盧武鉉 一問一答 (3/3)
投稿者: rachi_yamero 投稿日時: 2004/12/17 12:02 投稿番号: [165205 / 232612]
◇反米感情沈静化してきた
《イラク派兵》
――日韓両政府ともイラク派兵部隊の1年延長方針を決めました。韓国国内に派兵反対論も強い中、延長した理由は何ですか。
◆米国のイラク攻撃が正当かどうか、二面性がある。フセイン独裁政権の人権侵害や残忍性から目をそらすことはできない。一方で、世界の人権問題について「強大国」が力で解決するのが適切なのかという指摘も妥当性を持っている。世界中で否定的世論が提起されているのは、「強大国」の一方的な行為に対する憂慮ではないか。
韓国が派兵延長を決定したのは、米韓の特別な関係を考えたからだ。米韓関係のこれまでの歴史について賛否さまざまな意見があるが、安全保障、経済面で助けられているのも事実だ。長期的に韓国は米国との友好協力関係を維持、発展させる必要がある。
米韓間の友好協力関係において最も重要なのは、両国の国民感情だ。米国が困った状況に置かれたのに支援しなければ、米国人が寂しく思うだろう。これは両国関係の未来のために重要な要素だ。
韓国のイラク派遣部隊の役割は、イラク人と直接戦闘するのではなく、復興支援の役割を果たしており、いい評価を受けている。総合的に判断して、派兵延長を決めた。判断は間違っていなかったと考える。
《米政権への対応》
――2期目のブッシュ政権は対北朝鮮強硬策をとる可能性があります。どう対応するつもりですか。
◆2期目のブッシュ政権が、北韓の核問題などで強硬になるとの観測もあるが、私はそうは考えない。力による問題解決は経済的にも外交的にも負担が大きく、長期的にも後遺症を残すので、強硬な手段には頼らないとみている。総論的には、強硬な主張を維持しつつも、各論では穏健な話し合いを尊重する立場を取ると考える。
《対米感情》
――韓国国内には反米感情も強いようですが、米韓関係はどうあるべきだと考えますか。
◆韓国の反米感情は深刻ではない。むしろ、落ち着いてきている。イラク派兵反対の世論が強かったので反米と結びつける見方があるが、まったく別問題だ。
反米感情は、不幸だった過去の経験、現在の米韓関係への不満などから生じている。これまで韓国は、米国に対する依存度が高く、大きな影響を受けた。国民の意識の中では、実際よりもさらに米国の影響は大きい。私が大統領候補の時、周辺から米国の暗黙の了解がなければ大統領になれないので対米関係を改善するよう、アドバイスされた。しかし、実際の影響力はそれほどではない。
韓国政府が、必要以上に米国に対して弱い態度を取ってきた面もある。戦争が起きた場合の作戦統制権が米国側にあり、米韓地位協定が日本より不利な立場にある。首都の真ん中で、(植民地時代に日本の)朝鮮駐屯軍があった場所に在韓米軍の司令部が存在することが、国民のプライドを傷つけた。
しかし、米韓関係は急速に改善されつつある。相互に尊重する健全な同盟関係に変わりつつある。
(毎日新聞) - 12月17日7時28分更新
《イラク派兵》
――日韓両政府ともイラク派兵部隊の1年延長方針を決めました。韓国国内に派兵反対論も強い中、延長した理由は何ですか。
◆米国のイラク攻撃が正当かどうか、二面性がある。フセイン独裁政権の人権侵害や残忍性から目をそらすことはできない。一方で、世界の人権問題について「強大国」が力で解決するのが適切なのかという指摘も妥当性を持っている。世界中で否定的世論が提起されているのは、「強大国」の一方的な行為に対する憂慮ではないか。
韓国が派兵延長を決定したのは、米韓の特別な関係を考えたからだ。米韓関係のこれまでの歴史について賛否さまざまな意見があるが、安全保障、経済面で助けられているのも事実だ。長期的に韓国は米国との友好協力関係を維持、発展させる必要がある。
米韓間の友好協力関係において最も重要なのは、両国の国民感情だ。米国が困った状況に置かれたのに支援しなければ、米国人が寂しく思うだろう。これは両国関係の未来のために重要な要素だ。
韓国のイラク派遣部隊の役割は、イラク人と直接戦闘するのではなく、復興支援の役割を果たしており、いい評価を受けている。総合的に判断して、派兵延長を決めた。判断は間違っていなかったと考える。
《米政権への対応》
――2期目のブッシュ政権は対北朝鮮強硬策をとる可能性があります。どう対応するつもりですか。
◆2期目のブッシュ政権が、北韓の核問題などで強硬になるとの観測もあるが、私はそうは考えない。力による問題解決は経済的にも外交的にも負担が大きく、長期的にも後遺症を残すので、強硬な手段には頼らないとみている。総論的には、強硬な主張を維持しつつも、各論では穏健な話し合いを尊重する立場を取ると考える。
《対米感情》
――韓国国内には反米感情も強いようですが、米韓関係はどうあるべきだと考えますか。
◆韓国の反米感情は深刻ではない。むしろ、落ち着いてきている。イラク派兵反対の世論が強かったので反米と結びつける見方があるが、まったく別問題だ。
反米感情は、不幸だった過去の経験、現在の米韓関係への不満などから生じている。これまで韓国は、米国に対する依存度が高く、大きな影響を受けた。国民の意識の中では、実際よりもさらに米国の影響は大きい。私が大統領候補の時、周辺から米国の暗黙の了解がなければ大統領になれないので対米関係を改善するよう、アドバイスされた。しかし、実際の影響力はそれほどではない。
韓国政府が、必要以上に米国に対して弱い態度を取ってきた面もある。戦争が起きた場合の作戦統制権が米国側にあり、米韓地位協定が日本より不利な立場にある。首都の真ん中で、(植民地時代に日本の)朝鮮駐屯軍があった場所に在韓米軍の司令部が存在することが、国民のプライドを傷つけた。
しかし、米韓関係は急速に改善されつつある。相互に尊重する健全な同盟関係に変わりつつある。
(毎日新聞) - 12月17日7時28分更新
これは メッセージ 165203 (rachi_yamero さん)への返信です.