ウラン濃縮問題、北「話し合う用意」
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2004/03/27 00:08 投稿番号: [113006 / 232612]
ウラン濃縮問題、北「話し合う用意」
米・前朝鮮半島和平協議担当大使
プリチャード氏、今年1月の訪朝時
02年秋の計画肯定 間違いない
【ワシントン=樫山幸夫】ことし一月に北朝鮮を訪問、寧辺の核施設を訪問した米視察団のメンバー、プリチャード前朝鮮半島和平協議担当大使は二十三日までに、産経新聞のインタビューに応じた。北朝鮮がウラン濃縮計画を否定していることに関して、金桂寛外務次官が視察団に、この問題で米国と話し合う用意があると述べていたことを明らかにした。同氏はまた、二〇〇二年十月、自身らが平壌を訪問した際、北朝鮮側が明確にウラン濃縮計画の存在を認めた状況も明らかにした。一問一答は次の通り。
−−北朝鮮の使用済み燃料再処理の状況は
「北朝鮮は寧辺にある核施設を再開させた際、節目ごとに、すべて事前に通報してきた。再処理は二〇〇三年一月に再開されたが、“終わった”、“抽出したプルトニウムで新たな核兵器を製造する”などと逐一伝えてきた。今回、寧辺を訪れた際、五千キロワットの原子炉(実験用黒鉛減速炉)が稼働しているのを確認した。八千本の使用済み燃料棒は、貯蔵庫から完全に撤去されていた」
−−それについての北朝鮮の説明は
「昨年六月までに、完全に再処理を終えたということだった。再処理施設である放射化学研究所も視察し、設備をみることも、技術者と話すこともできたが、稼働は完全に停止していた。“本当に再処理が終わったのか確認できない”というと、彼らは“抽出したプルトニウムだ”といって、粉末とメダル状になった物をみせてくれた。(同行した)ヘッカー元ロスアラモス研究所長は、経験から本物と判断した」
−−案内役の金桂寛外務次官とはどんな話をしたのか
「“ウラン濃縮施設の解決が必要であり、これを放置したままでの核問題の最終決着はありえない”と説得したが、金次官は、“設備もないし専門家もいない。資材もない”といって、その存在を強く否定した。ただ、金次官は“この問題が米国にとって重要であることはよく知っており、真剣な対話の中で話し合う用意がある”と言明した。彼らはいつかその存在を認め、計画を中止することになろうが、いま直ちに、ということはないと思う」
−−金次官は核廃棄についてどういう態度を示したか
「米国が求めている検証可能、再開不可能な完全な廃棄には言及せず、凍結にあらためて言及した。それが受け入れられないというのであれば、“最初の段階”とすることも可能だと表明した。彼らはパウエル国務長官が一時評価したことで、凍結で話が進むと期待していたようだ」
−−〇二年十月、あなたやケリー国務次官補が平壌を訪問した際、北朝鮮がウラン濃縮計画を認めた状況を聞きたい
「はっきりいえることは姜錫柱第一外務次官が、怒ったようなけんか腰の口調でウラン濃縮計画の存在を認めたということだ。十月四日の午後遅くだった。かれは五十五分間しゃべり続けたが、具体的にどういう言葉を使ったのかなどは明らかにできない。その後彼らは、“否定も肯定もしなかった”とか“単に核兵器保有の権利を主張しただけだ”とか言いはじめ、態度を変えた。しかし米側八人のメンバーのうち、三人は朝鮮語に堪能だった。ひとりは(ブッシュ)大統領の通訳であり、もうひとりは韓国育ちの国務省職員、韓国人と結婚している国務省韓国部長もいた。三人とも同じ解釈だった。朝鮮語ではっきりと聞いており、通訳が誤ったということではない」
−−一九九八年に北朝鮮の地下核施設疑惑が発覚した際、米国は北朝鮮に査察を認めさせる代わりに食糧支援を行うなどしたが、結局、核とは関係のない施設という結論に達した。今度もそういう可能性はないか
「問題の施設はたしかに核開発用ではなかった。当時は各情報機関の情報が総合的に検討されておらず、誤った判断がなされた。いまはそれぞれが得た情報が何を意味するか、十分に検討されており、状況が違う。北朝鮮にウラン濃縮計画が存在するのは間違いない」
−−先月の六カ国協議の結果をどうみるか
「各国は(六カ国協議の)プロセスを継続することで合意したが、これを中断することはどの国にとっても利益にならないので、とりたてて成果とはいえないだろう。設置が合意された作業グループは、もし専門家で構成され、“凍結”の内容、“検証可能、再開不可能”の内容について実質的な話し合いができるのであれば、有益だと思うが、次の六カ国協議本会議の日程などを話し合うだけの予備協議のようなものであれば無駄なことだ」
