「解放」声明後、交渉難航
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2004/04/12 07:00 投稿番号: [116354 / 232612]
「解放」声明後、交渉難航
【バグダッド小倉孝保】ヨルダンからイラクに向かっていた日本人男女3人が武装集団に拘束され人質となった事件で、カタールの衛星テレビ「アルジャジーラ」は日本時間11日午前3時過ぎ、「犯人グループが3人を24時間以内に解放するとの声明を出した」と報じた。さらに、アルジャジーラは同日、犯人側と接点があるとする地元イスラム教スンニ派有力者のインタビューを放映。その中で、同氏は犯人側が交渉期限の延長を通告、再び自衛隊撤退などを要求していると語った。日本政府はイラク国内の部族関係者との接触などを通じ人質の安否の確認を急ぐ一方、声明や有力者の発言の信ぴょう性を慎重に検討する方針だが、人質解放をめぐる交渉は長期化の様相を見せ始めている。
人質は▽ジャーナリスト、郡山総一郎さん(32)=東京都杉並区▽NGO代表、今井紀明さん(18)=札幌市西区▽ボランティア活動家、高遠菜穂子さん(34)=北海道千歳市。
アルジャジーラの報道によると、「サラヤ・アルムジャヒディン(イスラム戦士軍団)」と名乗る犯人グループが、ファクスで送り付けた声明で「イラクのイスラム聖職者協会の要求に従い、3人を解放する。日本国民に頼みがある。日本政府に日本軍(自衛隊)が撤退するよう圧力をかけてほしい」と訴えたという。
アルジャジーラのインタビューに答えたのは地元ドレイミ族の政治活動家で反統治評議会、反米の立場をとっているマザハル・ドレイミ氏。イラク人権保護協会代表の肩書きを持ちシリアのアサド大統領と会談するなど、スンニ派社会に一定の影響力を持っている。
同氏は11日、インタビューの中で、ファルージャの反米闘争指導部から渡されたとする声明文を示した。その声明を説明する形で、指導部が3人の身柄を拘束し解放を拒否していることを明らかにした。解放条件として(1)逢沢一郎副外相(アンマンの現地緊急対策本部長)が米軍の掃討作戦が続くファルージャを訪問する(2)自衛隊がイラクから撤退し、日本政府がイラク国民に謝罪する−を条件として挙げた。
その上で、同氏は「24時間以内に条件が満たされない場合、最初の人質を殺害し、その12時間後にさらに2人を殺害すると指導部が通告している」と説明した。
マザハル氏が接触しているとする指導部はファルージャ住民のために戦っているグループとされる。人質事件の犯人グループ「サラヤ・アル・ムジャヒディン」はこの反米闘争の一角を占めとみられ、人質解放条件などをめぐり組織内で深刻な意見対立が起きている可能性もある。
関係者によると、マザハル氏と犯人側に解放を呼び掛けたイラク・イスラム聖職者協会、反米闘争指導部が人質の解放条件をめぐって話し合いを続けているという。
3人はイラクで取材やボランティア活動をするため、アンマンのホテルから現地時間の6日夜、タクシーに乗り出発。国境を越えた後、イラク中部ファルージャ近郊で拘束されたとみられる。
犯人グループはアルジャジーラなどに8日、人質の映像を収めたCD類を届けた。さらに声明で日本政府に対し「軍隊(自衛隊)を撤退させなければ、彼ら(人質)を焼き殺す。期限はテープの放送から3日間だ」と脅迫、日本時間11日午後9時がその期限とみられていた。
小泉首相は9日、「テロリストの卑劣な脅しに乗ってはいけない」と述べ、自衛隊撤退を拒否。政府は事件解決へ向け、米国やイラクの米英占領当局(CPA)に全面協力を要請し、家族は無事救出を訴えていた。
毎日新聞 2004年4月12日 0時41分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/hitojichi/news/20040412k0000m030082000c.html
【バグダッド小倉孝保】ヨルダンからイラクに向かっていた日本人男女3人が武装集団に拘束され人質となった事件で、カタールの衛星テレビ「アルジャジーラ」は日本時間11日午前3時過ぎ、「犯人グループが3人を24時間以内に解放するとの声明を出した」と報じた。さらに、アルジャジーラは同日、犯人側と接点があるとする地元イスラム教スンニ派有力者のインタビューを放映。その中で、同氏は犯人側が交渉期限の延長を通告、再び自衛隊撤退などを要求していると語った。日本政府はイラク国内の部族関係者との接触などを通じ人質の安否の確認を急ぐ一方、声明や有力者の発言の信ぴょう性を慎重に検討する方針だが、人質解放をめぐる交渉は長期化の様相を見せ始めている。
人質は▽ジャーナリスト、郡山総一郎さん(32)=東京都杉並区▽NGO代表、今井紀明さん(18)=札幌市西区▽ボランティア活動家、高遠菜穂子さん(34)=北海道千歳市。
アルジャジーラの報道によると、「サラヤ・アルムジャヒディン(イスラム戦士軍団)」と名乗る犯人グループが、ファクスで送り付けた声明で「イラクのイスラム聖職者協会の要求に従い、3人を解放する。日本国民に頼みがある。日本政府に日本軍(自衛隊)が撤退するよう圧力をかけてほしい」と訴えたという。
アルジャジーラのインタビューに答えたのは地元ドレイミ族の政治活動家で反統治評議会、反米の立場をとっているマザハル・ドレイミ氏。イラク人権保護協会代表の肩書きを持ちシリアのアサド大統領と会談するなど、スンニ派社会に一定の影響力を持っている。
同氏は11日、インタビューの中で、ファルージャの反米闘争指導部から渡されたとする声明文を示した。その声明を説明する形で、指導部が3人の身柄を拘束し解放を拒否していることを明らかにした。解放条件として(1)逢沢一郎副外相(アンマンの現地緊急対策本部長)が米軍の掃討作戦が続くファルージャを訪問する(2)自衛隊がイラクから撤退し、日本政府がイラク国民に謝罪する−を条件として挙げた。
その上で、同氏は「24時間以内に条件が満たされない場合、最初の人質を殺害し、その12時間後にさらに2人を殺害すると指導部が通告している」と説明した。
マザハル氏が接触しているとする指導部はファルージャ住民のために戦っているグループとされる。人質事件の犯人グループ「サラヤ・アル・ムジャヒディン」はこの反米闘争の一角を占めとみられ、人質解放条件などをめぐり組織内で深刻な意見対立が起きている可能性もある。
関係者によると、マザハル氏と犯人側に解放を呼び掛けたイラク・イスラム聖職者協会、反米闘争指導部が人質の解放条件をめぐって話し合いを続けているという。
3人はイラクで取材やボランティア活動をするため、アンマンのホテルから現地時間の6日夜、タクシーに乗り出発。国境を越えた後、イラク中部ファルージャ近郊で拘束されたとみられる。
犯人グループはアルジャジーラなどに8日、人質の映像を収めたCD類を届けた。さらに声明で日本政府に対し「軍隊(自衛隊)を撤退させなければ、彼ら(人質)を焼き殺す。期限はテープの放送から3日間だ」と脅迫、日本時間11日午後9時がその期限とみられていた。
小泉首相は9日、「テロリストの卑劣な脅しに乗ってはいけない」と述べ、自衛隊撤退を拒否。政府は事件解決へ向け、米国やイラクの米英占領当局(CPA)に全面協力を要請し、家族は無事救出を訴えていた。
毎日新聞 2004年4月12日 0時41分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/hitojichi/news/20040412k0000m030082000c.html
これは メッセージ 116353 (sofiansky2003 さん)への返信です.