■宴会芸のナゾ 【2003年11月16日】
投稿者: cfx789 投稿日時: 2004/04/28 00:52 投稿番号: [120333 / 232612]
■宴会芸のナゾ
【2003年11月16日】
中国報道のうら / きっかけ / 中華の常套手段
■中国報道のうら
先ごろ、日本人留学生が、中国人を貶める宴会芸をやったとのことで彼らの怒りを買い、反日デモにまで発展するという事態になりました。
国内報道をみるかぎり、たいていの日本人は、お酒の席とはいえその国への配慮が足りなかったようだと見て静観しているのではないでしょうか。
該当の学生は退学処分になり、日本へすでに帰国していて、キツイ社会勉強をしたというわけです。
反日デモも、中国政府の意向で沈静化の方向には向かっているようですから、これ以上何も起こらなければ、1件落着というところです。
で、これは一体なんなのか、という疑問が残ります。
中国の人々にいわゆる洒落や諧謔が通じにくいのは今に始まったことではないようです。
確かアメリカかどこかで、中国を揶揄したフレーズをプリントしたTシャツを着て歩いていた人物が、中国を中傷したとして激しく非難され、訴訟沙汰になったことがあったと思います。(詳細は忘れました)
そのときは、ちょっと神経質になり過ぎだとして、いちいち真に受けてないで、もっと大らかな気持ちを持とう、自分たちは狭量すぎる、といった掲示板への書き込みが出ていたという報道がありました。
こうしてみると、中国人のこの反応は、何も日本人に対してだけではないようです。
それはあるにしても、
今回のこの事件に対する受け取り方は、日本と中国ではだいぶ違っているのではないかと思われます。
まず、元々、中国には報道の自由がありませんから、中国の報道はすべて官報=政府の検閲などをうけてOKが出た記事・報道しか出てこないということです。自由なマスコミはありません。
そしてまた、中国は物事を非常に戦略的にとらえる人々です。
以前、当方のホームページで
東京外国語大学名誉教授/岡田英弘氏の言をご紹介したことがありますが、
→ ひとくち漢文「指桑罵槐(しそうばかい)」
中国人は当事者を直接批判することはほとんどなく、「桑を指さして槐を罵る=指桑罵槐/シソーバカイ」というやり方をするといいます。
ある相手を攻撃しているように見せているけれど、実は別のところにいる人を批判している、というやり方をするのが多いのだそうです。
中国が激しく批判などしてくる問題があったなら、マに受けて腹を立てるのではなく、彼らが真に攻撃したいのはどこなのか、誰なのかという視点で考えてみるのがよいらしいですから。
この点から憶測してみるしか、真相にせまることは難しいように思われます。
■きっかけ
この宴会芸をやった日本人学生は、単なるきっかけに過ぎず、1つのコマとして使われてしまったように思われます。
というのも、この宴会芸をする前にリハーサルをしていたのだそうで、その段階でその芸を中国の大学側も中国の学生側も中止させなかったわけです。当の日本人学生も、宴会がスムーズに始まって、なぜいきなり彼らが怒り出したのか分からなかった、と言っているようですね。
「ある相手を攻撃しているように見せながら、実は別のところにいる人を批判する」手法を使っているとするなら、
この日本人学生をスケープゴートに使った誰かがいて、おそらく中国政府全体か、または特定の人物か、または特定の政策などどを批判しているとみるのが無難なところでしょうか。
その裏には、急激な社会の発展に取り残された地方都市や人々の不満がくすぶり、そのはけ口を探していることも事実だと思われます。
繁栄する日本との合弁企業があり、多くの日本製品が生産されています。そういった企業に就職できた人々と、中国の国営企業からリストラされて収入のない大量の人々の生活格差は、とても大きいといいます。
ですから、日本人や日本企業、日本人留学生などをみる目は、そういった人々からみれば複雑なんだろうと思います。
ただ、人々がそうした不満をかかえていたとしても、誰かが火をつけて煽らない限り、自然発生的に中国の人々を動員する反日デモや、日本商店の打ちこわし、日本人女子留学生への投石までの行動には進まないような気もします。
