・・・両陛下に被災者ら
投稿者: sa_bo_ten_32 投稿日時: 2004/11/06 20:34 投稿番号: [157369 / 232612]
「余震怖い」「頑張ります」両陛下に被災者ら
余震が続き、生活基盤の復旧もままならない新潟県中越地震の被災地を6日、天皇、皇后両陛下が見舞われた。
両陛下の強い希望で実現した早期の被災地訪問。「みんなで助け合って、きれいな村を取り戻してください」。両陛下は両ひざをつき、幼児を抱きしめながら、被災者1人ひとりの話に耳を傾け、励ましの言葉をかけられた。
両陛下を乗せたマイクロバスが長岡市の長岡大手高校に到着したのは6日午後0時10分。大勢の被災者たちが、沿道や校舎内の通路で出迎えた。バスを降りた天皇陛下はタートルネックのシャツにグレーのジャンパー、皇后さまは同じタートルネックのシャツに黒いジャケット姿。
出迎えの市民たちに近づき、皇后さまはまず、「山古志の方がお世話になっているようでお願いします」と声をかけられた。マスク姿で立っていた山古志村の主婦、星野礼子さん(52)には「ヘリコプターで(村を)見ましたが、どんなにか、きれいな所なのでしょうね。風邪は大丈夫ですか」といたわられた。
5分後、両陛下は被災民が待つ体育館へ。年配の男性の前にひざをついた天皇陛下は「健康は大丈夫ですか、避難所生活も長くなって」。男性が「家もめちゃくちゃになってしまいました」と答えると、陛下は「健康に気を付けて、元気で過ごされてください」と励まされた。
「戻ることができないので、片づけもできませんね」。陛下から声をかけられた年配の女性は涙ぐみ、「家の中はめちゃくちゃです」と答えた。陛下は何度もうなずかれていた。
皇后さまは「きょうはありがとうございました」と声をかけてきた3歳の男の子を抱きしめた。互いの左手を合わせ、小さな子の労をねぎらわれた。
妊娠8か月という男の子の母親にも、「地震でも大丈夫だったので、健やかに育つ子が生まれるといいですね」と話しかけられた。
皇后さまは途中、「もういいです」と言ってスリッパを脱ぎ、靴下のまま避難所を回られた。皇后さまは、マスクをした男性のお年寄りに「お疲れでしょうね。お元気でね」と声をかけられた。お年寄りが「のどが痛くて……」と言葉をつまらすと、皇后さまは「マスクをしていらしてね」。
皇后さまに「大丈夫ですか。夜は休めますか」と声をかけられた50代の主婦は、「ちょっと余震が…」と言葉をつまらせ、地震の恐ろしさを訴えた。
被災者の男性(60)に皇后さまが「怖かったでしょうね。みんなで励まし合ってくださいね」と声をかけられると、男性は「地域で助け合ってやりますから」と言葉を返した。その後、皇后さまは「よろしいかしら」とことわってから、被災者が敷いている毛布の上で正座し、周囲の被災者に「お大事にね」と励まされた。
男性のお年寄りに「大丈夫。お疲れでしょう」と声をかけた皇后さまは、その後、周囲にいた人たちに向かい、「どうぞ、みんなで助け合ってきれいな村を取り戻してください」と励まされた。
両陛下の体育館の滞在は約45分間。天皇陛下は、体育館の出口で「どうぞみなさんお元気で」と大きな声で激励され、被災者の間からは「頑張ります」という声が上がった。
◆現状知って欲しい…お見舞い待つ小千谷◆
人口の6割に当たる約2万5000人が避難所暮らしを続ける小千谷市。両陛下が訪問する市総合体育館には、約2300人が身を寄せている。
山間部にある自宅が倒壊し、養殖していたニシキゴイも全滅したという間野信義さん(59)は「生活に必要なものをすべて奪われた。両陛下に、被災者の現状を知ってほしい」と記者に切実な思いを語った。
体育館内の乳児を持つ家族用の部屋で避難生活を送る佐藤里絵さん(29)は「家はとても住める状態ではない。仮設住宅に入り、その後のことはまた考えないといけない」と肩を落とす。「母親の中にはストレスで体調を崩す人もいる。皇后さまには、そうした姿も見てほしい」と、生後2か月の長女嶺衣(れい)ちゃんを抱きながら話した。
約3960人が避難所生活を続ける川口町。約190人が避難する川口中の体育館で、山田善夫さん(74)は「自宅はまだ冬を越す準備ができていないので、雪が降るまでには帰りたい。安心して暮らしたいという気持ちを伝えたい」と語った。
