『永遠の片想い』
投稿者: anthoniy_williams 投稿日時: 2009/03/22 11:55 投稿番号: [686 / 768]
「二十代の恋は幻想である。三十代の恋は浮気である。人は四十代に達して、初めて真のプラトニックな恋愛を知る」
と語ったのはゲーテだが、この映画の主人公たちは二十代前半である。
最初、ジファンはスインに一目ぼれをするのだが、それがきっかけでギョンヒをいれた三人の複雑な友情関係が始まる。
それはまるで恋なのか友情なのかもわからず、まさに幻想的な美しい日々が詩情ゆたかに描かれる。
この恋は幻想的でもあるのだが、またプラトニックでもあった。
そして主演チャ・テヒョン独特のコメディ感覚が映画の前半に華やかさを演出するのだが、
それが後半の息苦しいほどの悲しみとの対比がビジュアルとしても見事に描かれる。
出会った頃の三人は、まさに青春のひとときの至福な時間ともいえるようなものだったのだが、それも長くは続かない。
実はこの二人の女性は難病をかかえていて長くは生きられなかったのだ。
ジファンが本当に好きになったのはギョンヒなのだが、ギョンヒはそれに気づかない。
スインはギョンヒに気を使って、ジファンと深い仲になるのを避ける。
そうやっていつしか三人の関係はぎくしゃくして、三人の気持ちも離れ離れに‥
人間にとってより大切なものは「恋」なのか「友情」なのかがこの映画のテーマなのであろう。
お互いに好きなのに、友情を壊したくないために「恋」をあきらめていく。
それが正しいことなのか間違っているかは観ているものの判断にまかせられるのだが、
観るものの心にせつなさの余韻がいつまでも残るのは、女性たちの「死」が「片思い」を永遠のものにしてしまったからなのだろう。
評価
4
★
評価基準
評価5
心から感動できるもの
涙できるもの
評価4
映画としてそこそこ楽しめる
評価3
全体としてたいしたことないけど、少しは光るものが感じられる
評価2
見てちょっと損した気分
評価1
くだらない、見るだけ時間の無駄
これは メッセージ 1 (anthoniy_williams さん)への返信です.
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