南京大虐殺・従軍慰安婦強制連行は事実

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「発掘された」証拠と日本軍毒ガス疑惑

投稿者: nmwgip 投稿日時: 2005/05/30 23:49 投稿番号: [9001 / 29399]
  本人が撤退してしまったので、これは「ゆう」氏に対する反論ではなく、事件から相当の年月が経過した後に新たに発見された証拠に関する一般的な議論です。

  まず「ゆう」氏の発言から。

> 「日本軍の毒ガス使用」問題が注目されて、資料が発掘され、その実態が明らかになってきたのは、90年代以降のことです。
>
> だから、「東京裁判」時点でその論議がなされていなかったことをことさらに取り上げても、それは、何の意味もないことだと思いますよ(^^)

  多分、論点の歪曲ではなく、単なる誤解なんでしょう。
  #8895に引用したパル博士の発言をもう一度繰り返します。

> 戦争の法規および慣習に違反したと称せられる行為は、起訴状付属書D中十五項にわけてあげられている。これを要約すれば以下のようである

> 第9項(毒ガスの使用)は検察側によって訴追を放棄されたものとしてかたづけてよいであろう。この訴追を裏づけるような証拠はなんら審理中提出されなかったのである。

「日本軍の毒ガス使用」問題が「東京裁判時点でその論議がなされていなかった」のではなく、検察側(連合国側)は日本(軍)を毒ガス使用の罪で訴追しようとしたが、証拠がなく断念せざるをえなかったというのが事実です。
  後年になって資料が発掘され、日本軍が毒ガスを使用したことが明らかになったのではありません。

  証拠は普通、歳月が経過すればするほど収集が難しくなるものです。
  アウシュビッツのように外部と隔絶された施設ならば、後年の調査によって初めて実態が明らかになるということもあるでしょうが、それも調査が遅れれば遅れるほど、事実の究明は困難になるのが普通です。
  戦勝国の犯罪行為ならば、戦争終結後の正当化工作で事実が隠蔽されることも多いでしょうが、敗戦国の犯罪行為で、しかもその犯罪行為の証拠を積極的に探したにも関わらず、その証拠が後年にならなければ見つからなかったというのは不自然です。
  連合国は終戦直後の時点で、日本軍が毒ガスを使用したことを証明しようとしたにも関わらず、その証拠を見つけることができず、連合国側にとって証拠の捏造が極めて容易であった東京裁判の法廷においてさえ、訴追を事実上断念せざるを得なかったのです。

  以上を踏まえた上で、もう一度考えてみましょう。

> 「日本軍の毒ガス使用」問題が注目されて、資料が発掘され、その実態が明らかになってきたのは、90年代以降のことです。

  90年代以降になって資料が発掘された、という主張が、どれだけ不自然なものであるかを。
  もしこれが本当なら、一旦は東京裁判で訴因としたが、その後何らかの理由で連合国側が日本軍の毒ガス使用の事実隠蔽に動いた、ということです。

  一体どんな理由があったというのでしょうね。

  これが正当化工作によって隠されていた戦勝国(中国)の毒ガス使用の実態が、後年の資料発掘によって明らかになった、というのなら理解できるのですが。

  理屈に合わない経緯で「発掘」された資料は、疑ってかかるのが当たり前の研究態度でしょうね。
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