドイツの時と同じように、北方四島を返還する条件に多額の金額・経済援助を要求している。
ロシアは北方四島を日本に帰す時に、日本が韓国や北朝鮮に行なうように補償金など払う気は全然ない。
北朝鮮はそういったロシアのひどさを非難すべきではないか。
非難どころかロシアのそういったひどい行為を認めている。
それなら、日本の韓国併合を非難できないのである。
つまり、北朝鮮が日本に対して植民地支配は許されないと言っているのは、法律や正義、道理に基づいて言っているのではない。
日韓併合問題について北朝鮮にとって有利な事のみを言っているのである。
補償は要求するが、北朝鮮が日本から奪った財産、軍事設備、個人財産などを返還するなどと一言も言わないのである。
日本の植民地支配を正義や法律、人道・道理の観点から非難するのなら、ロシアの東欧への軍事支配や北方四島占領も大きく非難しないといけない。
日本にのみ凄まじい非難を浴びせかけている。
友好国ロシアの軍事支配や略奪・連行・占領継続は一切非難せず、世界中の植民地・軍事支配をしていた国はすべて補償金を支払っているかのような論調で、日本が補償金を支払うのは当たり前だと言い続けるのは、ダブル・スタンダードである。
日本とロシアが行なった事を公平に比較するのもいい事ではないか、と北朝鮮に申し上げるのである。
また、北朝鮮の言い分はもっともだと錯覚している日本の一部の方々にも申し上げる。
北朝鮮に置いてきた財産は解決済みだと言うなら、補償問題も解決済みだと返事をするしかないし、ロシアや世界のほかの例を見ても植民地時代の補償金を払う根拠はないと伝えるしかない。
( 小さなペン )
※ 繰り返すが、日韓併合が良かった事であると言っているのではない。
※韓国併合・植民地問題は、近いうちに再度述べたい。
これは メッセージ 17484 (chiisana_pen さん)への返信です.