$ Auction game
投稿者: east_jungle3 投稿日時: 2004/11/01 05:58 投稿番号: [156826 / 232612]
zero-sum game →参加者各playerの利益と損失の和が常に0になるゲーム。
$ Auction game →以下、二つのルールを厳守するだけのゲーム。
①競り値はいくらでもよいが、$1札は最高の競り値をつけたものが落札する。毎回、競り値は上がらなければならない。
そしてだれも新しい競り値を言わなくなったところでゲームは終わる。特に回数に制限はない。
②2番目に高い競り値をつけたものは、自分が最後につけた値段と同額の金額を支払わなくてはいけない。
その見返りは何もないので、だれも2番目になりたくないが、だれかが2番目になる。
ゲームの開始にあたり、競売人が”10centsはありませんか?”と声をかける。これで落札できれば、10centsで$1札が購入できることになる。そこで、誰かが"15cents"という。これで落札できれば、85cents儲かる。
そこで第2の人が"20cents"という。この調子で進むと、誰かが$1をつけたところでこのゲームは終わるかと思う。ところがゲームは終わらない。
誰かが$1札に$1の競り値をつけたとしよう。その前の競り値が90centsであったとすると、この競り値をつけた人は90cents払わなくてはならない。勿論、$1ドル札を手にする事はできないので、その人はまるまる90centsの損失になる。
そこで90centsをつけた入札者は、"$1.10."の競り値をつける。1ドル札を$1&10cntsで購入しても、その場合の損失は、10centsであり、ゲームを放棄した場合の損失90centsに比べて、大幅に損失を少なくすることができる。
つまりこのゲームでは、$1札=$1の価値という水準を境にして様相を一変する。
競り値が$1まではいかに利益を大きくするかであったゲームが、$1を越えた途端にいかに損失を小さくするか、というゲームに変わる。
更に恐ろしいことには、この損失を小さくするゲームでは、第2の入札者の手持金がなくなるか、損失を受入れてゲームを放棄するまで終わらないゲームに突入する。
zero-sum game は、ゲームの参加者の利益と損失の合計がゼロになるゲームであった。
ところが$ Auction game は、入札参加者がすべて損失を蒙る悪魔のゲームなのである。
では入札参加者の損失により利益を得るのは誰かを、ゲームの作者は決めていないが、考えられるのはゲームの主催者である。
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.
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