靖国はなぜ戦争指導者を合祀した?

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Re: 直接靖国神社に聞け

投稿者: noga13391jp 投稿日時: 2009/06/12 02:03 投稿番号: [355 / 1015]
japanpoorsさん、今日は。

> そして、大本営がアメリカに勝つと言って、始めた戦争がすぐに負け戦と国民が解っていたら戦争指導者の求心力はなくなり、餓死者や自爆者も出さず、東京大空襲も原爆もなかったかも知れない。

W.S.チャーチルの <第二次世界大戦 (4)>* には、原爆のご利益が以下のごとくに述べられています。

大統領は直ちに会談するため私を呼んだ。彼はマーシャル将軍とリーヒ提督を同席させた。このときまで、われわれは激烈な空襲と大部隊の進攻とによって日本本土を攻撃するという考えを固めていた。まっとうな戦闘においてのみならず、あらゆる穴や防空壕においても、サムライの捨身精神で死ぬまで戦う日本軍の無謀な抵抗のことを、われわれは考えた。私の心には沖縄の情景が浮かんでいた。そこでは数千名の日本人が、指揮官たちがハラキリの儀式を荘重に行った後、降服を選ばずに一列になって手榴弾で自爆する光景であった。日本軍の抵抗を一人ずつ押え、その国土を一歩ずつ征服するには、百万のアメリカ兵の命とその半数のイギリス兵の生命を犠牲にする必要があるかもしれなかった。もしイギリス兵を日本に上陸させることができても、イギリスの犠牲はもっと多くなるかもしれなかった。なぜなら、われわれは苦悩をともにする覚悟でいたのである。いまやこの悪魔のような情景はすっかり消えてしまった。それに代って、一、二回の激烈な衝撃のうちに全戦争が終結する光景が浮かんだ。それは実際、快く輝かしいものに思われた。私が瞬間に思い浮かべたのは、私が常にその勇気に感嘆してきた日本人が、このほとんど超自然的な兵器の出現のなかに彼らの名誉を救う口実を見出し、最後の一人まで戦って戦死するという義務から免れるだろうということだった。 (引用終り)

英米人の場合は、「あるべき姿」と「今ある姿」の比較から現実対応策を割り出すから、対応策を臨機応変に変えることが可能である。
日本人の場合は、「今ある姿」と「今ある姿」の比較になるから、現実対応策に変化が見られない。試験地獄のようなものになる。

「日本はなぜ敗れるのか・敗因21か条」を著した山本七平の指摘する事例からも、大和民族自滅の過程は見て取れる。その一例を以下に掲げる。

私が戦った相手、アメリカ軍は、常に方法を変えてきた。あの手がだめならこれ、この手がだめならあれ、と。   、、、、、あれが日本軍なら、五十万をおくってだめなら百万を送り、百万を送ってだめなら二百万をおくる。そして極限まで来て自滅するとき「やるだけのことはやった、思い残すことはない」と言うのであろう。   、、、、、   これらの言葉の中には「あらゆる方法を探求し、可能な方法論のすべてを試みた」という意味はない。ただある一方法を一方向に、極限まで繰り返し、その繰り返しのための損害の量と、その損害を克服するため投じつづけた量と、それを投ずるために払った犠牲に自己満足し、それで力を出しきったとして自己を正当化しているということだけであろう。(引用終り)

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