北に焦り 外交活発化 …解決へ「積極的」
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2004/01/14 07:10 投稿番号: [100724 / 232612]
北に焦り
外交活発化
核視察、拉致で新提案…解決へ「積極的」
【ソウル=黒田勝弘】北朝鮮が年末年始にかけ日本との拉致問題や米国との核問題など“懸案”をめぐって活発な動きを見せている。表面的には従来通り日本非難や米国非難を続けているが、どこか焦りも感じられる。とくに日本に対してはこれまで「解決済み」との態度だったのが、非公式接触などで条件付きながらしきりに「交渉」したがっているほか、米国に対しても民間の科学者らを招いて核施設を見せたり、「核開発凍結」案を「大胆な譲歩」として宣伝するなど、問題解決に積極的ともみえる姿勢を示している。
こうした北朝鮮の動きについてソウルでは「新年を迎え内外政策でほとんど展望が立てられず行き詰まり状況にあるため、事態打開のためにあちこちにボールを投げているようだ」(韓国政府筋)とみている。
また一部では「金正日総書記自身、対米関係をはじめ強硬派の軍部と対外関係の早期改善を主張するテクノクラート(官僚)層との間で決断に苦慮しているとの情報もある。そのため小出しに“案”をちらつかせてとりあえず日米を交渉に引き込もうとしているのではないか」(情報関係筋)という見方もある。
北朝鮮の内外政策の基調は毎年、「労働新聞」など「三紙共同社説」で明らかにされるが、今年の場合、北朝鮮が最大課題にしている対米関係について「朝米間の核問題を対話を通じて平和的に解決しようとするわが方の原則的な立場は一貫している」と対話路線を強調している。
とくに十二日には外務省スポークスマンの話として「第一段階として“凍結対補償”に合意する用意があるならわが方も黒鉛減速炉による核活動を凍結する用意がある」とより具体的な「案」を明らかにしている。
これはすでに破棄されたに等しい一九九四年の米朝枠組み合意の水準での取引に過ぎないが、北朝鮮としては「補償」−つまりエネルギー支援など経済的な利益獲得に急ぎ乗り出している印象を与える。
一方、日本に対しては「北朝鮮に対する制裁措置が具体的に議論されはじめたことに危機感を感じていることは間違いない」(情報関係筋)。「経済に決定的な打撃を与える日本による制裁を何とか回避したいため拉致問題の解決を急ぎだした」(同)というわけだ。
北朝鮮は来年、朝鮮労働党六十周年と日本支配から解放された「祖国光復六十周年」を迎えるとして「栄えある年」にしようと呼びかけている(三紙共同社説)。来年に向け、まず「春の窮乏」を解決しさらに経済改善、国民生活の向上は至上課題になっている。
◇
【北朝鮮の最近の発言】
2003年
12月末 「拉致被害者5人全員が出迎えに来れば家族は帰す」(北朝鮮高官が平沢勝栄衆院議員らに伝達)
2004年
1月6日 「われわれが(米国との)同時一括妥結案の実現の第一段階措置として核兵器の実験、生産をせず、
平和的核動力工業まで中断しようというのはいま一つの大胆な譲歩というしかない」(朝鮮中央通信)
6日 「日本が朝日平壌宣言を尊重して信義のある行動をとるなら、わが方もそれに合うように行動するであろう」(朝鮮中央放送)
10日 「米国はわが方に核抑止力を備えるようにさせたが、わが方はそれを今回、ルイス(米スタンフォード大名誉教授)一行に見せた。一行の訪問が、わが方の核活動のあいまいさをなくすことに寄与したなら、米朝間の核問題の平和的解決のための実質的な基礎になる」(朝鮮中央放送)
12日 「(米国が)『凍結対補償』に合意する用意があるなら、わが方も非核化の出発点として、黒鉛減速炉による核活動を凍結する用意がある」(外務省報道官)
(01/14)
http://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/nkorea_3_1.htm
【ソウル=黒田勝弘】北朝鮮が年末年始にかけ日本との拉致問題や米国との核問題など“懸案”をめぐって活発な動きを見せている。表面的には従来通り日本非難や米国非難を続けているが、どこか焦りも感じられる。とくに日本に対してはこれまで「解決済み」との態度だったのが、非公式接触などで条件付きながらしきりに「交渉」したがっているほか、米国に対しても民間の科学者らを招いて核施設を見せたり、「核開発凍結」案を「大胆な譲歩」として宣伝するなど、問題解決に積極的ともみえる姿勢を示している。
こうした北朝鮮の動きについてソウルでは「新年を迎え内外政策でほとんど展望が立てられず行き詰まり状況にあるため、事態打開のためにあちこちにボールを投げているようだ」(韓国政府筋)とみている。
また一部では「金正日総書記自身、対米関係をはじめ強硬派の軍部と対外関係の早期改善を主張するテクノクラート(官僚)層との間で決断に苦慮しているとの情報もある。そのため小出しに“案”をちらつかせてとりあえず日米を交渉に引き込もうとしているのではないか」(情報関係筋)という見方もある。
北朝鮮の内外政策の基調は毎年、「労働新聞」など「三紙共同社説」で明らかにされるが、今年の場合、北朝鮮が最大課題にしている対米関係について「朝米間の核問題を対話を通じて平和的に解決しようとするわが方の原則的な立場は一貫している」と対話路線を強調している。
とくに十二日には外務省スポークスマンの話として「第一段階として“凍結対補償”に合意する用意があるならわが方も黒鉛減速炉による核活動を凍結する用意がある」とより具体的な「案」を明らかにしている。
これはすでに破棄されたに等しい一九九四年の米朝枠組み合意の水準での取引に過ぎないが、北朝鮮としては「補償」−つまりエネルギー支援など経済的な利益獲得に急ぎ乗り出している印象を与える。
一方、日本に対しては「北朝鮮に対する制裁措置が具体的に議論されはじめたことに危機感を感じていることは間違いない」(情報関係筋)。「経済に決定的な打撃を与える日本による制裁を何とか回避したいため拉致問題の解決を急ぎだした」(同)というわけだ。
北朝鮮は来年、朝鮮労働党六十周年と日本支配から解放された「祖国光復六十周年」を迎えるとして「栄えある年」にしようと呼びかけている(三紙共同社説)。来年に向け、まず「春の窮乏」を解決しさらに経済改善、国民生活の向上は至上課題になっている。
◇
【北朝鮮の最近の発言】
2003年
12月末 「拉致被害者5人全員が出迎えに来れば家族は帰す」(北朝鮮高官が平沢勝栄衆院議員らに伝達)
2004年
1月6日 「われわれが(米国との)同時一括妥結案の実現の第一段階措置として核兵器の実験、生産をせず、
平和的核動力工業まで中断しようというのはいま一つの大胆な譲歩というしかない」(朝鮮中央通信)
6日 「日本が朝日平壌宣言を尊重して信義のある行動をとるなら、わが方もそれに合うように行動するであろう」(朝鮮中央放送)
10日 「米国はわが方に核抑止力を備えるようにさせたが、わが方はそれを今回、ルイス(米スタンフォード大名誉教授)一行に見せた。一行の訪問が、わが方の核活動のあいまいさをなくすことに寄与したなら、米朝間の核問題の平和的解決のための実質的な基礎になる」(朝鮮中央放送)
12日 「(米国が)『凍結対補償』に合意する用意があるなら、わが方も非核化の出発点として、黒鉛減速炉による核活動を凍結する用意がある」(外務省報道官)
(01/14)
http://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/nkorea_3_1.htm
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.