自信深める北、「6カ国」に影
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2004/06/19 06:23 投稿番号: [139088 / 232612]
最後の数行が結論
自信深める北、「6カ国」に影 対中修復…強気に拍車/核凍結宣伝すでに対価
【北京=伊藤正】北京で二十三日から開く北朝鮮核問題の第三回六カ国協議では、二月の前回協議以後の中朝、日朝首脳会談など対北朝鮮関係の新展開が、協議にどう影響するかが注目される。カギとなるのは、三年三カ月ぶりの金正日総書記の訪中で対中関係を修復した北朝鮮の出方であり、それによっては協議の存続が問われかねないと関係筋は指摘している。
中国の専門家は、北朝鮮が一連の動きを「金正日将軍の外交勝利」と内部に通達し、情勢は有利と判断していることを指摘、より強気の姿勢に出て、協議の前進は期待できないと述べた。中国外務省スポークスマンも核問題の解決には長期の交渉が必要とし、協議への期待を戒めている。
中国は第二回協議の後、日米韓三国および北朝鮮と接触を重ね、作業部会と、次回協議の日程調整に努めたが、作業部会は五月中旬に初会合、第三回協議の日程も「六月末までに」の前回協議の合意を何とか実行することで面目を保った。
関係筋によると、四月中旬、米当局者がパキスタンから得た情報として、北朝鮮が三個の核装置を保有と暴露し、完全な検証可能で逆戻りできない核放棄が米国の不変の要求と米紙ニューヨーク・タイムズが報道したことに北朝鮮が反発。四月中に予定していた作業部会を拒否したという。
四月下旬には米紙ワシントン・ポストが「少なくとも八個、濃縮ウラン生産開始後には年六個の核生産も可能」と報道。これに関し中国の周文重外務次官は今月初旬、ニューヨーク・タイムズに「米当局の主張には根拠がない」と述べた。
これは四月の胡錦濤国家主席と金正日総書記による中朝首脳会談で、中国側が「核兵器は将来も持たない」との北側の説明を受け入れると同時に、安全の保証と援助を条件にした「核計画の凍結」という第二回協議での北側の主張を支持した結果だったという。
中国は北朝鮮の核開発反対の立場では日米韓に軸足を置きつつ、北への影響力を保持する戦略から、経済支援供与に加え、核の平和利用には理解を示した。北側からすれば、六カ国協議の継続に威信をかける中国の思惑を利用するのに成功したといえる。
五月の小泉純一郎首相訪朝は、北朝鮮に「情勢は有利」とさらに確信させたと中国の専門家筋はみている。核問題に関して金総書記は「核の凍結は非核化への一歩」との宣伝文句だけで、多くの代償を手にし、対日関係正常化への道筋も見えてきた。
金大中前大統領の歴史的訪朝から四年、対北朝鮮融和を掲げる「太陽政策」を継承した盧武鉉大統領の下で、韓国内の「民族相互扶助」の声は、四月中旬の国会議員選挙で与党・開かれたウリ党が過半数を制した勢いに乗る。昨年来の反米世論はさらに高まり、在韓米軍削減後の安全保障を中国との連携に求めるべきだとの世論も強まっている。
日韓とも北朝鮮が核さえ放棄すれば、全面的な支援を公約している。その点では中国も近い。しかし中国の専門家筋によると、北朝鮮の要求は、援助よりも体制の護持であり、米国と取引し保証を得るとの立場で一貫しているという。
同筋は「北朝鮮が核計画の放棄を拒否するのは確実だ。それは対米交渉カードを失い、安全を危うくするためだ」と述べ、米国が北との直接交渉拒否の立場を変えない限り、六カ国協議は行き詰まるとの見方を示した。(06/18)
http://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/nkorea_1_1.htm
自信深める北、「6カ国」に影 対中修復…強気に拍車/核凍結宣伝すでに対価
【北京=伊藤正】北京で二十三日から開く北朝鮮核問題の第三回六カ国協議では、二月の前回協議以後の中朝、日朝首脳会談など対北朝鮮関係の新展開が、協議にどう影響するかが注目される。カギとなるのは、三年三カ月ぶりの金正日総書記の訪中で対中関係を修復した北朝鮮の出方であり、それによっては協議の存続が問われかねないと関係筋は指摘している。
中国の専門家は、北朝鮮が一連の動きを「金正日将軍の外交勝利」と内部に通達し、情勢は有利と判断していることを指摘、より強気の姿勢に出て、協議の前進は期待できないと述べた。中国外務省スポークスマンも核問題の解決には長期の交渉が必要とし、協議への期待を戒めている。
中国は第二回協議の後、日米韓三国および北朝鮮と接触を重ね、作業部会と、次回協議の日程調整に努めたが、作業部会は五月中旬に初会合、第三回協議の日程も「六月末までに」の前回協議の合意を何とか実行することで面目を保った。
関係筋によると、四月中旬、米当局者がパキスタンから得た情報として、北朝鮮が三個の核装置を保有と暴露し、完全な検証可能で逆戻りできない核放棄が米国の不変の要求と米紙ニューヨーク・タイムズが報道したことに北朝鮮が反発。四月中に予定していた作業部会を拒否したという。
四月下旬には米紙ワシントン・ポストが「少なくとも八個、濃縮ウラン生産開始後には年六個の核生産も可能」と報道。これに関し中国の周文重外務次官は今月初旬、ニューヨーク・タイムズに「米当局の主張には根拠がない」と述べた。
これは四月の胡錦濤国家主席と金正日総書記による中朝首脳会談で、中国側が「核兵器は将来も持たない」との北側の説明を受け入れると同時に、安全の保証と援助を条件にした「核計画の凍結」という第二回協議での北側の主張を支持した結果だったという。
中国は北朝鮮の核開発反対の立場では日米韓に軸足を置きつつ、北への影響力を保持する戦略から、経済支援供与に加え、核の平和利用には理解を示した。北側からすれば、六カ国協議の継続に威信をかける中国の思惑を利用するのに成功したといえる。
五月の小泉純一郎首相訪朝は、北朝鮮に「情勢は有利」とさらに確信させたと中国の専門家筋はみている。核問題に関して金総書記は「核の凍結は非核化への一歩」との宣伝文句だけで、多くの代償を手にし、対日関係正常化への道筋も見えてきた。
金大中前大統領の歴史的訪朝から四年、対北朝鮮融和を掲げる「太陽政策」を継承した盧武鉉大統領の下で、韓国内の「民族相互扶助」の声は、四月中旬の国会議員選挙で与党・開かれたウリ党が過半数を制した勢いに乗る。昨年来の反米世論はさらに高まり、在韓米軍削減後の安全保障を中国との連携に求めるべきだとの世論も強まっている。
日韓とも北朝鮮が核さえ放棄すれば、全面的な支援を公約している。その点では中国も近い。しかし中国の専門家筋によると、北朝鮮の要求は、援助よりも体制の護持であり、米国と取引し保証を得るとの立場で一貫しているという。
同筋は「北朝鮮が核計画の放棄を拒否するのは確実だ。それは対米交渉カードを失い、安全を危うくするためだ」と述べ、米国が北との直接交渉拒否の立場を変えない限り、六カ国協議は行き詰まるとの見方を示した。(06/18)
http://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/nkorea_1_1.htm
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.