小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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主体思想って1

投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2004/11/08 05:36 投稿番号: [157480 / 232612]
Msg.157136において、以下のとおり述べましたが、これは全くの間違いでした(恥)。

>彼の日語に翻訳された本を読む限りにおいて、彼と主体思想の関わりについては、断片的に述べているだけでよく分かりません。

黄長菀の著書「続・金正日への戦線布告   狂犬におびえるな」(00年)に、彼が主体思想について説いているところがありましたので、しつこく且つ長くなるのですが以下に抜粋をまとめておきます。
難しくは書いてなくて説明は丁寧なのですが、あるところで私には理解不能となります。
○数字は当方が便宜的に入れているもの、()内は当方のつまらないチャチャです。

①首領絶対主義はソ連のスターリン主義をよりいっそう改悪したものである。
マルクス主義は、労働階級はもっとも先進的な階級であるため、社会全体の利益、全人民の利益を代表することができ、ゆえに社会の指導者階級として労働階級の政権を打ち立て、労働階級の独裁を実施しなければならないと主張する。スターリンの時期にいたり、労働階級独裁思想は首領独裁に転換された。

②労働階級はもっとも先進的な階級として全社会の利益を代表し、首領はもっとも卓越した共産主義者として共産党の利益を代表する。
したがって労働階級の独裁はすなわち共産党の独裁であり、共産党の独裁は首領の独裁である。
こうしてソ連式社会主義下では首領の権威を高めるために、首領に対する個人偶像化が大々的に行われ、首領は絶対的権威をそなえ、終身独裁者の地位を占めることが一般的になった。

③民主主義的政治的文化の水準が低く、封建残滓が多く残っている国ほど首領に対する個人独裁がより強く、首領の個人独裁が誰はばかることなく実施された。
この点で封建残滓がもっとも多く残っていた北朝鮮では、はじめから首領に対する個人偶像化がどの社会主義国家よりもはなはなだしく、個人独裁はさらに強かった。
最初の時期はソ連の支配下でソ連式独裁体制をそのまま模倣したため、北朝鮮の首領独裁体制はソ連と大差なかった。

④1960年代後半期になり、金日成が中国の大文化革命に従わなくなると、中国は金日成を「修正主義者」と批判した。
そうなると金日成はソ連も中国も信じられなくなったとして、自身の力で韓国を解放し、祖国統一を達成する決心をするようになった。
また、この時期は、金正日が大学を卒業し党中央に入って、自分の叔父である金英柱との権力闘争を始めた時期であった。
二人の競争の焦点は、誰が金日成をより神格化するかにあった。
このために金日成偶像化は従来のソ連式首領論の枠を越えて首領絶対主義へと転換するに至った。

⑤北朝鮮の首領絶対主義がスターリン式首領独裁論と区別される点はどこにあるのか。
スターリンの首領論は、ひとことでいって、首領が全党と全人民を導かなくてはならないという思想だといえる。
すなわち労働階級がもっとも先進的な階級であるため、全人民の利益を代表して導く資格があり、共産党は労働階級のもっとも先進的な部隊であるため、労働階級の利益を代表して労働階級を導く資格があり、首領はもっとも卓越した共産主義者であるため、党の利益を代表し全党を導く資格をそなえているというものである。

⑥この論理にしたがって、首領の指導は共産党の指導であり、労働階級の指導となるため、首領の指導と独裁を主張することは、マルクスの無産階級独裁指導に矛盾しないと解釈された。
北朝鮮が最初に創り出した首領絶対主義は、労働階級や人民大衆を出発点としたものではなく、首領が出発点になっている。
すなわち首領の指導があって共産党が存在でき、共産党の指導があって労働階級が存在でき、労働階級の指導があって自主的な人民大衆が存在できるというのである。
(この逆転は理解できません。)
    ↓
⑦スターリン主義の首領論では、首領の独裁の必要を認めながらも首領が党と労働階級、人民のために服務しなければならないという思想が残っていた。
しかし北朝鮮統治者たちの首領絶対主義では、首領が人民のために存在するように完全に本末転倒の理論が主著されるようになった。

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