特攻+東京大空襲=?②
投稿者: mutekinozerosen 投稿日時: 2005/01/21 21:09 投稿番号: [171544 / 232612]
小滝▼そのことで思い出しましたのは、ぼくは一九七〇年代にレバノンのベイルートで映画館に入ったことがあるんです。そうしたら特攻隊の映画をやっていたんです。そして、観客たちは、特攻機がアメリカの軍艦に命中するたびに、ワーツとものすごい歓声を上げるんです。逆に撃ち落とされると、足を踏み鳴らして自分のことのように嘆き悲しむ。それをびっくりしながら見たことがあります。
岸田▼日本の特攻隊を写したニュースの映画なんですか。
小滝▼そうです。七三年の第四次中東戦争が終わった後だから、まだ生々しかったんです。もちろん彼らの直接の敵はイスラエルなんですが、アメリカがものすごく援助したから、アメリカは敵なんです。その敵といちばん頑張って戦争したのが日本ですから、基本的にアラブ世界に日本びいきは多いわけです(笑い)。
岸田▼ぼくの高校のクラスメートに商社マンとしてバグダッドに駐在していたのがいるのですが、映画館で、三船敏郎が連合艦隊司令長官の山本五十六の役をやっていた、昔のアメリカ映画『パール・ハーバー』を見たとき、周りのアラブ人の観客はみんな興奮して拍手喝采のしっ放しだったと言っていました。トルコでしたか、日本海海戦の東郷平八郎元帥に因んだ「トーゴー」という商品名のビールがあるそうですが、イスラム世界は、基本的に反露、反米なので、ロシアやアメリカと戦った日本が好きなんですね。アラブと日本と言えば、さっきもちょっと触れた日本赤軍の事件がありますね。彼らはパレスチナ側に立って、テルアビブで銃を乱射しましたね。これもアラブの親日感情の一因になったようです。
小滝▼一九七二年、テルアビブの空港に三人で突入しました。
岸田▼ビン・ラーディンが、アメリカに原爆を落とされた日本が、なぜアメリカの味方をするのかと不思議がっていましたが、アメリカと特攻隊を使ってまで必死に戦い、敗戦後だって、岡本公三のような若者を出した日本がどうして今、これほど親米的なのか、アラブ人は理解できないようですね。とにかく、テルアビブの空港で乱射した三人の日本赤軍兵士、奥平剛士、安田安之、岡本公三のなかで、岡本が一人生き残ったわけですが、それはたまたまそうなったのであって、当人たちは最初から自死を覚悟していたわけですね。
小滝▼、そえ、たまたま生き残っただけです。
岸田▼それで彼らはアラブ世界の英雄になったわけです。ぼくは、彼らは一般市民を狙ったのであって、軍艦しか狙わなかった特攻隊と同列には論じられないと思っていますが、それはさておき、結局、この事件を通して、自死を前提とする日本の特攻隊の方法がアラブ世界というか、イスラム過激派に、一つの攻撃手段として伝わったのではないか。こういうやり方があり得るんだということで。その後、イスラエルとパレスチナの紛争で、パレスチナ側から自爆テロが頻発しますね。そういう自爆テロは、特攻隊の方法が日本赤軍派を介して、イスラム過激派につながっているのではないか。自爆テロはKAMIKAZEと呼ばれているそうですから。それがまたニューヨークのテロに受け継がれたと思うんですが…‥・。
岸田▼日本の特攻隊を写したニュースの映画なんですか。
小滝▼そうです。七三年の第四次中東戦争が終わった後だから、まだ生々しかったんです。もちろん彼らの直接の敵はイスラエルなんですが、アメリカがものすごく援助したから、アメリカは敵なんです。その敵といちばん頑張って戦争したのが日本ですから、基本的にアラブ世界に日本びいきは多いわけです(笑い)。
岸田▼ぼくの高校のクラスメートに商社マンとしてバグダッドに駐在していたのがいるのですが、映画館で、三船敏郎が連合艦隊司令長官の山本五十六の役をやっていた、昔のアメリカ映画『パール・ハーバー』を見たとき、周りのアラブ人の観客はみんな興奮して拍手喝采のしっ放しだったと言っていました。トルコでしたか、日本海海戦の東郷平八郎元帥に因んだ「トーゴー」という商品名のビールがあるそうですが、イスラム世界は、基本的に反露、反米なので、ロシアやアメリカと戦った日本が好きなんですね。アラブと日本と言えば、さっきもちょっと触れた日本赤軍の事件がありますね。彼らはパレスチナ側に立って、テルアビブで銃を乱射しましたね。これもアラブの親日感情の一因になったようです。
小滝▼一九七二年、テルアビブの空港に三人で突入しました。
岸田▼ビン・ラーディンが、アメリカに原爆を落とされた日本が、なぜアメリカの味方をするのかと不思議がっていましたが、アメリカと特攻隊を使ってまで必死に戦い、敗戦後だって、岡本公三のような若者を出した日本がどうして今、これほど親米的なのか、アラブ人は理解できないようですね。とにかく、テルアビブの空港で乱射した三人の日本赤軍兵士、奥平剛士、安田安之、岡本公三のなかで、岡本が一人生き残ったわけですが、それはたまたまそうなったのであって、当人たちは最初から自死を覚悟していたわけですね。
小滝▼、そえ、たまたま生き残っただけです。
岸田▼それで彼らはアラブ世界の英雄になったわけです。ぼくは、彼らは一般市民を狙ったのであって、軍艦しか狙わなかった特攻隊と同列には論じられないと思っていますが、それはさておき、結局、この事件を通して、自死を前提とする日本の特攻隊の方法がアラブ世界というか、イスラム過激派に、一つの攻撃手段として伝わったのではないか。こういうやり方があり得るんだということで。その後、イスラエルとパレスチナの紛争で、パレスチナ側から自爆テロが頻発しますね。そういう自爆テロは、特攻隊の方法が日本赤軍派を介して、イスラム過激派につながっているのではないか。自爆テロはKAMIKAZEと呼ばれているそうですから。それがまたニューヨークのテロに受け継がれたと思うんですが…‥・。
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.