北の麻薬−米国務省報告書(抄訳)
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2004/03/03 06:05 投稿番号: [109850 / 232612]
最大の市場は日本、年間10−20トン流入
米国務省が一日発表した世界各国の麻薬取り締まりに関する二〇〇四年版報告書のうち、北朝鮮関連部分の抄訳は以下の通り。
脱北者の証言などによると、北朝鮮では大規模なケシ栽培と、ヘロインや覚醒(かくせい)剤の生産が行われている。北朝鮮は正当な取引では得られない外貨を多く稼ぐために麻薬売買を行っている。
昨年四月、北朝鮮の貨物船ポン・ス号がオーストラリア軍の四日間に及ぶ追跡の結果、拿捕(だほ)された。ヘロイン密輸の疑いで拘留された乗組員の中には朝鮮労働党員も含まれていた。
軍当局はローン港付近でポン・ス号からの麻薬を受け取った三人を拘束、五十キロのヘロインを押収した。麻薬は公海でポン・ス号から小舟に移されたが、高波で転覆し、泳ぎ着いた乗組員一人は、ヘロイン売買の罪で告訴された。関連して押収されたヘロインは合計百二十五キロに及んだ。
また、昨年六月のはじめ、韓国・釜山の税関事務所では五十キロの覚醒剤が押収された。荷物は中国で梱包(こんぽう)され、鉄道で北朝鮮の羅津港に運び込まれた。そこで、釜山に着く前に中国の業者が積み荷をした。同じ船が二〇〇一年十一月にも北朝鮮の羅津から釜山に入港し、九十一キロの覚醒剤が隠されていたことが発覚している。覚醒剤の出所は不明だが、事件は中国の密売人と北朝鮮の要員が共謀し、北朝鮮が密輸の積み替え地になっていることを示している。
北朝鮮の麻薬密売人はかねてから日本をターゲットにしており、九〇年代半ばから年間十−二十トンの覚醒剤が流入。大量に押収されている。
過去、北朝鮮による麻薬取引が摘発されたことで、北朝鮮の外交官、軍人、政府官僚が麻薬の密輸に関与していたことが明らかになった。船舶のような国家資本が薬物の密輸業を助長し支えてきたことも分かった。
北朝鮮の官僚は薬物の密輸などの罪で世界中で逮捕されてきた。日本や台湾当局などによって得られた情報で、北朝鮮政府の官僚が犯罪に関与していることや同国の資本が密輸に使用されていることが繰り返し明るみに出ている。
例えば、密輸業者が密輸の打ち合わせのために北朝鮮へ渡ったとか、偵察活動をしているとみられる北朝鮮の警戒船が密輸に携わっているとみられるといったことが指摘されてきた。
北朝鮮による薬物取引の情報の中には裏付けのないものもあるが、その量と詳細な報道は、日本人拉致事件のような事案とあいまって、国家の直接の指導で薬物の生産と密輸を行っているだろうとの疑いを高めている。米国は引き続き北朝鮮情勢を注視していく。(北朝鮮問題取材班訳)(03/03)
http://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/nkorea_65_1.htm
これは メッセージ 109755 (blueribon555 さん)への返信です.
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