ロシアとシナは仲良しこよし
投稿者: hangyosyufu 投稿日時: 2004/12/29 00:19 投稿番号: [167700 / 232612]
やはり、ロシアも信用してはいけないね。
ロシア国営石油会社の「ロスネフチ」(ガスプロム系列)はプーチンの政敵だったユーコスの子会社「ユガンスクネフテガス」を競売で市価の三分の一の安値で落札した「バイカル・フィナンス・グループ」を、その日のうちに買収した。
「?」
電光石火の早業、新手の禿げたかファンド。それともこれは一体なんなのだ?
ともかくこれでロシア経済復興のシンボル、自由化の象徴だったユーコス解体は確定、その子会社は国営企業に移管された。
つまりプーチン政権の利権に直結する企業となる。
ややこしくて複雑に見える手口も、要するにロスネフチは、落札と同時にバイカルの落札価格で同社の100%の株式を取得したと言うわけだ。バイカル社は政権ダミーのペーパー・カンパニィで、所在地さえ明確ではない。入札資格さえ疑わしいのだ。
なんのことはない。最初からプーチンが老獪巧緻なトラップを仕組んでのユーコス解体、政敵排除の汚い手品ではないか。
これで野党を支援しつつ付け08年のロシア大統領確実といわれてホドルコフスキーは政治生命を完全に失った。たとえ出所してもビジネスのより所が消えてしまったのだから。
ユーコス問題はさらに輻輳する。
魑魅魍魎の活躍世界では、何がどうなっているか、整理するのが大変である。
ここで突如、中国が登場する。
もともと中国は解体されたユーコスと契約を交わして、シベリア石油のパイプラインを内蒙古省から黒龍江省の大慶まで繋ぐ権利を獲得した。それがボドルコフスキー失脚で白紙にもどり、プーチンは日本とのナホトカルートを優先するとしてきたのだ。
中国石油天然ガス(CNPC)は近く、重大な発表を行う。
すでにプーチン大統領は「(ユーコス子会社の)ユガンスクネフテガスの運営に中国企業が参加するかもしれない」と語っており、先に参加を表明したドイツ企業への牽制を投げながら、一方で中国石油のロシア企業への経営参画を促す。
「?」
これって日本への裏切りではないのか?
ロシアは日本とのあいだにナホトカルートを決めたはずだが、中国の猛烈な巻き返しにあって、一旦、白紙とされた大慶へのルートを、工事途中に分岐し、さきに中国に売り渡す案に急傾斜している。
(えげつない契約違反じゃありませんか)
中国外交部の劉建超報道官はこのニュースに笑みをたたえて記者会見し、
「ロシアのプーチン大統領は、ロシアが中国とのエネルギー分野での協力を重視し、中国とのエネルギー協力強化決定に変更がないと表明している。われわれはロシアのこうした姿勢を称賛するとともに、両国間のエネルギー協力が引き続き適切に発展することを望む」(「人民網日本語版」2004年12月24日)。
ロシアの二枚舌。それをも跳ね返す勢いの中国の巻き返しの激しさ。とても日本のような、善意だけの、あいてをすぐに信じる国のような、のんびりしすぎる国家安全保障政策では、この世の闇をわたるのは難しい。(宮崎正弘)
ロシア国営石油会社の「ロスネフチ」(ガスプロム系列)はプーチンの政敵だったユーコスの子会社「ユガンスクネフテガス」を競売で市価の三分の一の安値で落札した「バイカル・フィナンス・グループ」を、その日のうちに買収した。
「?」
電光石火の早業、新手の禿げたかファンド。それともこれは一体なんなのだ?
ともかくこれでロシア経済復興のシンボル、自由化の象徴だったユーコス解体は確定、その子会社は国営企業に移管された。
つまりプーチン政権の利権に直結する企業となる。
ややこしくて複雑に見える手口も、要するにロスネフチは、落札と同時にバイカルの落札価格で同社の100%の株式を取得したと言うわけだ。バイカル社は政権ダミーのペーパー・カンパニィで、所在地さえ明確ではない。入札資格さえ疑わしいのだ。
なんのことはない。最初からプーチンが老獪巧緻なトラップを仕組んでのユーコス解体、政敵排除の汚い手品ではないか。
これで野党を支援しつつ付け08年のロシア大統領確実といわれてホドルコフスキーは政治生命を完全に失った。たとえ出所してもビジネスのより所が消えてしまったのだから。
ユーコス問題はさらに輻輳する。
魑魅魍魎の活躍世界では、何がどうなっているか、整理するのが大変である。
ここで突如、中国が登場する。
もともと中国は解体されたユーコスと契約を交わして、シベリア石油のパイプラインを内蒙古省から黒龍江省の大慶まで繋ぐ権利を獲得した。それがボドルコフスキー失脚で白紙にもどり、プーチンは日本とのナホトカルートを優先するとしてきたのだ。
中国石油天然ガス(CNPC)は近く、重大な発表を行う。
すでにプーチン大統領は「(ユーコス子会社の)ユガンスクネフテガスの運営に中国企業が参加するかもしれない」と語っており、先に参加を表明したドイツ企業への牽制を投げながら、一方で中国石油のロシア企業への経営参画を促す。
「?」
これって日本への裏切りではないのか?
ロシアは日本とのあいだにナホトカルートを決めたはずだが、中国の猛烈な巻き返しにあって、一旦、白紙とされた大慶へのルートを、工事途中に分岐し、さきに中国に売り渡す案に急傾斜している。
(えげつない契約違反じゃありませんか)
中国外交部の劉建超報道官はこのニュースに笑みをたたえて記者会見し、
「ロシアのプーチン大統領は、ロシアが中国とのエネルギー分野での協力を重視し、中国とのエネルギー協力強化決定に変更がないと表明している。われわれはロシアのこうした姿勢を称賛するとともに、両国間のエネルギー協力が引き続き適切に発展することを望む」(「人民網日本語版」2004年12月24日)。
ロシアの二枚舌。それをも跳ね返す勢いの中国の巻き返しの激しさ。とても日本のような、善意だけの、あいてをすぐに信じる国のような、のんびりしすぎる国家安全保障政策では、この世の闇をわたるのは難しい。(宮崎正弘)
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.