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オバマ。 

投稿者: odoru_keijiban2 投稿日時: 2008/11/09 12:25 投稿番号: [43136 / 52541]
19年、旧ソ連で共産主義インターナショナル(コミンテルン)が結成された。コミンテルンと旧ソ連を承認したときの大統領がルーズベルトだった。以来、コミンテルンは米国政府中枢部にまで浸透し、国務省は三ケタの数のコミンテルンのスパイが暗躍する場となった。このことは、情報公開で明らかにされ、“VENONA”(編注:極秘の意)文書としてまとめられている。

米国の対共産主義宥和策は、コミンテルンの活動の国際的広がりに拍車をかけた。コミンテルンはアジア、特に中国に勢力を広げた。

20〜30年代、中国大陸で激しい戦いを続けていた国民党と中国共産党が手を結んだ直接のきっかけは、三六年の西安事件だった。同事件を機に、それまで中国共産党を主敵としていた蒋介石が、一転して共産党と手を結び、日本を共通の敵とし始めた。国共合作で、三万人以下の勢力に落ち込んでいた中国共産党は息を吹き返し、日本が敗れたあと、国民党を破って中華人民共和国を建国した。

中国共産党が国民党と手を結んだ背景に、日本軍と国民党軍を戦わせることで、共産党の戦力を保つべしとするコミンテルンの指示があった。中国共産党はじめ、国際社会に一大勢力を築いたコミンテルンの旧ソ連に対して、宥和策を採った米国は、後に高い代償を払って戦い続けたわけだ。米国外交のこの過ちは民主党が議会で力を持ち、大統領職を民主党が握っていたときに端を発していた。

オバマ氏は米国大統領として、イランや北朝鮮と直接対話を行なうと明言している。イランは早ければ、2009年1月中旬までに、核爆弾製造に必要十分な濃縮ウランを手にする見込みだと、「ニューヨークタイムズ」紙が報じた。イランはそれまでに1,500ポンド分の低濃縮ウランを製造できるし、それを再処理すれば核爆弾製造に必要な高濃縮ウランを手にすると見られている。

このようなイランに対して、リベラル中のリベラル派であるオバマ氏は、かつてのルーズベルトと同質の間違いを犯しはしないだろうか。

常に気になることがある。オバマ氏が選挙戦で触れようとせず、ただされればただの“近隣に住んでいた人物”と答えて追及を逃れてきたビル・エイヤーズ氏のことだ。

95年にイリノイ州で上院議員選挙に初挑戦したとき、オバマ氏は最初の選挙運動の会合をエイヤーズ氏の自宅で開いている。単なる“近隣の人”とは思えない間柄である。この人物は極左として知られている。上下両院共に民主党が多数を握り、オバマ氏自身がリベラルなとき、米国はまたもや左翼路線に大きく傾き、外交に失敗し、その結果、米国の力は大きく削がれていくのではないかと思う。それは中国を隣国とする日本にとって、きわめて厳しい時代を意味するのだ。
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