朝日新聞きのうの社説1
投稿者: konnnanohadou 投稿日時: 2005/07/24 02:12 投稿番号: [20035 / 52541]
英国テロ
真の勇気が試される
ロンドンの街が、爆弾テロに揺れている。21日に地下鉄3カ所とバスが狙われたのに続き、22日には地下鉄駅であやしい男が警官に射殺された。
幸い、今度は市民に犠牲者は出ていないが、一時は地下鉄が閉鎖され、乗客らが避難する騒ぎになった。
7日に起きた最初のテロ事件では、4人の容疑者のうち3人がパキスタン系英国人で、移民社会の中で暮らしていた。パキスタンのイスラム過激派との接点も浮かび上がっている。
今回の事件もこうしたグループが関連しているのか。無関係なグループが便乗テロに出たのか。それとも、悪質な模倣犯なのか。まだ、詳しいことは分かっていない。
動機が何であれ、無差別に市民を標的にするテロは断じて許せない。一刻も早く犯人グループを逮捕し、再発防止に全力を挙げてもらいたい。
半月の間にテロが続発した。しかも、警戒体制が強化された中でのことである。ロンドン市民にとって大きな衝撃だったに違いない。驚きは世界に広がっている。
ブレア首相は、テロの準備や扇動を処罰対象とする新しい反テロ法を年内にも成立させる方針だ。今後、さらに強硬な措置を求める声が強まりそうだ。
だが、テロを警戒するあまり、人権を軽視した捜査や、イスラム社会、移民労働者、外国人への偏見、差別が広がるようでは、自由や民主主義、多文化主義の根幹が揺らぎかねない。
それでは市民革命をへて培ってきた英国社会の価値そのものがゆがんでしまう。英国を英国らしくない不寛容な社会におとしめる。まさにテロ集団の願うところである。
警察当局は移民が多く住む地域に、捜査や情報収集での協力を呼びかけている。強権を振りかざしてずかずかとイスラム社会に踏み込むばかりでは、かえって反発を増す。過激派を孤立させ、テロ組織の浸透を防ぐには、こうした対話と連帯の姿勢が欠かせない。
貧困、失業、差別など移民社会が抱える不満に向き合うことも必要だろう。大事なのは、同じ国民としてテロと立ち向かう結束力を強めていくことだ。
連続テロの狙いは、人々を恐れさせ、無力感を抱かせ、絶望させることにあるのだろう。確かにテロを完全に防ぐのは難しい。だが、ここでたじろいでしまえば、テロリストたちの思うつぼになってしまう。
できることはある。ねばり強い捜査で犯人を捜し出し、ネットワークを破壊する。時間をかけてでも、民主的価値観を足場に、卑劣なテロを乗り越える方策を着実に進める。
迂遠(うえん)に見えても、一つ一つの積み重ねが大きな結果を生むと確信を持つ。それがテロとの戦いに勝利することなのではないか。容易ではないが、英国だからこそ、手本を見せてもらいたい。
テロは断じて許せない
↓
外国人への偏見、差別は良くない
↓
対話が必要
バーカ
ロンドンの街が、爆弾テロに揺れている。21日に地下鉄3カ所とバスが狙われたのに続き、22日には地下鉄駅であやしい男が警官に射殺された。
幸い、今度は市民に犠牲者は出ていないが、一時は地下鉄が閉鎖され、乗客らが避難する騒ぎになった。
7日に起きた最初のテロ事件では、4人の容疑者のうち3人がパキスタン系英国人で、移民社会の中で暮らしていた。パキスタンのイスラム過激派との接点も浮かび上がっている。
今回の事件もこうしたグループが関連しているのか。無関係なグループが便乗テロに出たのか。それとも、悪質な模倣犯なのか。まだ、詳しいことは分かっていない。
動機が何であれ、無差別に市民を標的にするテロは断じて許せない。一刻も早く犯人グループを逮捕し、再発防止に全力を挙げてもらいたい。
半月の間にテロが続発した。しかも、警戒体制が強化された中でのことである。ロンドン市民にとって大きな衝撃だったに違いない。驚きは世界に広がっている。
ブレア首相は、テロの準備や扇動を処罰対象とする新しい反テロ法を年内にも成立させる方針だ。今後、さらに強硬な措置を求める声が強まりそうだ。
だが、テロを警戒するあまり、人権を軽視した捜査や、イスラム社会、移民労働者、外国人への偏見、差別が広がるようでは、自由や民主主義、多文化主義の根幹が揺らぎかねない。
それでは市民革命をへて培ってきた英国社会の価値そのものがゆがんでしまう。英国を英国らしくない不寛容な社会におとしめる。まさにテロ集団の願うところである。
警察当局は移民が多く住む地域に、捜査や情報収集での協力を呼びかけている。強権を振りかざしてずかずかとイスラム社会に踏み込むばかりでは、かえって反発を増す。過激派を孤立させ、テロ組織の浸透を防ぐには、こうした対話と連帯の姿勢が欠かせない。
貧困、失業、差別など移民社会が抱える不満に向き合うことも必要だろう。大事なのは、同じ国民としてテロと立ち向かう結束力を強めていくことだ。
連続テロの狙いは、人々を恐れさせ、無力感を抱かせ、絶望させることにあるのだろう。確かにテロを完全に防ぐのは難しい。だが、ここでたじろいでしまえば、テロリストたちの思うつぼになってしまう。
できることはある。ねばり強い捜査で犯人を捜し出し、ネットワークを破壊する。時間をかけてでも、民主的価値観を足場に、卑劣なテロを乗り越える方策を着実に進める。
迂遠(うえん)に見えても、一つ一つの積み重ねが大きな結果を生むと確信を持つ。それがテロとの戦いに勝利することなのではないか。容易ではないが、英国だからこそ、手本を見せてもらいたい。
テロは断じて許せない
↓
外国人への偏見、差別は良くない
↓
対話が必要
バーカ
これは メッセージ 1 (jjjjjjjjjjjjjjkohe さん)への返信です.