> 極論を述べる
投稿者: hangyosyufu 投稿日時: 2004/10/28 17:16 投稿番号: [156300 / 232612]
檄
文
三島 由紀夫
昭和四十四年十月二十一日
自衛隊を愛するがゆえに昧えるわれわれ楯の会は、自衛隊によって育てられ、いはば自衛隊はわれわれの父でもあり、兄でもある。
その恩義に報いるに、このやうな忘恩的行為に出たのは何故であるか。
かへりみれば、私は四年、学生は三年、隊内で準自衛官としての待遇を受け、一片の打算もない教育を受け、又われわれも心から自衛隊を愛し、もはや隊の柵外の日本にはない「真の日本」をここに夢み、ここでこそ終戦後つひに知らなかった男の涙を知った。
ここで流したわれわれの汗は純一であり、憂国の精神を相共にする同志として、共に富士の原野を馳駆した。
このことには一点の疑ひもない。
われわれにとって自衛隊は故郷であり、生ぬい現代日本で、漂烈の気を呼吸できる唯一の場所であった。
教官、助教譜氏から受けた愛情は測り知れない。
しかもなほ、敢てこの挙に出たのは何故であるか。たとへ強弁と言はれようとも、自衛隊を愛するが故であると私は断言する。
これは メッセージ 156254 (rumsfeld_tach_and_going さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143583/beaec0tbcsaja4nkacdaba4h2ddbja4ka4da4a4a4fa1ya1ya1ya1ya1y_1/156300.html