小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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拉致、6者協議で提起 政府、2国間協議も

投稿者: fabyondarone 投稿日時: 2004/02/15 20:46 投稿番号: [106973 / 232612]
13日まで平壌で行われた拉致問題についての日朝政府間交渉を終えた田中均外務審議官と薮中三十二アジア大洋州局長は14日夜、帰国し、川口外相に「双方がお互いの立場を述べ合うにとどまり、具体的な結果をみるには至らなかった」と報告した。このため、政府は25日から北京で開かれる6者協議で改めて拉致問題について提起する。そのうえで北朝鮮に2国間協議を求め、被害者の家族8人の帰国などを改めて要求する方針だ。

  外務省の説明では、交渉で田中氏は、姜錫柱(カン・ソクジュ)第1外務次官に「拉致問題を含む懸案を解決したうえで、国交正常化を実現しよう」との金正日(キム・ジョンイル)総書記あての小泉首相のメッセージを口頭で伝えた。姜次官は「総書記に伝える」と応じた。

  被害者家族の帰国について、姜次官は「約束を破ったのは日本であり、まず被害者5人を平壌に戻すべきだ。その後は(家族)本人たちが日本に行きたいと希望すれば行けばよい」と、「出迎え案」に言及した。

  日本側は「8人が無条件で帰国し、そのうえで日本に永住するかどうかの意思を確認することが必要だ」と求め、平行線に終わった。

  日本側は、北朝鮮側が「死亡」または「入国の事実がない」としている10人の真相究明について「このままでは納得いかない。きちんとした真相究明が必要だ。例えば真相究明の委員会をつくるアイデアもある」と述べ、日朝両国の専門家らによる調査機関の設置を提起した。北朝鮮側は「この問題は既に解決済みだ」と主張した。

  被害者の家族8人について、北朝鮮側は「元気にしている」と説明した。横田めぐみさん(不明当時13)の娘キム・ヘギョンさん(16)の訪日については、取り上げられなかった。

  核問題では、北朝鮮側は核凍結と引き換えにエネルギー支援などを求める提案に「米国などがどう対応するかが重要だ」と主張。濃縮ウラン開発については「やっていない」と否定した。

  双方は「日朝平壌宣言に基づき、諸懸案を解決する必要」を確認し、政府間交渉の継続で一致した。ただ、北朝鮮は6者協議の際の2国間協議には応じる姿勢は示さず、次回の協議日程は決まっていない。また、北朝鮮側は「6者協議は核問題中心なので、それ以外を取り上げるべきではない」として、6者協議で拉致問題を取り上げないよう日本側を牽制(けんせい)した。

  今回の政府間交渉が具体的な成果がなく終わったことで、政府・与党内では「北朝鮮にさらに圧力を強めるべきだとの意見が広がるだろう」(外務省幹部)との見方が強まっている。

  川口外相は14日夜、田中氏らから報告を受けた後、「言うべきことをちゃんと主張した。今回の協議は入り口だった。粘り強くやっていく」と記者団に語った。外務省は同夜、政府の拉致被害者・家族支援室を通じて被害者らに概要を伝えた。15日には小泉首相、福田官房長官も田中氏らから報告を受ける。

  北朝鮮側は、14日の朝鮮中央通信が初めて日朝交渉に言及し、「日本側が次回の6者協議で『拉致問題』を持ち出せば、日本の協議参加自体を断固拒否するだろう」との北朝鮮外務省報道官のコメントを伝えた。 http://www.asahi.com/politics/update/0214/010.html
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