南京大虐殺・従軍慰安婦強制連行は事実

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日本のアヘン政策

投稿者: dorawasabi5001 投稿日時: 2006/09/29 00:42 投稿番号: [12648 / 29399]
ほんとにこういった【事実】は殆ど知らされていない。

★・・・

(3)国際批判と日本人

  こうした日本の戦略は、当然、国際社会から多批判を浴びました。イギリスは既に、インド産アヘンの中国輸出をやめており、日本がその後を襲ったからです。

しかし日本は国際阿片条約をことごとく破棄しました。こうした中で、二反長音蔵が活躍しました。

音蔵は、自分の立場は良く理解していたはずです。自分たちが作り、栽培を奨励しているアヘンが、中国人を廃人に追い込んでいることは知っていました。

音蔵は満州国に招かれたとき、住民のアヘン吸煙が野放しになっている状況をつぶさに見、阿片窟の探訪記まで書いています。


ですが、これを読んだ倉橋は「彼は安東の阿片窟で、多くの阿片中毒者を見ても、彼等が、自分が下支えをしている日本の阿片政策の犠牲者であるという認識をついに持ち得なかった。

自分の仕事と、目の前で阿片を吸っている中毒者との関係を認識しなかった。

……中国人などのアジアの人々に対する同情心が基本的に欠如していた」と書いています。



(4)二反長半の本の検証

  ・・
  郷里の人たちには、私財を投じてまで献身するのに、中国人などへの同情心は欠如している。半がこの会に触れなかったのも、無理ありません。


なお、この会の活動が停滞する頃から、東京や大阪などの大都市では、在留朝鮮人のモルヒネ中毒者が問題になってきます。東京にいる朝鮮人四万人のうち、モルヒネ中毒者が三千人という調査もあります。

この時期、日本へは、朝鮮から数百万人が渡ってきており、その中にモルヒネ中毒者がいるわけです。当時、朝鮮では、毎年数万人の割合でモルヒネ中毒者が作り出されており、

その一部が日本に渡ってきたわけです。


このため東京では生江孝之や馬島ゆたかが、麻薬中毒者救護会を作りました。

この問題に音蔵の会は全く関与しません。ケシ普及とセットになった音蔵の会は農村部が中心で、会の周りにはモルヒネ中毒者はいなかったのかもしれませんが、矛盾だらけの会と言えます。


(5)東京裁判

  音蔵の帝国一日一善会を見ると、私は里見甫・さとみはじめ、の宏済善堂を思い出します。中国人の社会福祉機関の、医療・葬儀も含む幅広い福祉事業を隠れ蓑にして、

中国人に成り済ました里見甫・リーチェンプがアヘンの密売をしていました。


この里見機関の利益の一部は、興亜院に納められますが、大部分は軍部や政治家に流れました。


翼賛選挙のとき、岸信介商工大臣に五百万円(当時)が渡ったのは有名な話です。


宏済善堂も音蔵の会も表面は良く似ています。なお里見甫は、アヘン関係では珍しく、A級戦犯として東京裁判にかけられ、結局釈放されています。


このように東京裁判ではアヘン政策は、ほんの少し取り上げられただけで終わってしまいます。したがって一介の農民にすぎない音蔵も(MPの取り調べは受けたが)何ら処罰されません。


  この理由について、倉橋は三つあげています。


ひとつは、アヘン関係の資料は、一貫して意図的に隠されてきており、残存資料も煙滅されたからです。


よって国民はほとんど知りません。


二つめは、東京裁判はアメリカ主導で行われ、中国・朝鮮は裁判の中枢から排除されていました。直接の被害者である中国・朝鮮がこの問題を許すはずがないのです。


三つめは、アヘン政策の当事者である内務省・軍部・植民地官庁が、敗戦を機に解体されたからです。


しかしアヘン政策のいちばん重要な、敗戦までの8年間当事者だった厚生省は無傷で残りました。にもかかわらず、厚生省はアヘン関係の資料を出していません。また製薬会社も口をつぐんでいます。


  ・・


(6)倉橋正直と研究

  倉橋は「日本の阿片王」のあとがきで


「たとえば、日本が、国際条約に背いて密輸し、領事裁判権を悪用して中国の国民に売り込んだヘロインの中毒で、おそらく1,000万人単位の中国人が恨みを呑んで死んでいったことであろう。


だから、現在、中国の人々が心底、日本人を嫌うのは当たり前である。阿片政策が日本の中国侵略の中心にあったのだから、それぬきで、近現代日中関係史を語ることは、およそ無意味である」と述べています。

  ・・。私たちがこの問題に関心を持つことが、厚生労働省の体質を変え、日本の研究を後押しすることになるのです。それが私たちにできる第一歩なのです。
 
http://www.elf-book.com/07-visitor/visitor.contents0505.html
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