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オーストラリアという国 5 捕虜について

投稿者: hendazo04 投稿日時: 2008/11/13 13:11 投稿番号: [204 / 402]
ともあれ、マレー半島攻略で鹵獲した敵兵捕虜は5万人に達し、シンガポールの捕虜8万人を加えると13万人にもなった。滑稽ともいえる大量スレンダーだ。
彼らをケアしなければならない日本は頭を抱え、支配地の各所に収容所を仮設し、捕虜を労働要員として使役させることにした。ボルネオ島上陸作戦の際の捕虜はサンダカン収容分所に収容され飛行場の建設に従事させられる。
「死の行進」はこの俘虜たちの悲劇だ。このことを語る前にレスに異論を。

>「欧州の戦場での連合軍捕虜の死亡率は4%だったのに、太平洋の
戦場では27%だった」

欧州の戦場と南方諸島での状況はまるで違う。ヨーロッパにはマラリア、コレラらなど致命的病の猖獗がない。医薬品、看護、食料品の入手事情もちがう。欧州戦線はヨーロッパという先進国地域で戦われたが、南方植民地の当時は非文明圏だ。比べるのは不適当に過ぎるだろう。
その証拠にマレー作戦の捕虜13万人のうち4万7千人が日本本土に労働者として送られた。うち1万1千人が連合軍による輸送船撃沈で死亡しているが、残りの捕虜の死亡率は11%であった。南方から送られてきた時点で体力を消耗していて、着いて回復せずに死ぬ者が多かったというから、まあまあの数字だろう。
マラリア、コレラ、チフスなどに罹患しなければ、人間そう簡単には死なない。そして南方地域はそれらの病原体の巣窟なのである。

英領北ボルネオの首都サンダカン捕虜収容分所には、43年秋の時点でオーストラリア兵1,800、英兵700の計2,500人が収容されていた。が、本国に戻れたのはわずか6人といわれる。全滅といっていいだろう。サヨは「絶滅収容所」という。
彼らの大仰な表現はともかくとしても、サンダカン捕虜収容分所だけをいえば、であるが、全滅とはやはりただ事でない。いったい現地で何があったのか。

サンダカン捕虜に対して戦後数多くの書物が発刊されたが、それらによるとボルネオ島の各収容所における捕虜の扱いは、最初のうちは人道的に行われていたことがわかる。労働には賃金が支払われ売店の運営も許し、監視も緩やかだったとある。その扱いが変わった端緒は、華僑を中心としたゲリラ活動が引き起こした「アピ事件」であった。
1943年10月10日、華僑ゲリラは中国の「革命記念日」に合わせて警戒が手薄なボルネオ島北岸アピの日本人居住区を襲い物資を強奪し住民50名を惨殺する。当時日本兵は10人ほどしか居ず、ほとんどの犠牲者は女子供を含む民間人だった。
相手が弱いとなると無類の残虐性を発揮するのがシナ人である。救援隊が駆けつけたときにはほとんどの遺体は切り刻まれ、いたいけな子供たちの生首が橋の欄干に並べられていた。この事件は日本軍を震撼させた。しかし、もしこの事件が邦人に知れ渡ると反シナ感情が昂じ、親日南京政府の大陸支配に悪影響が出るのではないかと日本軍中央は考え、情報を押えた。
したがってこの事件が日本本土人に膾炙されることがなく、それが影響し、現在に至ってもその顛末の知識は共有されていない。

しかし、われわれはアピでなにが起こったのか容易に推察できる。「通州事件」という先例があるからだ。あの時は子供の指がそろえて切断され、頬に針金で穴を通して池まで引きずって行き溺死させられた。女子は陵辱され、その後ことごとく惨殺された。何人かは陰部にホウキの柄の部分を差し込まれていた状態であったなど、猟奇殺人そのものである。同様の事件は、国民党軍が北伐の途上で起こした第1次南京事件でもあった。こういった不必要な残虐ぶりはシナ人の習い性なのである。嘆息すべきか、われわれ日本人には想像を絶するものがある。

とまれ、彼らは華僑ゲリラは英国製の武器で武装していた。ゲリラ活動の発信地はオーストラリアに設けられた連合軍南西太平洋総司令部であり、総司令官はシンガポールからの敵前逃亡を成し遂げたダグラス・マッカーサーだ。彼はゲリラと呼応してボルネオ島上陸を目論んでいたのだ。
かくして日本の死命を左右する支配地インドネシア・マレー諸島は、東ティモールを最前線として連合軍と直接向き合うことになった、それが実感されたのだ。当然収容捕虜への監視や態度は厳しくなっただろう。しかしサンダカンの捕虜の死亡率は、この監視・態度強化と何の関係もない。
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