小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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救う会副会長:島田教授の北政体変更論1

投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2004/03/20 17:33 投稿番号: [111789 / 232612]
昨年12月記載のものであるが、新鮮さは失っていない。
ブッシュ大統領のレジームチェンジ政策は揺るぎもしないことは認識しているつもりである。
ただし、崩壊が見えてこないし、北が不足なことをしない限り、戦争もないだろう。
とするなら、6カ国協議も開店休業になり、大統領選挙再選待ちということになるのではないか。
その間は、じわじわ締め付けていくしかないのではないか。

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全面的締め付けでレジーム・チェンジへ
  −北朝鮮をめぐる米政府高官との対話−

基本は“政体変更(レジーム・チェンジ)”
  アメリカ東部を襲った同時多発テロ事件発生から二周年に当たる九月十一日の前後、十日間ほどワシントンを訪れた。うち数日間は、拉致被害者家族会の人たちと行動をともにし、米政府機関や議会方面を中心に回った。
  六者協議のアメリカ代表団メンバーであるジェームズ・ケリー国務次官補(東アジア・太平洋問題担当)、リチャード・ローレス国防次官補代理(東アジア・太平洋問題担当)、マイケル・グリーン・ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)アジア問題部長とも、それぞれ三、四〇分程度面談した。
  また、金正日を名指しで「暴虐なゴロツキ国家のリーダー(tyrannical rogue state leader)」「暴虐な独裁者」などとこき下ろし(七月三十一日、ソウル・ヒルトンでの講演で)、北から「粗野な人間のくず(rude human scum)」の尊称を付与されたジョン・ボルトン国務次官(軍備管理・国際安全保障担当)ともじっくり話をする機会を得た。
  地域担当でなく、大量破壊兵器の拡散防止全般を担当するボルトンが、純粋に民間人四人だけの家族会・救う会訪米団に積極的に会おうと言ってきたことには、在米日本大使館幹部らもみな驚いていた。
  家族会および救う会は、正式の声明こそ出していないが、拉致問題を全面的に解決するには、金正日体制を倒すしかないという認識をおおむね共有している。ボルトンとの会談を前に、ある日本大使館幹部が、「あまり話が合いすぎて、金正日を葬れ、その通りといった展開になりはしないかと官僚機構的には心配しています」と冗談まじりに言っていたが、実際、もう少し紳士的な言い回しではあったが、そういうやりとりも出た。
「核・ミサイル・拉致問題、いずれについても、北朝鮮との交渉による解決とはバカげた概念だ。金正日は卑劣な詐欺師であり、まったく信用できない。また金正日自身が最悪の大量破壊兵器であり、あの独裁体制をつぶさないかぎり脅威は除去できない。拉致被害者も救出できない。徹底した経済的締め付けを通じ、内部からの政体変更(regime change)を促すというのが、当面最も合理的な戦略だろう」という私の発言に対し、ボルトンは、「あの体制については、私も大体同じ見方をしている」と応じた。
  一部に、ボルトン、ラムズフェルド国防長官らを「強硬派」、パウエル国務長官らを「穏健派」と位置づけ、その間の“路線対立”を強調する解説もあるようだが、これは木を見て森を見ずのたぐいだろう。何より重要なのは、ブッシュ大統領、チェイニー副大統領という政権のトップ2が、北のレジーム・チェンジを目指すという方向で、早くから腹を固めているという点である。
  そして最上部からの指示に基づき、核・ミサイル・通常兵力配備・人権という四つの柱を立て、そのすべてにおいて満足のいく結果が得られない限り、北に経済支援は行わない、逆に締め付けを強めていく、いわば北に“是正命令”を突きつけ、追い詰めていくという方針が、遅くとも今年初めの段階で、政権全体の合意事項となっている。そのことは、今年二月初旬に訪米した際、マイケル・グリーンNSC部長の口から直接聞いたが、六者協議の場での米側発言などを見ても、まさにこの線に沿ったものであった。
  今回話をした時も、グリーンは、日本人拉致を含む人権問題は、はっきり締め付け強化戦略の一環として取り上げていると明言した。
  ちなみに、日本政府の対北朝鮮政策がいまだに腰が定まらないのは、レジーム・チェンジ追求という基本線が確立していないためである。
  六者協議を通じて何となく核問題が話し合いで解決でき、日朝交渉を通じて拉致問題が何となく進展し、そして国交正常化が実現し、「近くて近い」友好関係ができればいいな、といった白昼夢の世界を徘徊している人々が、川口外相はじめまだ政権中枢部に多数いる。ばかばかしくも、嘆かわしい限りである。
(next)

http://mira.bio.fpu.ac.jp/~shimada/articles/2004/regimechange.html
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