<鳥インフルエンザ>人同士で感染②
投稿者: hangyosyufu 投稿日時: 2004/02/02 01:43 投稿番号: [104578 / 232612]
◇「ウイルスの変異の確認が必要」
喜田宏・北海道大教授(ウイルス学)の話
死亡した患者と、感染したニワトリなどのウイルスの遺伝子を比較するとともに、併せて家畜への接触歴などを調べることで、人から人への感染が実際にあったかどうかを判断することになる。もともと鳥インフルエンザは人には感染しにくい。今回のケースが人から人への感染だったと確認されたとしても、ウイルスが人への強い感染力を持ったものに変異したのかどうか確認することが必要だ。
◇人間同士で感染する新型インフルエンザを警戒
<解説>鳥インフルエンザウイルスはこれまで、鳥から人間に感染するケースがまれにある程度で、感染した人間から別の人間に感染することはほとんどないとされてきた。世界保健機関(WHO)がベトナムでの疫学調査の結果を踏まえて「限定的な人・人感染」の恐れを指摘したが、今後はこれが偶発的なケースか、ウイルスが人に感染しやすく変異した「新型インフルエンザ」になった結果なのか、見極める必要がある。
山口県で1月中旬に発生した鳥インフルエンザウイルスについて農林水産省は、遺伝子解析の結果、「人間から人間へ感染するような変異は起きていない」と結論づけている。今回と同じ「H5N1」ウイルスが初めて見つかった香港の97年のケースでは、患者を治療した医療従事者から感染の証拠を示す抗体は検出されたが、発症しなかった。
一般的に、ウイルスが種の壁を超えて感染することはない。鳥と人間では、ウイルスが取り付く細胞の受容体の構造が違い、感染しても、人間の体内で容易に増えないためだ。国立感染症研究所の田代真人ウイルス第3部長は「鳥インフルエンザが人間で流行する新型インフルエンザになるには、何段階もの変異が必要で、簡単には新型は誕生しない」と指摘する。いったん「新型」になると、免疫を持たない人間の間で拡大し、手がつけられなくなる恐れがあるため、専門家はその兆しを最も警戒している。
変異の機会は、鳥インフルエンザウイルスに感染した人間の体内で、ウイルスが変異する場合や、いったん鳥からブタに感染し、それがヒトに感染しやすいタイプに変異する場合などがある。田代部長は「このまま鳥インフルエンザが拡大し、家畜や人間への感染が続くと、新型インフルエンザがいつ起こってもおかしくない」と警告する。【元村有希子、江口一】(毎日新聞)
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