小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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近づく、米朝開戦?

投稿者: fabyounkana 投稿日時: 2004/01/11 20:34 投稿番号: [100050 / 232612]
http://www.weeklypost.com/jp/040116jp/index/index1.html

小泉首相が≪米朝開戦≫の可能性を聞かされたのはラムズフェルド氏が初めてではなかった。
  昨年5月23日。小泉首相はテキサス州クロフォードのブッシュ大統領が所有する牧場で首脳会談をもった。正式会談の前日に2人は通訳だけをつけて2時間の非公式な話し合いを行なっている。
  当時、米軍は電撃作戦でバグダッドを陥落させ、ブッシュ大統領が5月1日に「大規模戦闘終結宣言」を発表し、アメリカはまだ戦勝ムードに沸き立っていた。まさか、イラク情勢が泥沼化するとは2人とも思っていなかった。
  小泉首相がブッシュ大統領に自衛隊をイラク復興支援のために派遣すると約束したのはその席であり、帰国後、国会でイラク復興支援特別措置法を強行採決し、準備にかかった。実は、その時の首脳会談の中心テーマはイラクではなく、北朝鮮問題だった。
  ブッシュ大統領は北朝鮮の核開発について、
「脅迫には屈しない。平和的に解決できると確信しているが、そのためにも強い行動が必要だ」
  と、日本に共同歩調を求め、小泉首相もこう応じた。
「北朝鮮がさらに事態を悪化させれば一層厳しい対応が必要になる。日本国内の違法行為の規制、取り締まりを一層強化していきたい」
  ――そうした首脳会談のやりとりは新聞各紙も報じている。
  しかし、ほどなくイラク情勢は再び混迷し、ブッシュ政権は北朝鮮政策を大きく転換する。融和派の国務省主導で6か国協議を舞台に話し合いで核放棄させる方針が取られた。危機はしばし遠のいたかに見えた。事態が急変したのは昨年12月である。
  奇しくも、米軍がフセイン拘束を発表したのは昨年12月14日。本来なら6か国協議開催が予定されていた日の直前である。ブッシュ大統領やネオコンが、金正日総書記に対して、
“次はお前の番だ”――と、強烈な警告を込めたと見て間違いない。
  その間、小泉首相は揺れ動いた。首相官邸では1年余り前から、ひそかに専門家を集めて北朝鮮有事のシミュレーションを繰り返している。さらに小泉首相は拉致問題についても、外務省に、
「北とは一切交渉するな」
  ――という内々の指示を出した。
  その矢先のフセイン拘束だっただけに、小泉首相は“いよいよアメリカが部隊を北に向ける”――と、ある意味で金正日以上に震え上がった。
  小泉首相が自衛隊派遣を決めると同時に、慌てて北朝鮮への送金停止と万景峰号をはじめとする北朝鮮籍の船の寄港を制限できる法案を1月19日召集予定の通常国会に提出する方針を決めたことがそれを如実に物語っている。
  それは裏を返すと、小泉首相がラムズフェルド氏らの恫喝に屈し、いわれるままに部隊を出して北朝鮮に対する経済制裁にも踏み切ることで、かえってブッシュ政権のネオコン派を勢いづかせ、日本だけでなく東アジア全体を紛争のるつぼに投げ込みかねない危険をあわせ持っていることに気付いていない。
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