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シナがユノカル買収に触手

投稿者: hangyosyufu 投稿日時: 2005/01/10 13:51 投稿番号: [169677 / 232612]
頭がおかしくなったのか。

資源確保に血道をあげる中国は、サハリンからのガスを輸入する打診を米国メジャーとのあいだで進めている。サハリンのガスは二つのプロジェクトがあり、ひとつはもっぱら日本向け。これは東京ガスなど大口契約の内定がある。

もう一本は宙に浮いたはなし。
万が一、中国が買うにしても、海底パイプラインを敷設するのか、巨大な技術の壁がある。「資源パラノイア」に取り憑かれた中国は採算を度外視している。

一方、シベリアの石油ガスのパイプラインは日本で決定した。ナホトカまで露西亜国内を長大なパイプラインを敷設して運ぶ。日本は70億ドルを投じる。

これに中国は横やりを入れてきたが、ついにロシアは「分岐」を認めた。いったん決まった国債契約を途中からぶんどるなんて、軍事力のない日本を相手だから、なんだって出来ちゃうもんね。

シベリアからのラインを途中で内蒙古省の満州里―ハイラルーチチハル(黒龍江省)と結び、石油ビジネスの拠点=大慶へと分岐するのだ。

ロシア側の節操のなさも、中国の無節操、横暴と似たり寄ったりである。

さて、こうした時期に、またまたひっくり返るようなニュースだ。

英紙フィナンシャル・タイムズ(アジア版)は中国海洋石油が米石油大手「ユノカル」を買収しようと検討を始めたと伝えた。(1月7日付け)。

しかも買収金額たるや、130億ドル(約1兆3600億円)前後。もし、実現すれば、中国企業による外国企業買収で史上最大規模になる。
 
中国海洋石油は既存の利権を接収する目的(インドネシアなどで幅広く展開しているユノカルのアジア事業)ばかりか、米国を含めるユノカル全体の買収であり、蓄積されたノウハウを同時にごっそりと手に入れることにある。
 
だが、米国はどう出るだろう?  
ユノカルは政治銘柄でもある。
トルクメニスタンのガスをアフガニスタン経由でパキスタンへ運ぶ1580キロのパイプラインを、クリントン政権下、タリバンがアフガンを支配していた時代から画策してきた猛烈な企業として知られるが、当時の顧問にはカルザイも名前を連ねていた。もちろん、カルザイ政権下で、このプロジェクトは正式に契約が成立している。

かような企業がいとも簡単に中国の買収オファーに乗ってくるとは考えられない。(宮崎正弘)
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