中国共産党の問題
投稿者: georgia_america 投稿日時: 2004/01/18 21:31 投稿番号: [101972 / 232612]
以下に引用させていただきます。
五輪開催は諸刃の剣になる
今年7月13日、モスクワで開かれた国際オリンピック委員会(IOC)は、2008年夏季オリンピック開催地に北京を選びました。
先に公表されたIOCの候補地評価報告書で、候補地・大阪は交通渋滞や財政不安などの問題点が指摘されていました。その時点ですでに絶望的と見られていた大阪の結果は、やはり落選でした。それも1回目の投票でわずか6票しか集められず、関係者のショックは倍化したようです。
大阪の交通渋滞、財政不安の問題はIOCに指摘されるまでもなく、市民の不満・不安でもあります。誘致までに投じられた運動費、会場予定地の人工島建設費など頭痛のタネだけが残りました。ましてや北京開催で当分、アジアにオリンピックの機会は回ってきません。
大阪での五輪開催には市民は新たな不安を訴えて反対運動を繰り広げたり、北京を訪問した田中外相がライバルの北京にエールを送るなど、足並みがそろっていたとは言いがたい状態でした。
「スポーツの祭典」オリンピックですが、その背景には各国、各地域の政治的、戦略的な駆け引きが見え隠れするのは周知の事実です。足並みがそろわず戦略・戦術両面に甘さのあった大阪は、国策として五輪誘致に取り組んだ全体主義の中国とは比べようもありません。
大阪側は特定の人間の動きに期待をかけすぎたようです。テコンドー・コネクションです。韓国テコンドー界を率い、韓国民主党の国会議員、そしてサマランチ会長の後任と目されていた金雲龍IOC理事との関係です。
結果として、金理事は会長選挙での不正疑惑も発覚し、次期会長の座を射止めることはできませんでした。
一方の北京は、前回の屈辱をバネに国を挙げて五輪誘致に取り組みました。交通渋滞問題が指摘された大阪とは違い、必要な五輪用施設や新たな幹線道路も、土地の強制収用は当たり前の北京では、アッという間に作り上げます。五輪の誘致や開催への反対運動が公然と巻き起こるわけもありません。
IOC総会が開かれたモスクワでは、チベット独立運動家や人権擁護団体のデモも予定されていましたが、ロシア政府と中国政府の連携で事前に阻止されたという話もありますが。
北京が2000年のオリンピックをシドニーに持っていかれた原因は、89年の天安門事件に象徴される人権問題でした。ではこの間に、中国における人権問題は改善を見せたのでしょうか。チベット、新疆ウイグルでの独立運動や法輪功に絡んだ人権弾圧・圧政にはなんら変化が見られません。また今年12月の台湾での総選挙への動きに北京は神経をとがらせています。
いずれにせよ五輪開催地は北京に決まりました。北京での晴れの舞台に向けて今日も練習に励むアスリートたちの希望をだいなしにしたくはありませんが、かつてのモスクワ・オリンピックのように大量のボイコット国を生む可能性はないのでしょうか。
議会とは微妙な違いを見せるアメリカのブッシュ新政権は中国と距離を置きつつも、北京でのオリンピック開催には正面から異を唱えませんでした。むしろオリンピックを政治的なカードとして中国の民主化を進めるのがブッシュ大統領の大戦略とも考えられます。
台湾の総選挙のさなかには、ついついミサイルを発射してしまう中国です。しかし、オリンピックという瓶のフタがある限り、そんな「条件反射」は許されません。その瞬間に、アフガン侵攻を強行したモスクワの二の舞になってしまうからです。ましてや、チベットや新疆ウイグルでの動きをいくら秘密裏に封じ込めようとしても、この情報化時代に隠し通せるものではありません。
けっきょく北京にとってオリンピック開催は、求心力と遠心力が同時に働く諸刃の剣となるのです。
五輪開催は諸刃の剣になる
今年7月13日、モスクワで開かれた国際オリンピック委員会(IOC)は、2008年夏季オリンピック開催地に北京を選びました。
先に公表されたIOCの候補地評価報告書で、候補地・大阪は交通渋滞や財政不安などの問題点が指摘されていました。その時点ですでに絶望的と見られていた大阪の結果は、やはり落選でした。それも1回目の投票でわずか6票しか集められず、関係者のショックは倍化したようです。
大阪の交通渋滞、財政不安の問題はIOCに指摘されるまでもなく、市民の不満・不安でもあります。誘致までに投じられた運動費、会場予定地の人工島建設費など頭痛のタネだけが残りました。ましてや北京開催で当分、アジアにオリンピックの機会は回ってきません。
大阪での五輪開催には市民は新たな不安を訴えて反対運動を繰り広げたり、北京を訪問した田中外相がライバルの北京にエールを送るなど、足並みがそろっていたとは言いがたい状態でした。
「スポーツの祭典」オリンピックですが、その背景には各国、各地域の政治的、戦略的な駆け引きが見え隠れするのは周知の事実です。足並みがそろわず戦略・戦術両面に甘さのあった大阪は、国策として五輪誘致に取り組んだ全体主義の中国とは比べようもありません。
大阪側は特定の人間の動きに期待をかけすぎたようです。テコンドー・コネクションです。韓国テコンドー界を率い、韓国民主党の国会議員、そしてサマランチ会長の後任と目されていた金雲龍IOC理事との関係です。
結果として、金理事は会長選挙での不正疑惑も発覚し、次期会長の座を射止めることはできませんでした。
一方の北京は、前回の屈辱をバネに国を挙げて五輪誘致に取り組みました。交通渋滞問題が指摘された大阪とは違い、必要な五輪用施設や新たな幹線道路も、土地の強制収用は当たり前の北京では、アッという間に作り上げます。五輪の誘致や開催への反対運動が公然と巻き起こるわけもありません。
IOC総会が開かれたモスクワでは、チベット独立運動家や人権擁護団体のデモも予定されていましたが、ロシア政府と中国政府の連携で事前に阻止されたという話もありますが。
北京が2000年のオリンピックをシドニーに持っていかれた原因は、89年の天安門事件に象徴される人権問題でした。ではこの間に、中国における人権問題は改善を見せたのでしょうか。チベット、新疆ウイグルでの独立運動や法輪功に絡んだ人権弾圧・圧政にはなんら変化が見られません。また今年12月の台湾での総選挙への動きに北京は神経をとがらせています。
いずれにせよ五輪開催地は北京に決まりました。北京での晴れの舞台に向けて今日も練習に励むアスリートたちの希望をだいなしにしたくはありませんが、かつてのモスクワ・オリンピックのように大量のボイコット国を生む可能性はないのでしょうか。
議会とは微妙な違いを見せるアメリカのブッシュ新政権は中国と距離を置きつつも、北京でのオリンピック開催には正面から異を唱えませんでした。むしろオリンピックを政治的なカードとして中国の民主化を進めるのがブッシュ大統領の大戦略とも考えられます。
台湾の総選挙のさなかには、ついついミサイルを発射してしまう中国です。しかし、オリンピックという瓶のフタがある限り、そんな「条件反射」は許されません。その瞬間に、アフガン侵攻を強行したモスクワの二の舞になってしまうからです。ましてや、チベットや新疆ウイグルでの動きをいくら秘密裏に封じ込めようとしても、この情報化時代に隠し通せるものではありません。
けっきょく北京にとってオリンピック開催は、求心力と遠心力が同時に働く諸刃の剣となるのです。
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.