(2004/11/6/14:15 読売新聞
余震が続き、生活基盤の復旧もままならない新潟県中越地震の被災地を6日、天皇、皇后両陛下が見舞われた。
両陛下の強い希望で実現した早期の被災地訪問。「みんなで助け合って、きれいな村を取り戻してください」。両陛下は両ひざをつき、幼児を抱きしめながら、被災者1人ひとりの話に耳を傾け、励ましの言葉をかけられた。
両陛下を乗せたマイクロバスが長岡市の長岡大手高校に到着したのは6日午後0時10分。大勢の被災者たちが、沿道や校舎内の通路で出迎えた。バスを降りた天皇陛下はタートルネックのシャツにグレーのジャンパー、皇后さまは同じタートルネックのシャツに黒いジャケット姿。
出迎えの市民たちに近づき、皇后さまはまず、「山古志の方がお世話になっているようでお願いします」と声をかけられた。マスク姿で立っていた山古志村の主婦、星野礼子さん(52)には「ヘリコプターで(村を)見ましたが、どんなにか、きれいな所なのでしょうね。風邪は大丈夫ですか」といたわられた。
5分後、両陛下は被災民が待つ体育館へ。年配の男性の前にひざをついた天皇陛下は「健康は大丈夫ですか、避難所生活も長くなって」。男性が「家もめちゃくちゃになってしまいました」と答えると、陛下は「健康に気を付けて、元気で過ごされてください」と励まされた。
「戻ることができないので、片づけもできませんね」。陛下から声をかけられた年配の女性は涙ぐみ、「家の中はめちゃくちゃです」と答えた。陛下は何度もうなずかれていた。
皇后さまは「きょうはありがとうございました」と声をかけてきた3歳の男の子を抱きしめた。互いの左手を合わせ、小さな子の労をねぎらわれた。
妊娠8か月という男の子の母親にも、「地震でも大丈夫だったので、健やかに育つ子が生まれるといいですね」と話しかけられた。
皇后さまは途中、「もういいです」と言ってスリッパを脱ぎ、靴下のまま避難所を回られた。皇后さまは、マスクをした男性のお年寄りに「お疲れでしょうね。お元気でね」と声をかけられた。お年寄りが「のどが痛くて……」と言葉をつまらすと、皇后さまは「マスクをしていらしてね」。
皇后さまに「大丈夫ですか。夜は休めますか」と声をかけられた50代の主婦は、「ちょっと余震が…」と言葉をつまらせ、地震の恐ろしさを訴えた。
被災者の男性(60)に皇后さまが「怖かったでしょうね。みんなで励まし合ってくださいね」と声をかけられると、男性は「地域で助け合ってやりますから」と言葉を返した。その後、皇后さまは「よろしいかしら」とことわってから、被災者が敷いている毛布の上で正座し、周囲の被災者に「お大事にね」と励まされた。
男性のお年寄りに「大丈夫。お疲れでしょう」と声をかけた皇后さまは、その後、周囲にいた人たちに向かい、「どうぞ、みんなで助け合ってきれいな村を取り戻してください」と励まされた。
両陛下の体育館の滞在は約45分間。天皇陛下は、体育館の出口で「どうぞみなさんお元気で」と大きな声で激励され、被災者の間からは「頑張ります」という声が上がった。
◆現状知って欲しい…お見舞い待つ小千谷◆
人口の6割に当たる約2万5000人が避難所暮らしを続ける小千谷市。両陛下が訪問する市総合体育館には、約2300人が身を寄せている。
山間部にある自宅が倒壊し、養殖していたニシキゴイも全滅したという間野信義さん(59)は「生活に必要なものをすべて奪われた。両陛下に、被災者の現状を知ってほしい」と記者に切実な思いを語った。
体育館内の乳児を持つ家族用の部屋で避難生活を送る佐藤里絵さん(29)は「家はとても住める状態ではない。仮設住宅に入り、その後のことはまた考えないといけない」と肩を落とす。「母親の中にはストレスで体調を崩す人もいる。皇后さまには、そうした姿も見てほしい」と、生後2か月の長女嶺衣(れい)ちゃんを抱きながら話した。
約3960人が避難所生活を続ける川口町。約190人が避難する川口中の体育館で、山田善夫さん(74)は「自宅はまだ冬を越す準備ができていないので、雪が降るまでには帰りたい。安心して暮らしたいという気持ちを伝えたい」と語った。
(2004/11/6/14:15 読売新聞
これは メッセージ 157368 (sa_bo_ten_32 さん)への返信です.