北京の大気汚染はひどいね
投稿者: xyzhaya2gou 投稿日時: 2007/09/22 21:13 投稿番号: [38537 / 52541]
北京五輪まで11ヶ月、大気汚染問題は
北京オリンピックの開幕まですでに1年を切っていますが、大会の成功を脅かす要因としてクローズアップされているのが環境問題です。現地では様々な対策がとられていますが、依然、ハードルは高いままのようです。
オリンピック開幕かと思うほどの盛り上がりを見せたカウントダウンイベント。北京の組織委員会は特色のあるハイレベルの大会にすると胸を張りました。
「来年の北京五輪では試合に適した良い環境を、世界各国の選手に提供できると信じています」(北京五輪組織委 王恵 新聞宣伝部副部長)
ところが、イギリスやオーストラリアなどのチームは開幕直前まで現地入りしない方針を示しています。その理由は、北京の大気汚染でした。人体に害を及ぼす、すすの大気中の濃度が実に東京のおよそ5倍に達するという調査結果が出ているのです。
カウントダウンに合わせ国内外のメディアが招かれたプレスツアー、案内されたのは石炭ガスを生産するなど、およそ50年にわたり市民の生活と経済発展を支えてきたという工場でした。石炭ガスやタールなどを扱っていた化学工場は、環境保護と北京オリンピックのため、2006年7月に操業を停止したということです。
「ほこり、排ガスなどすべて一定量減っています。この工場の生産停止、および移転は北京市の環境保護に大きく貢献したと断言できます」(張玉庄 副工場長)
工場の閉鎖は、環境改善に取り組む北京市の決意の表れだと関係者は強調しました。もう1つ案内されたのは、「環境に優しい」をうたい文句にする電力会社。
「この工場では年間9000トンの二酸化硫黄を削減できます」(電力会社)
汚染物質の排出量を極力抑え、廃棄物は100%再利用できるようにするなど、環境保護のためにおよそ90億円の資金を投じたと言います。しかし・・・
「(テスト大会で北京入りした)ボート選手たちも、この空気では呼吸しづらかったと言っていた。私自身、空気中のガスを感じたし、肺が痛むような感覚があった」(プレスツアーに参加したニュージーランドの記者)
「以前来たときより環境は良くなったけど、さまざまな問題がまだあります」(プレスツアーに参加したシンガポールの記者)
北京市では車の通行量を規制する実験を行い、汚染は改善されたと発表しましたが、日本の専門家は、そもそも北京の環境測定基準は甘いと指摘します。
「中国の基準だと、100より下が『良』」(国立環境研究所 杉本伸夫 博士)
北京市が公表している大気汚染数値を表したグラフによると、交通規制をした4日間は下がっていて、北京が定める「良」の範囲にあります。しかし、これは日本が定める超えてはいけない基準を上回っているというのです。
「決してこの『良』判定の基準はいい値では全然ないです。これは日本の基準からいくと、1.5倍高い値ですから」(国立環境研究所 杉本伸夫 博士)
8月に日本の基準を超えない日はわずかで、工場の移転や交通規制だけでは対策は十分ではないと指摘します。
「まだ努力が必要だろうと思いますね。燃料や脱硫(硫黄分の除去)の問題、そういう対策が第一ではないか」(国立環境研究所 杉本伸夫 博士)
北京オリンピックでの最大の敵とも言われる大気汚染。環境を重視した「緑の五輪」をテーマに掲げているだけに、抜本的な対策と目に見える形での効果が求められています。(22日18:41)
[22日20時25分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20070922/20070922-00000035-jnn-int.html
電力会社の脱硫装置の投資額が、たった90億円じゃあ、脱硫効率は低いだろうね。
こんな北京でマラソンをやったら、それこそ死のロード。
北京オリンピックの開幕まですでに1年を切っていますが、大会の成功を脅かす要因としてクローズアップされているのが環境問題です。現地では様々な対策がとられていますが、依然、ハードルは高いままのようです。
オリンピック開幕かと思うほどの盛り上がりを見せたカウントダウンイベント。北京の組織委員会は特色のあるハイレベルの大会にすると胸を張りました。
「来年の北京五輪では試合に適した良い環境を、世界各国の選手に提供できると信じています」(北京五輪組織委 王恵 新聞宣伝部副部長)
ところが、イギリスやオーストラリアなどのチームは開幕直前まで現地入りしない方針を示しています。その理由は、北京の大気汚染でした。人体に害を及ぼす、すすの大気中の濃度が実に東京のおよそ5倍に達するという調査結果が出ているのです。
カウントダウンに合わせ国内外のメディアが招かれたプレスツアー、案内されたのは石炭ガスを生産するなど、およそ50年にわたり市民の生活と経済発展を支えてきたという工場でした。石炭ガスやタールなどを扱っていた化学工場は、環境保護と北京オリンピックのため、2006年7月に操業を停止したということです。
「ほこり、排ガスなどすべて一定量減っています。この工場の生産停止、および移転は北京市の環境保護に大きく貢献したと断言できます」(張玉庄 副工場長)
工場の閉鎖は、環境改善に取り組む北京市の決意の表れだと関係者は強調しました。もう1つ案内されたのは、「環境に優しい」をうたい文句にする電力会社。
「この工場では年間9000トンの二酸化硫黄を削減できます」(電力会社)
汚染物質の排出量を極力抑え、廃棄物は100%再利用できるようにするなど、環境保護のためにおよそ90億円の資金を投じたと言います。しかし・・・
「(テスト大会で北京入りした)ボート選手たちも、この空気では呼吸しづらかったと言っていた。私自身、空気中のガスを感じたし、肺が痛むような感覚があった」(プレスツアーに参加したニュージーランドの記者)
「以前来たときより環境は良くなったけど、さまざまな問題がまだあります」(プレスツアーに参加したシンガポールの記者)
北京市では車の通行量を規制する実験を行い、汚染は改善されたと発表しましたが、日本の専門家は、そもそも北京の環境測定基準は甘いと指摘します。
「中国の基準だと、100より下が『良』」(国立環境研究所 杉本伸夫 博士)
北京市が公表している大気汚染数値を表したグラフによると、交通規制をした4日間は下がっていて、北京が定める「良」の範囲にあります。しかし、これは日本が定める超えてはいけない基準を上回っているというのです。
「決してこの『良』判定の基準はいい値では全然ないです。これは日本の基準からいくと、1.5倍高い値ですから」(国立環境研究所 杉本伸夫 博士)
8月に日本の基準を超えない日はわずかで、工場の移転や交通規制だけでは対策は十分ではないと指摘します。
「まだ努力が必要だろうと思いますね。燃料や脱硫(硫黄分の除去)の問題、そういう対策が第一ではないか」(国立環境研究所 杉本伸夫 博士)
北京オリンピックでの最大の敵とも言われる大気汚染。環境を重視した「緑の五輪」をテーマに掲げているだけに、抜本的な対策と目に見える形での効果が求められています。(22日18:41)
[22日20時25分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20070922/20070922-00000035-jnn-int.html
電力会社の脱硫装置の投資額が、たった90億円じゃあ、脱硫効率は低いだろうね。
こんな北京でマラソンをやったら、それこそ死のロード。