http://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/nkorea_6_1.htm
プリチャード氏、今年1月の訪朝時
02年秋の計画肯定 間違いない
【ワシントン=樫山幸夫】ことし一月に北朝鮮を訪問、寧辺の核施設を訪問した米視察団のメンバー、プリチャード前朝鮮半島和平協議担当大使は二十三日までに、産経新聞のインタビューに応じた。北朝鮮がウラン濃縮計画を否定していることに関して、金桂寛外務次官が視察団に、この問題で米国と話し合う用意があると述べていたことを明らかにした。同氏はまた、二〇〇二年十月、自身らが平壌を訪問した際、北朝鮮側が明確にウラン濃縮計画の存在を認めた状況も明らかにした。一問一答は次の通り。
−−北朝鮮の使用済み燃料再処理の状況は
「北朝鮮は寧辺にある核施設を再開させた際、節目ごとに、すべて事前に通報してきた。再処理は二〇〇三年一月に再開されたが、“終わった”、“抽出したプルトニウムで新たな核兵器を製造する”などと逐一伝えてきた。今回、寧辺を訪れた際、五千キロワットの原子炉(実験用黒鉛減速炉)が稼働しているのを確認した。八千本の使用済み燃料棒は、貯蔵庫から完全に撤去されていた」
−−それについての北朝鮮の説明は
「昨年六月までに、完全に再処理を終えたということだった。再処理施設である放射化学研究所も視察し、設備をみることも、技術者と話すこともできたが、稼働は完全に停止していた。“本当に再処理が終わったのか確認できない”というと、彼らは“抽出したプルトニウムだ”といって、粉末とメダル状になった物をみせてくれた。(同行した)ヘッカー元ロスアラモス研究所長は、経験から本物と判断した」
−−案内役の金桂寛外務次官とはどんな話をしたのか
「“ウラン濃縮施設の解決が必要であり、これを放置したままでの核問題の最終決着はありえない”と説得したが、金次官は、“設備もないし専門家もいない。資材もない”といって、その存在を強く否定した。ただ、金次官は“この問題が米国にとって重要であることはよく知っており、真剣な対話の中で話し合う用意がある”と言明した。彼らはいつかその存在を認め、計画を中止することになろうが、いま直ちに、ということはないと思う」
−−金次官は核廃棄についてどういう態度を示したか
「米国が求めている検証可能、再開不可能な完全な廃棄には言及せず、凍結にあらためて言及した。それが受け入れられないというのであれば、“最初の段階”とすることも可能だと表明した。彼らはパウエル国務長官が一時評価したことで、凍結で話が進むと期待していたようだ」
−−〇二年十月、あなたやケリー国務次官補が平壌を訪問した際、北朝鮮がウラン濃縮計画を認めた状況を聞きたい
「はっきりいえることは姜錫柱第一外務次官が、怒ったようなけんか腰の口調でウラン濃縮計画の存在を認めたということだ。十月四日の午後遅くだった。かれは五十五分間しゃべり続けたが、具体的にどういう言葉を使ったのかなどは明らかにできない。その後彼らは、“否定も肯定もしなかった”とか“単に核兵器保有の権利を主張しただけだ”とか言いはじめ、態度を変えた。しかし米側八人のメンバーのうち、三人は朝鮮語に堪能だった。ひとりは(ブッシュ)大統領の通訳であり、もうひとりは韓国育ちの国務省職員、韓国人と結婚している国務省韓国部長もいた。三人とも同じ解釈だった。朝鮮語ではっきりと聞いており、通訳が誤ったということではない」
−−一九九八年に北朝鮮の地下核施設疑惑が発覚した際、米国は北朝鮮に査察を認めさせる代わりに食糧支援を行うなどしたが、結局、核とは関係のない施設という結論に達した。今度もそういう可能性はないか
「問題の施設はたしかに核開発用ではなかった。当時は各情報機関の情報が総合的に検討されておらず、誤った判断がなされた。いまはそれぞれが得た情報が何を意味するか、十分に検討されており、状況が違う。北朝鮮にウラン濃縮計画が存在するのは間違いない」
−−先月の六カ国協議の結果をどうみるか
「各国は(六カ国協議の)プロセスを継続することで合意したが、これを中断することはどの国にとっても利益にならないので、とりたてて成果とはいえないだろう。設置が合意された作業グループは、もし専門家で構成され、“凍結”の内容、“検証可能、再開不可能”の内容について実質的な話し合いができるのであれば、有益だと思うが、次の六カ国協議本会議の日程などを話し合うだけの予備協議のようなものであれば無駄なことだ」
http://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/nkorea_6_1.htm
これは メッセージ 112983 (sofiansky2003 さん)への返信です.