小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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木村幹のこと

投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2004/09/20 05:53 投稿番号: [151756 / 232612]
>(Msg.135603)1つは、金正日の懸念は「体制保証」のみと言うことである。金正日は、国民が飢えようがどうしようが、痛くも痒くもない。

>(木村幹)北朝鮮が目指しているのは体制の保証を得ることであり、経済援助は二の次だ。つまりそれは、この問題について日本が果しうる役割がそれほど大きくないことを示している。

期せずして同じ意味のことを言っていますね。
木村幹の言っていることは、確かに鋭いというかこれまでの諸々の専門家と違った視点で見ていると思います。

「北朝鮮が「わからない」国なのは、彼らの体制が異質で、非合理であるからではない。北朝鮮に関する情報が少なく、信頼するに足る結論を引き出すしかできないからだ。北朝鮮の異質さを笑ったり、気味悪がったりせずに「わからない」という事実と正面から向き合い、それを前提にして私たち自身の北朝鮮への対処法を考えることが重要なのだ。
「わからない」という結論は退屈だし、私たちを満足させるものではない。しかし、間違っているかもしれない主張を信じてやみくもに行動するよりは、この結論は、はるかにましではないか。」
   ↑
こう結論的にいうのはある意味で易しいのですが、かといって現に存在しており、嫌でも日本人を拉致した交渉相手なわけですから、何らかの尺度は持たなければならないと思います。
彼はステレオタイプに陥るなと言ってますが、一方でさらりと以下のとおり述べている。

「私たちが今日、北朝鮮の体制から感じる異質性、そのかなりの部分は、実は北朝鮮自ら作り出したというよりは、スターリン時代のソ連や文化大革命期の中国から受け継いだものだ。それがことさら奇妙に見える原因の一つは、社会主義圏が崩壊してずいぶんたった現段階においても、北朝鮮が社会主義、しかもスターリン時代の極めて古い形式を維持しているかわにほかならない。」

屁理屈かもしれませんが、もし北朝鮮が彼のいうこのような国だったら、現西側の国はもっと対応が簡単だったと思う。それは89年までに散々西側が付合ってきた手法があるからです。
実は北朝鮮とはそういう国からさらに変質して、儒教思想の土壌を利用して<金氏王朝>体制になってしまっていることを(認識しているのに)述べていない。スターリン・毛沢東の神格化・個人崇拝はあったかもしれないが、この両国でその息子とか一族のことは、崇拝の対象にはならない。

ところが、北朝鮮ではそうではなく、<偉大な革命の血を継ぐ者>とかで、金日成の息子金正日が後継となり、さらに3代目が取沙汰されている。
現北朝鮮が古いスターリン主義の範ちゅうからはみだしていると思います。
その意味で、彼の<体制の保証>というのは結果として当たっていますが、北朝鮮の“深刻性”という点では、認識が甘いというか、あの本では言及していない点が残念です。
それは彼の嫌う(そうらしい)“朝鮮半島の特異性“ということかも知れませんが。

以上、彼に対する屁理屈です。
でもまあ彼の視点も随分変っていて、参考になる本だと思います。

>・なぜ制裁しないのか⇒小泉首相だから、というのが私の見解。
>・制裁に効果があるのか⇒木村幹氏は、ない、という。

この答えは難しいです。
北朝鮮の崩壊にもならないし、致命的なダメージも与えられないでしょう。
それに米大統領選とか6カ国協議の空白とかタイミングがあまりようくないような。
ただ、北朝鮮も、国交正常化→経済協力   というステップは踏まなければならないので、問題の先送りはできないと思います。
しかしながら日本の世論が拉致問題に冷めてきたときに、正常化交渉の中で話し合うとか、今後の調査に待つとかで、拉致問題の実質的な棚上げというか、政府はいつでも国交正常化に歯車を回す用意があると思います。
(国交正常化の前提として、一方で核・ミサイルの問題がありますが)。
これだけは阻止しなければならい。
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