今日の天声人語
投稿者: nishibox 投稿日時: 2004/11/16 18:57 投稿番号: [8334 / 52541]
11月16日付
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■《天声人語》
その日、ワールドカップバレーボール大会女子最終日をテレビ観戦した人も多かったのではないか。日本が韓国に勝って優勝し、やはり日本は強かった、と弾む会話をした家族もいるだろう。
1977年11月15日のことである。国会では、建設省出先機関の会計検査院への宴会ぜめが追及されていた。円は1ドル245円の最高値を記録した。好天つづきで野菜が暴落、農家は嘆きの声をあげていた。音楽ファンには、ベルリンフィルを率いてのカラヤン来日が関心の的だったかもしれない。街には「津軽海峡・冬景色」が流れていた。
その日午前8時すぎ、「コートを着ていったら」と声をかけた母の横田早紀江さんに、少し迷いながらも中学1年のめぐみさんは「もういいわ、今日は……。行ってきまーす」と出ていった。新潟市の最低気温は7・6度だった。
いつものような朝だった。なだらかに時は流れ、そのまま忘れ去られてしまうかもしれない一日だった。しかし、めぐみさんは帰ってこなかった。忘れようにも忘れられない一日になってしまった。それどころか横田さん一家にとっては、以来、時間が止まった。そんな心境だろう。
27年後の15日、北朝鮮との実務者協議を終えた日本政府代表団が拉致被害者に関する資料を携えて帰国した。めぐみさんの遺骨とされるものも含まれる。間違いであることを念じつつ、それにしても何と酷薄な一日か、との思いが強い。
拉致以来の凍結した歳月を取り戻すことはできない。しかしなお取り戻すことのできる人やものは取り戻さねば。
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これが長い間「拉致は無い」と主張していた新聞の今日のコラムである。
おまえには恥も外聞も無いのか?
これは メッセージ 1 (jjjjjjjjjjjjjjkohe さん)への返信です.
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