社会党綱領!左翼政権!
投稿者: fabyondaronan 投稿日時: 2004/04/29 21:53 投稿番号: [121032 / 232612]
二
日本資本主義の現状
一八六八年、明治維新によって日本が資本主義への道を開いたときは、ヨーロッパでは古典的資本主義時代の終わりにちかくすでに独占資本主義の段階にすすもうとしていた。日本資本主義は、強力な軍備をもって先進諸国との市場、資源、植民地の争奪戦に参加し、なかば封建的な藩閥官僚政府による国家資本を媒介として、財閥を中心にそれ自身の成長をはかつた。明治の末年をもって日本資本主義はほぼ確立された。
一九一四年に始まる世界大戦は、日本における資本主義を急速に発展させ、独占資本の制覇を完成した。このように日本資本主義が高度化したことは、同時に、資本家階級にたいする最大の対立物である労働者階級を増加させただけでなく、その階級意識をもたかめた。
このような資本主義の発展は、農村では直接にまたは地主制を通じて零細農家経営の搾取をつよめ、都市では中小の独立企業を圧迫し、それらの窮乏をうながした。こうして、明治以来残存した古い諸階層と、資本主義自身のなかでつくりだされた各種の中間階級を犠牲にして、そのなかからあらゆる種類の産業予備軍をつくりだした。これに立脚して資本家階級は、つねに低賃金政策を労働者階級におしつけることができた。同時に日本の社会の底部に犯罪と人身売買と浮浪の泥沼をつくりあげ、支配階級のなかにおおうことのできない退廃と堕落を生んだ。
これは メッセージ 121030 (dani_onihei さん)への返信です.
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