金正日体制、統制に緩み1
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2004/10/08 21:03 投稿番号: [154137 / 232612]
金正日体制、統制に緩み
情報流出 変化の兆し
夫人の死亡、義弟の更迭、妹の疾病…。
北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議が難航する中、同国内では、最高権力者である金正日総書記の周辺で不透明感を増す出来事が目立っている。権力内部や住民の体制批判も拡大しているとされる。“負の情報”が相次いでいることで「北朝鮮の体制にひびが入った」という指摘も出ている。 (社会部・城内康伸、ソウル・篠ケ瀬祐司)
■夫人死亡?義弟更迭 妹病気…
「金正日総書記に異変が起きたようだ」
九月末、日韓の一部メディアと関係当局に、不穏な情報が飛んだ。
間もなく、デマと判明したが、北朝鮮に詳しい情報筋は今回の流言に関して「最近の金正日ファミリーをめぐる不透明感が背景」とみる。
金総書記の親族のうち、高英姫(コ・ヨンヒ)夫人が死亡したことを日韓の関係当局がほぼ確認している。妹の金敬姫(キム・ギョンヒ)労働党軽工業部長はアルコール依存症と精神障害のためパリで治療を受けていたことも分かった。
また、義弟の張成沢(チャン・ソンテク)労働党組織指導部第一副部長は総書記の指示で職務停止に遭っており、総書記の後継者問題をめぐる権力内部の対立が原因とされる。
「平壌の体制を支える軍の一部やエリートの間に、金正日に関する批判が次第に公然化し、広がりつつある」
米シンクタンク、ハドソン研究所の首席研究員が八月に出したリポートは、このような分析を載せた。
ある当局者は「北朝鮮の幹部たちが内輪の話になると、総書記を蔑称(べっしょう)で呼ぶケースが増えている」と言い、リポートの分析に説得力を与えている。
◆ ◆
住民統制の緩みを示唆するエピソードも表面化している。
北朝鮮の内部事情に詳しい関係筋によれば、平安北道・竜川(リョンチョン)駅で四月に起きた列車爆発事故の復旧現場で、支援物資を横流しする国家安全保衛部員に対し、住民が抗議しているのを、現場入りした非政府組織(NGO)が目撃したという。
国家安全保衛部といえば、反体制活動や思想傾向の監視を行い、北朝鮮住民がおそれる組織の一つ。関係筋は「以前では考えられないことだ」と目を丸くする。
■脱北で対応軟化?
北朝鮮を今春、脱出した住民(脱北者)によると、北朝鮮で「(脱北者に対する)寛大な措置を原則とする」という方針が二月に出たという。
それによると、初めての脱北に失敗した住民には、訓戒だけで放免される「訓放措置」、「再犯者」も特殊な場合を除いて寛大な措置で、三度目以上になれば「労働鍛錬隊」と呼ぶ収容組織で強制労働に従事させられることになる。
脱北の抑止に向けて北朝鮮は昨年一月にはいったん、取り締まりと処罰を強化するために国境警備隊を人民武力部から国家安全保衛部の所属に移管した、といわれる。
朝鮮半島関係筋は処罰緩和について「脱北者に対する度を越した厳しい対応はまかり間違えば、国内に抵抗勢力を量産することにつながる、という判断が北朝鮮当局に働いたのだろう」と推測する。
(next→)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kakushin/20041007/mng_____kakushin000.shtml
情報流出 変化の兆し
夫人の死亡、義弟の更迭、妹の疾病…。
北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議が難航する中、同国内では、最高権力者である金正日総書記の周辺で不透明感を増す出来事が目立っている。権力内部や住民の体制批判も拡大しているとされる。“負の情報”が相次いでいることで「北朝鮮の体制にひびが入った」という指摘も出ている。 (社会部・城内康伸、ソウル・篠ケ瀬祐司)
■夫人死亡?義弟更迭 妹病気…
「金正日総書記に異変が起きたようだ」
九月末、日韓の一部メディアと関係当局に、不穏な情報が飛んだ。
間もなく、デマと判明したが、北朝鮮に詳しい情報筋は今回の流言に関して「最近の金正日ファミリーをめぐる不透明感が背景」とみる。
金総書記の親族のうち、高英姫(コ・ヨンヒ)夫人が死亡したことを日韓の関係当局がほぼ確認している。妹の金敬姫(キム・ギョンヒ)労働党軽工業部長はアルコール依存症と精神障害のためパリで治療を受けていたことも分かった。
また、義弟の張成沢(チャン・ソンテク)労働党組織指導部第一副部長は総書記の指示で職務停止に遭っており、総書記の後継者問題をめぐる権力内部の対立が原因とされる。
「平壌の体制を支える軍の一部やエリートの間に、金正日に関する批判が次第に公然化し、広がりつつある」
米シンクタンク、ハドソン研究所の首席研究員が八月に出したリポートは、このような分析を載せた。
ある当局者は「北朝鮮の幹部たちが内輪の話になると、総書記を蔑称(べっしょう)で呼ぶケースが増えている」と言い、リポートの分析に説得力を与えている。
◆ ◆
住民統制の緩みを示唆するエピソードも表面化している。
北朝鮮の内部事情に詳しい関係筋によれば、平安北道・竜川(リョンチョン)駅で四月に起きた列車爆発事故の復旧現場で、支援物資を横流しする国家安全保衛部員に対し、住民が抗議しているのを、現場入りした非政府組織(NGO)が目撃したという。
国家安全保衛部といえば、反体制活動や思想傾向の監視を行い、北朝鮮住民がおそれる組織の一つ。関係筋は「以前では考えられないことだ」と目を丸くする。
■脱北で対応軟化?
北朝鮮を今春、脱出した住民(脱北者)によると、北朝鮮で「(脱北者に対する)寛大な措置を原則とする」という方針が二月に出たという。
それによると、初めての脱北に失敗した住民には、訓戒だけで放免される「訓放措置」、「再犯者」も特殊な場合を除いて寛大な措置で、三度目以上になれば「労働鍛錬隊」と呼ぶ収容組織で強制労働に従事させられることになる。
脱北の抑止に向けて北朝鮮は昨年一月にはいったん、取り締まりと処罰を強化するために国境警備隊を人民武力部から国家安全保衛部の所属に移管した、といわれる。
朝鮮半島関係筋は処罰緩和について「脱北者に対する度を越した厳しい対応はまかり間違えば、国内に抵抗勢力を量産することにつながる、という判断が北朝鮮当局に働いたのだろう」と推測する。
(next→)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kakushin/20041007/mng_____kakushin000.shtml
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.