中国報道のうら / きっかけ / 中華の常套手段
■中国報道のうら
先ごろ、日本人留学生が、中国人を貶める宴会芸をやったとのことで彼らの怒りを買い、反日デモにまで発展するという事態になりました。
国内報道をみるかぎり、たいていの日本人は、お酒の席とはいえその国への配慮が足りなかったようだと見て静観しているのではないでしょうか。
該当の学生は退学処分になり、日本へすでに帰国していて、キツイ社会勉強をしたというわけです。
反日デモも、中国政府の意向で沈静化の方向には向かっているようですから、これ以上何も起こらなければ、1件落着というところです。
で、これは一体なんなのか、という疑問が残ります。
中国の人々にいわゆる洒落や諧謔が通じにくいのは今に始まったことではないようです。
確かアメリカかどこかで、中国を揶揄したフレーズをプリントしたTシャツを着て歩いていた人物が、中国を中傷したとして激しく非難され、訴訟沙汰になったことがあったと思います。(詳細は忘れました)
そのときは、ちょっと神経質になり過ぎだとして、いちいち真に受けてないで、もっと大らかな気持ちを持とう、自分たちは狭量すぎる、といった掲示板への書き込みが出ていたという報道がありました。
こうしてみると、中国人のこの反応は、何も日本人に対してだけではないようです。
それはあるにしても、
今回のこの事件に対する受け取り方は、日本と中国ではだいぶ違っているのではないかと思われます。
まず、元々、中国には報道の自由がありませんから、中国の報道はすべて官報=政府の検閲などをうけてOKが出た記事・報道しか出てこないということです。自由なマスコミはありません。
そしてまた、中国は物事を非常に戦略的にとらえる人々です。
以前、当方のホームページで
東京外国語大学名誉教授/岡田英弘氏の言をご紹介したことがありますが、
→ ひとくち漢文「指桑罵槐(しそうばかい)」
中国人は当事者を直接批判することはほとんどなく、「桑を指さして槐を罵る=指桑罵槐/シソーバカイ」というやり方をするといいます。
ある相手を攻撃しているように見せているけれど、実は別のところにいる人を批判している、というやり方をするのが多いのだそうです。
中国が激しく批判などしてくる問題があったなら、マに受けて腹を立てるのではなく、彼らが真に攻撃したいのはどこなのか、誰なのかという視点で考えてみるのがよいらしいですから。
この点から憶測してみるしか、真相にせまることは難しいように思われます。
■きっかけ
この宴会芸をやった日本人学生は、単なるきっかけに過ぎず、1つのコマとして使われてしまったように思われます。
というのも、この宴会芸をする前にリハーサルをしていたのだそうで、その段階でその芸を中国の大学側も中国の学生側も中止させなかったわけです。当の日本人学生も、宴会がスムーズに始まって、なぜいきなり彼らが怒り出したのか分からなかった、と言っているようですね。
「ある相手を攻撃しているように見せながら、実は別のところにいる人を批判する」手法を使っているとするなら、
この日本人学生をスケープゴートに使った誰かがいて、おそらく中国政府全体か、または特定の人物か、または特定の政策などどを批判しているとみるのが無難なところでしょうか。
その裏には、急激な社会の発展に取り残された地方都市や人々の不満がくすぶり、そのはけ口を探していることも事実だと思われます。
繁栄する日本との合弁企業があり、多くの日本製品が生産されています。そういった企業に就職できた人々と、中国の国営企業からリストラされて収入のない大量の人々の生活格差は、とても大きいといいます。
ですから、日本人や日本企業、日本人留学生などをみる目は、そういった人々からみれば複雑なんだろうと思います。
ただ、人々がそうした不満をかかえていたとしても、誰かが火をつけて煽らない限り、自然発生的に中国の人々を動員する反日デモや、日本商店の打ちこわし、日本人女子留学生への投石までの行動には進まないような気もします。
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.