きょうの産経抄
投稿者: perusonanongrata 投稿日時: 2004/07/02 21:04 投稿番号: [141058 / 232612]
世界の国々はどこも「軍隊は国民の財産だ」と考えている。だから人びとはみな軍隊という戦闘集団を大事にし、その功績には最大限の名誉で報いている。それが世界の常識だが、にもかかわらずこの国では…。
▼ともあれ日本の自衛隊が発足五十周年を迎えた。自衛隊をとりまく環境は大きく変わったとはいえ、いまなおわけのわからぬことをいう政党もある。社民党の福島党首は六月三十日の記者会見で、旧社会党時代の「自衛隊合憲」見解は変更する必要がある、と。やはり「自衛隊は違憲」へ党大会で改めるそうだ。
▼思えば自衛隊員とその家族にとって、この五十年は“風雪と苦難”の半世紀だったろう。学校で「自衛隊は税金泥棒」と教える教師がいたという。隊員の子らにはどんな耐えがたいトラウマ(精神的外傷)が残ったことか。
▼「ぼくは、防衛大学生をぼくらの世代の、若い日本人の一つの恥辱だと思っている」。昭和三十三年の夏、新聞の寄稿でそう書いた芥川賞受賞の学生作家がいた。さすがに大きな波紋を呼んだが、のちにこの作家にはノーベル文学賞が授けられた。
▼国を守るための激しい日夜の訓練では千七百四十七人が殉職していた。平成十一年秋、埼玉県入間川上空でジェット練習機が墜落。二人のパイロットは住宅地を避けるため必死で河川敷まで操縦したが、時すでに遅く脱出不能で死んだ。忘れられないその二人もこの数字に入っている。
▼いま国民の信頼は、災害出動からカンボジアや東ティモールの国際貢献まで。来日したイラクの宗教者は「自衛隊の撤退じゃなく、増派を頼む」と要請して帰国した。ここに至るまでの隊員の歯を食いしばった奮闘と、それを支えた家族の苦労を心の底からねぎらいたい。
http://www.sankei.co.jp/news/column.htm
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.
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