初日は深夜まで、異例の長時間交渉
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2004/05/05 05:22 投稿番号: [122782 / 232612]
日本人拉致問題をめぐって約3カ月ぶりに再開された日朝政府間協議は4日、深夜まで続く異例の長時間交渉で初日を終えた。詳細なやり取りは公表されていないが、日朝双方が激しく自らの主張をぶつけ合う展開になったとみられる。拉致被害者家族8人の帰国を求める日本側は交渉相手として金正日(キムジョンイル)総書記の側近と言われる姜錫柱(カンソクチュ)第1外務次官を期待していたが、派遣されたのは鄭泰和(チョンテファ)日朝国交正常化担当大使。日本側としては北朝鮮指導部が鄭氏にどこまで交渉権限を与えているか見極める必要があり、5日も探り合いが続きそうだ。
協議は4日午後3時(日本時間同4時)過ぎに北京市内のホテル「北京皇家大飯店」で始まり、食事をはさみながら、同11時過ぎまで約8時間に及んだ。会談後、外務省の薮中三十二アジア大洋州局長は記者団に「きょうは断続的に長い間やった」と答えるだけで、内容の説明を避けた。
今回の協議は、12日から6カ国協議の作業部会が始まるのを前に、拉致問題に関する北朝鮮の本音を探りたい日本と、核問題と拉致問題の切り離しを狙う北朝鮮という構図で実現した。日本側代表は薮中局長だが、協議を設定したのは田中均外務審議官であり、田中氏が小泉純一郎首相の了解を得て、対処方針を決めたとみられる。
一方、北朝鮮側は鄭大使と宋日昊(ソン(イルホ))外務省副局長を派遣してきた。鄭、宋両氏は4月1、2日に中国・大連で行われた山崎拓前自民党副総裁との会談でも登場しており、北朝鮮がこの2人を対日交渉責任者にしている可能性がある。
田中、薮中両氏が訪朝して2月11〜13日に行われた日朝協議では、姜次官が登場したため、交渉が前進するとの期待もあったが、原則論の応酬で終わった。一方、昨年12月に自民党の平沢勝栄衆院議員らと会談した宋副局長は「被害者5人が平壌に迎えに来れば、家族を帰国させる」と提案したとされる。また鄭氏も家族の無条件帰国に応じる考えを山崎氏に伝えたとされ、「鄭・宋コンビ」が日本にくせ玉を投げる場面が目立っている。
小泉純一郎首相の盟友である山崎氏に対し、鄭氏は「家族を無条件で帰国させてもいい」と明言したとされるが、鄭氏はその後の毎日新聞などとの会見で「そんな事実はない。政府間で話し合うことだ」と打ち消しをはかり、従来の原則論を繰り返した。
今回の協議で、外務省は「なぜ、鄭大使が山崎氏とマスコミに違った回答をそれぞれ示したのか、その意図を見極めたい」(幹部)と語っており、北朝鮮側の反応を慎重に探る考えだ。
政府・与党内には今回の協議で「前回(2月)のような原則論だけの応酬にはならないだろう」(自民党議員)との期待感もある。北朝鮮としても、日本から経済協力を得るために拉致問題を軟着陸させたがっていると思われるためだ。
山崎氏は鄭氏に「政府高官が出迎えに行くという考え方もある」との私案を伝えている。自民党内には「こう着状態にある日朝関係を早期に打開するのは、最高指導者である首相の再訪朝しかない」との声もあるが、外務省では「核問題の解決が図られない段階での首相の再訪朝は困難だ」と否定的な見方が多い。
毎日新聞 2004年5月5日 1時52分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20040505k0000m010133000c.html
協議は4日午後3時(日本時間同4時)過ぎに北京市内のホテル「北京皇家大飯店」で始まり、食事をはさみながら、同11時過ぎまで約8時間に及んだ。会談後、外務省の薮中三十二アジア大洋州局長は記者団に「きょうは断続的に長い間やった」と答えるだけで、内容の説明を避けた。
今回の協議は、12日から6カ国協議の作業部会が始まるのを前に、拉致問題に関する北朝鮮の本音を探りたい日本と、核問題と拉致問題の切り離しを狙う北朝鮮という構図で実現した。日本側代表は薮中局長だが、協議を設定したのは田中均外務審議官であり、田中氏が小泉純一郎首相の了解を得て、対処方針を決めたとみられる。
一方、北朝鮮側は鄭大使と宋日昊(ソン(イルホ))外務省副局長を派遣してきた。鄭、宋両氏は4月1、2日に中国・大連で行われた山崎拓前自民党副総裁との会談でも登場しており、北朝鮮がこの2人を対日交渉責任者にしている可能性がある。
田中、薮中両氏が訪朝して2月11〜13日に行われた日朝協議では、姜次官が登場したため、交渉が前進するとの期待もあったが、原則論の応酬で終わった。一方、昨年12月に自民党の平沢勝栄衆院議員らと会談した宋副局長は「被害者5人が平壌に迎えに来れば、家族を帰国させる」と提案したとされる。また鄭氏も家族の無条件帰国に応じる考えを山崎氏に伝えたとされ、「鄭・宋コンビ」が日本にくせ玉を投げる場面が目立っている。
小泉純一郎首相の盟友である山崎氏に対し、鄭氏は「家族を無条件で帰国させてもいい」と明言したとされるが、鄭氏はその後の毎日新聞などとの会見で「そんな事実はない。政府間で話し合うことだ」と打ち消しをはかり、従来の原則論を繰り返した。
今回の協議で、外務省は「なぜ、鄭大使が山崎氏とマスコミに違った回答をそれぞれ示したのか、その意図を見極めたい」(幹部)と語っており、北朝鮮側の反応を慎重に探る考えだ。
政府・与党内には今回の協議で「前回(2月)のような原則論だけの応酬にはならないだろう」(自民党議員)との期待感もある。北朝鮮としても、日本から経済協力を得るために拉致問題を軟着陸させたがっていると思われるためだ。
山崎氏は鄭氏に「政府高官が出迎えに行くという考え方もある」との私案を伝えている。自民党内には「こう着状態にある日朝関係を早期に打開するのは、最高指導者である首相の再訪朝しかない」との声もあるが、外務省では「核問題の解決が図られない段階での首相の再訪朝は困難だ」と否定的な見方が多い。
毎日新聞 2004年5月5日 1時52分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20040505k0000m010133000c.html
これは メッセージ 122781 (sofiansky2003 さん)への返信です.