ちょっと考えれば誰でも分かる
投稿者: guckblue 投稿日時: 2005/08/08 00:43 投稿番号: [6907 / 41162]
>何れにせよ、塚本法務部長の証言では日本兵の犯罪が十件内外よりどれくらい多くあったか分かりません。
私は別に、塚本証人の証言をそのまま信用したとしてさえも、日本兵による犯罪が十件内外と少なかったことの根拠には決してならないことを、東中野が引用しなかった証言部分を引用して示したまでであって、多くあったかどうかについては何も言っていませんよ。
ともあれ、塚本証言は、日本兵の犯罪が十件内外くらい少ないという根拠にはならないことが分かりました。では引き続き「七件しか強姦事件はなかった」に対する検証を行いましょう。
さて、『「南京虐殺」の徹底検証』p258で、東中野は驚くべきトリックを早速と使っています。
***
(引用者注:『南京安全地帯の記録』に記された「強姦」事例について)
しかし、誰が「事件」の目撃者であったのか、誰が誰から聞いて記録したのか、この肝心な姓名を省略した事例が、二百五十一件のうち、百九十件(75.7%)に達している。
つまり、記録者不明の四等史料が大量に収録されていたのである。従って、東京裁判でジョン・マギーが「チャント報告者の名前モ出テ居リマス」と語ったのは、偽証にほかならなかった。
***
偽証じゃありません。これは、《マギー自身が報告した》報告にはちゃんと全部自分の名前が書いてあるはず、と言ったのです。とまれ、偽証という誤った言い掛かりはともかく、報告者名のあるものだけを四等史料(※報告者・記録者不明と言うだけでは東中野が依拠している筈の内藤智秀の四等史料の定義に入らないのですがねぇ・・・)ではないものとして、強姦報告の実に75.7%をいきなりさっ引いてしまいます。
暴行事件の報告に報告者名がないのは、日本軍(兵)の報復を避けるため、と、資料のどこかにあったと記憶しますが、残念ながら今のところその記載場所は失念してます。しかし、おそらくそれは確かな筈です。何せ、これら暴行報告は日本当局に報告されたものですから。
何れにしても、ただ報告者名が記載されていないからといって、「信用性に欠く」という印象を持つことはまぁあり得たとしても、それら75.7%が全て幻の事件であり存在しないと結論することは出来るのでしょうか? 言えるとしても「分からない」というに過ぎず、あったのかなかったのか結論することなど出来ません。
さらにそのさっ引いた事例のうちから、日本軍に通報されたと「報告事例自身に記載されている」事例のみを実在事件として取り扱おうとします。開いた口が塞がりません。これら日本軍の暴行記録は報告事例自身に記載されているか否かに関係なく全て日本当局に報告されたものです。報告書作成のあとで報告したものには当然、報告したかどうかは書いてないわけです。ちょっと考えれば誰でも分かることです。
で、報告事例自身に記載されている日本軍通報事例のみで強姦事件が七件だけしかなかったかの如き印象を読者に植え付け、それらは塚本証言やシカゴデイリーニューズによって裏付けられているとするわけですが、それら通報事例と塚本証言やシカゴデーリーニューズの内容が一致するなどという証明は一切何もありません。
こんなので「日本兵による強姦事件は七件しかなかった」など、到底言えるはずがないのですよ(つーか、実は東中野自身もいってませんが)。
※再度繰り返しますが、私は東中野説依拠の強姦事件七件説のおかしさだけを言っているのであって、それより多かった少なかったなどということについては何も言っていませんので、お間違いなく。
(しかし、読めば読むほどこの東中野本の内容には唖然とする。トンデモ本というよりは奇書と言った方がイイかも知れない。ほんとに大学教授か?^^;)
私は別に、塚本証人の証言をそのまま信用したとしてさえも、日本兵による犯罪が十件内外と少なかったことの根拠には決してならないことを、東中野が引用しなかった証言部分を引用して示したまでであって、多くあったかどうかについては何も言っていませんよ。
ともあれ、塚本証言は、日本兵の犯罪が十件内外くらい少ないという根拠にはならないことが分かりました。では引き続き「七件しか強姦事件はなかった」に対する検証を行いましょう。
さて、『「南京虐殺」の徹底検証』p258で、東中野は驚くべきトリックを早速と使っています。
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(引用者注:『南京安全地帯の記録』に記された「強姦」事例について)
しかし、誰が「事件」の目撃者であったのか、誰が誰から聞いて記録したのか、この肝心な姓名を省略した事例が、二百五十一件のうち、百九十件(75.7%)に達している。
つまり、記録者不明の四等史料が大量に収録されていたのである。従って、東京裁判でジョン・マギーが「チャント報告者の名前モ出テ居リマス」と語ったのは、偽証にほかならなかった。
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偽証じゃありません。これは、《マギー自身が報告した》報告にはちゃんと全部自分の名前が書いてあるはず、と言ったのです。とまれ、偽証という誤った言い掛かりはともかく、報告者名のあるものだけを四等史料(※報告者・記録者不明と言うだけでは東中野が依拠している筈の内藤智秀の四等史料の定義に入らないのですがねぇ・・・)ではないものとして、強姦報告の実に75.7%をいきなりさっ引いてしまいます。
暴行事件の報告に報告者名がないのは、日本軍(兵)の報復を避けるため、と、資料のどこかにあったと記憶しますが、残念ながら今のところその記載場所は失念してます。しかし、おそらくそれは確かな筈です。何せ、これら暴行報告は日本当局に報告されたものですから。
何れにしても、ただ報告者名が記載されていないからといって、「信用性に欠く」という印象を持つことはまぁあり得たとしても、それら75.7%が全て幻の事件であり存在しないと結論することは出来るのでしょうか? 言えるとしても「分からない」というに過ぎず、あったのかなかったのか結論することなど出来ません。
さらにそのさっ引いた事例のうちから、日本軍に通報されたと「報告事例自身に記載されている」事例のみを実在事件として取り扱おうとします。開いた口が塞がりません。これら日本軍の暴行記録は報告事例自身に記載されているか否かに関係なく全て日本当局に報告されたものです。報告書作成のあとで報告したものには当然、報告したかどうかは書いてないわけです。ちょっと考えれば誰でも分かることです。
で、報告事例自身に記載されている日本軍通報事例のみで強姦事件が七件だけしかなかったかの如き印象を読者に植え付け、それらは塚本証言やシカゴデイリーニューズによって裏付けられているとするわけですが、それら通報事例と塚本証言やシカゴデーリーニューズの内容が一致するなどという証明は一切何もありません。
こんなので「日本兵による強姦事件は七件しかなかった」など、到底言えるはずがないのですよ(つーか、実は東中野自身もいってませんが)。
※再度繰り返しますが、私は東中野説依拠の強姦事件七件説のおかしさだけを言っているのであって、それより多かった少なかったなどということについては何も言っていませんので、お間違いなく。
(しかし、読めば読むほどこの東中野本の内容には唖然とする。トンデモ本というよりは奇書と言った方がイイかも知れない。ほんとに大学教授か?^^;)
これは メッセージ 6903 (deliciousicecoffee さん)への返信です.