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迎合は「奸友」・「日中友好」を解体せよ3

投稿者: kin_wen_xue 投稿日時: 2008/01/04 08:00 投稿番号: [19929 / 29399]
金文学著『中国人による中国人大批判』−日本は謝罪してはならない−
祥伝社黄金文庫
迎合は「奸友」
289〜292p

  日本人は、このような中国人の中身を、友好というキレイな言葉で適当に看過しようとするから、いつもやられるし、失望感も並大抵ではないのだと思います。

  贖罪観、謝罪意識に囚われた迎合的友好があればあるほど、逆に「日中友好」は遮断されてしまいます。


  早稲田大学助教授の中国人学者劉傑氏は、次のように指摘しています。

「『日中友好』が叫ばれるなか、両国民が内心で考えていた本音が隠されてしまったのである。
  日中友好に熱心な人々は、中国に対する精神的負い目を感じる人が多く、いわゆる『贖罪意識』にかき立てられて中国との友好交流に情熱を燃やしたのである。

  過去の歴史に対する正しい認識が両国関係の基礎であることはいうまでもない。
  しかし、歴史認識の相違は、両国民が自らの意思を率直に相手に伝えることの障害になってはいけない。
  また、過去の歴史を理由に、国際的通例に反する譲歩まで行ってはならない。

(中略)   ここで、指摘しておかなければならないことは、日中国交回復後の国際関係において、中国側では、中国が日本人の感情を過度に利用しようとした、と指摘する声もある。
  確かに、中国はそろそろ大国としての度量を世界に示す時期に来ているのではないかと思う」
       (劉傑『中国人の歴史観』文春新書)


  劉氏の指摘から分かるように、中国の抗議と日本の迎合構造は真の友好ではありません。


  個人的な次元でも   もっぱら相手に迎合し、キレイごとばかり聞かせるのは真の友人ではなく、有害な「奸友(かんゆう)」です。


むしろ相手の欠点も率直に指摘したり、自分の内心を吐露したりすることが裸で向き合う親友関係になりうるのです。


「日中友好」という呪縛から脱却するためには、まず「日中友好」を解体してみることです。


  中国の強硬的態度に迎合するより、日本は対等の立場で、ダメなことははっきりNOと言い、自己主張をすることです。


  迎合するほど無責任な行動はありません。


相手の主張も聞く耳を持つと同時に、相手にこちらの主張も聞かせる毅然とした態度を持ってこそ、相手からも尊敬され、さらに信頼につながるのではないでしょうか。

  日本人は案外知らないのですが、中国人は交流するとき、「ニイ説ニイ的、我説我的」という態度をとることがあります。
  これは「君は君の道理を言って、私は私の道理を言う」という意味で、相手の道理を一応存在することとして認めるが、自分の道理を固執する姿勢を崩しません。


  日本人は相手の道理を聞けば、反対せずに同調、迎合することを好んでやりますから、かえって弱点を突かれてしまいます。


  こっちの道理を相手が分かるまできちんと主張して、互いの内心を理解したうえで友好は初めて可能になるのではないでしょうか。
  だから、歴史認識の違いにおいても、日本は中国に対して、きちんと日本の文化や歴史観を説明し、国家レベルで道理を説くことが何よりも必要です。


  ところが日本はこの「道理」を説くことなくして、とにかく事態を収めようとするから、もっと大きなクレームが続発するのです。


  中国も大国らしく、理不尽な要求で、歴史認識を感情的次元で利用しようとする拙劣な発想は、もう断ち切らなければならないと思います。

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