小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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特攻+東京大空襲=?③

投稿者: mutekinozerosen 投稿日時: 2005/01/21 21:09 投稿番号: [171545 / 232612]
小滝▼たいへんユニークな観点ですね。ただ、赤軍は確かに手楷弾を身につけていて、自動小銃を撃ち尽くした後に自爆したわけですが、そのまま人間爆弾になったというのとは、ちょっと違う気がします。むしろ、その後の一九八〇年代に、アメリカとフランスが平和維持軍としてレバノンに入ってきた時、自動車に爆弾を積んで突っ込んでいったというのが最初ではないでしょうか。今回はその延長で、自動車が飛行機になっただけの話だと思います。確かに、赤軍事件は触媒にはなったかとは思いますが。それとこの地には、特攻テロというのが古くからあったものなんです。
岸田▼古くから?
小滝▼ええ、もともと伝統として持っているんです。例えば、キリスト教徒が十字軍として攻め入ってきた時の暗殺教団がそれに当たります。
岸田▼「アサシン」(暗殺、暗殺者)という言葉のもとになった人たちですね。
小滝▼あれはアラムート山というペルシャ北方のエルブルズ山脈の要害に「山の老人」という長をいただいて、世界に特攻テロの元祖みたいなテロリストを送りつけるのですが、十字軍の記述に、ものすごく恐ろしいものとして載っています。
  また、十一世紀にイスラム最初のトルコ人王朝としてセルジューク朝が成立しますが、その宰相を務めた有名なニザーム・アル・ムルタも彼らによって殺されています。もちろん殺した場合、自分もやられるわけですが。
岸田▼相手を暗殺する場合には、虎穴に入らずんば虎子を得ずで、危ないところに忍び込むわけですから、自分が死ぬ可能性、危険は非常にある。ただ、それと特攻隊とは違うんじゃないでしょうか。暗殺者の場合、ほとんど助かる可能性はないのを覚悟でゆくにしても、しかし、成功した後、逃げることができないわけではない。少なくとも、その可能性がゼロではない。しかし特攻隊は、自分が飛行機に爆弾を抱えて乗り、その飛行機を敵艦にぶつけようというのですから、助かるということは攻撃しないということでしかない。そこの質的な差というのは非常に大きいのではないでしょうか。九九%死ぬだろうということと、一〇〇%死ぬというのは、大きな質的違いがある。
小滝▼そうですね。そのことはおっしゃるとおりだと思います。ただ、指摘しておきたかったのは、自分の死を前提としたテロリスト結社という伝統は、イスラム世界にはきわめて古くからあるということです。もちろん東洋の中国にも日本にもそういうテロリストの伝統はありますが、死を覚悟して結社を作ってテロをやるのは、イスラム世界の伝統としてもあるのです。例えばマフィアという言葉がありますが、実はあれはアラビア語です。
岸田▼マフィアはアラビア語なんですか。
小滝▼ええ。私の先生によれば、マフィアの語源はアラビア語で、もともとは圧迫された者の隠れ家という意味を持ち、後に無法者という意味になっていったそうです。時代が違うので爆弾を抱えるわけではありませんが、暗殺教団のテロリストは明らかに死ぬことを前提で攻撃を仕掛けていました。ですから、今のアル・カーイダに見られるような、ああいう結社を作るのは、もともと伝統がありまして、ほとんど自分が死ぬということを前提にしているんですね。ただそれがずっと近年になって忘れ去られていたということは確かであり、それを日本赤軍が思い出させたということはあると思います。やはり伝統がないところでは、いくら赤軍が釆てやっても、それが根づくのは難しいでしょうから。
岸田▼なるほどね。それはそうでしょうね。
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