近年のソウル大
投稿者: giant_aho 投稿日時: 2004/09/24 21:34 投稿番号: [3189 / 41162]
ソウル大教授、韓国の史観批判「日帝時代の肯定面無視するな」
------------------------------------------------------
日本の韓国(朝鮮)に対する過去の植民地支配に関し否定的な面だけを強調する歴史認識は誤りだとする論文が韓国で発表され話題になっている。
安秉稷・ソウル大西洋史学科教授(47)=西洋史=がこのほどソウルで開催された「歴史学会創立50周年記念歴史学国際会議」で「過去清算と歴史記述」と題し発表した。歴史教科書をはじめ韓国における公式の歴史観を歴史学者が正面から批判したもので今後への影響が注目される。
「自由と解放 経験しなかったか」
安教授は「歴史記述は明暗織り成す歴史の両面性、多様性に留意し均衡感覚を持つべきだ」とし「日帝(日本帝国主義)治下の韓国人の生活に表われた肯定的な面は無視してはならない。日本統治時代についての歴史認識で均衡有る視角の重要性はいくら強調しても強調しすぎることはない」と述べ、当時の「大多数の韓国人の日常性」を無視して抑圧、収奪、統制、苦痛、犠牲だけを強調する歴史観を厳しく批判している。
論文は「植民地時代をひたすら否定的な経験だけで綴るとするなら、解放後しばらくの間、日帝時代に対する肯定的な記憶と郷愁が残っていたという現象をどう説明するのか」「伝統的な身分秩序が解体され新しい社会的移動の機会が生まれた日本統治時代に、身分上昇を通じ自由と解放を経験した韓国人はいなかったのか」「道路ができ汽車が走り近代的教育や医療施設が登場するなど、新しい変化は韓国人たちの現実認識や経験に何らの肯定的な影響を与えなかったとして無視していいのか」と具体的に問題提起している。
また「日帝時代の大多数の韓国人が日常的に終始、苦痛と収奪を経験する非正常的な状態だったなら果たして(支配)体制は維持されただろうか」ともいう。
安教授はドイツで近年、ナチス時代のドイツ人の「日常史」についての研究が活発なことをヒントに、歴史の正確な理解には少数の支配者の役割だけではない普通の人びとの「日常史」の研究が不可欠だと主張。日本支配時代の韓国(朝鮮)の歴史を、日本に積極的に協力した親日派と日本に抵抗した抗日運動だけで語る韓国の現状を強く批判している。
韓国でいまなお「親日派糾弾」が盛んなことについても論文は「日帝時代に対する肯定的な経験と記憶が存在しうるということを認めてこそ真に過去清算の道が開ける。歴史は過去を政治的に断罪するためにあるのではない。歴史で善悪を明確に区分できるというのは危険な考えだ」と批判している。
安教授は西洋史専門で国史(近現代史)の専門家ではないが、韓国における日本統治時代の歴史研究の方法を歴史学者の立場から根本的に批判したものとして関心を集めている。
『産経新聞』平成14年8月25日
日本統治協力「近代論者だった」
韓国ソウル大教授論評に注目 文明性評価など多元的研究訴え
------------------------------------------------------
韓国で最近、過去の日本による植民地時代を肯定的な面を含めて客観的に研究すべきだとする主張が登場しているが、今度は植民地支配に協力した人々について「(彼らは)外国勢力の力を借りてでも自分たちの社会を近代社会に引き上げることが急務だと信じていた近代論者だった」と、肯定的に評価するソウル大教授の論評が有力紙の朝鮮日報(十一日付)に掲載され注目されている。
西洋史が専門の朴枝香教授の「日帝を見る二分法的な認識」と題された寄稿文で、同教授は韓国社会が過去の日本支配の歴史について、一部の反日独立闘争への称賛と親日派に対する糾弾という極端な「二分法」で見てきたことを批判。植民地支配の近代性や文明性に対する評価など複雑、多様な側面を認め、多元的な視覚で研究すべきだとしている。
これは先ごろ安秉稷ソウル大教授(西洋史専攻)が「韓国歴史学会創立五十周年記念国際会議」で発表した論文で「歴史記述は明暗織り成す歴史の両面性、多様性に留意し均衡感覚を持つべきだ。日帝治下の韓国人の生活に表れた肯定的な面は無視してはならない」などと主張したことに続くものだ。
2002/10/14 (産経新聞朝刊 黒田勝弘)
------------------------------------------------------
日本の韓国(朝鮮)に対する過去の植民地支配に関し否定的な面だけを強調する歴史認識は誤りだとする論文が韓国で発表され話題になっている。
安秉稷・ソウル大西洋史学科教授(47)=西洋史=がこのほどソウルで開催された「歴史学会創立50周年記念歴史学国際会議」で「過去清算と歴史記述」と題し発表した。歴史教科書をはじめ韓国における公式の歴史観を歴史学者が正面から批判したもので今後への影響が注目される。
「自由と解放 経験しなかったか」
安教授は「歴史記述は明暗織り成す歴史の両面性、多様性に留意し均衡感覚を持つべきだ」とし「日帝(日本帝国主義)治下の韓国人の生活に表われた肯定的な面は無視してはならない。日本統治時代についての歴史認識で均衡有る視角の重要性はいくら強調しても強調しすぎることはない」と述べ、当時の「大多数の韓国人の日常性」を無視して抑圧、収奪、統制、苦痛、犠牲だけを強調する歴史観を厳しく批判している。
論文は「植民地時代をひたすら否定的な経験だけで綴るとするなら、解放後しばらくの間、日帝時代に対する肯定的な記憶と郷愁が残っていたという現象をどう説明するのか」「伝統的な身分秩序が解体され新しい社会的移動の機会が生まれた日本統治時代に、身分上昇を通じ自由と解放を経験した韓国人はいなかったのか」「道路ができ汽車が走り近代的教育や医療施設が登場するなど、新しい変化は韓国人たちの現実認識や経験に何らの肯定的な影響を与えなかったとして無視していいのか」と具体的に問題提起している。
また「日帝時代の大多数の韓国人が日常的に終始、苦痛と収奪を経験する非正常的な状態だったなら果たして(支配)体制は維持されただろうか」ともいう。
安教授はドイツで近年、ナチス時代のドイツ人の「日常史」についての研究が活発なことをヒントに、歴史の正確な理解には少数の支配者の役割だけではない普通の人びとの「日常史」の研究が不可欠だと主張。日本支配時代の韓国(朝鮮)の歴史を、日本に積極的に協力した親日派と日本に抵抗した抗日運動だけで語る韓国の現状を強く批判している。
韓国でいまなお「親日派糾弾」が盛んなことについても論文は「日帝時代に対する肯定的な経験と記憶が存在しうるということを認めてこそ真に過去清算の道が開ける。歴史は過去を政治的に断罪するためにあるのではない。歴史で善悪を明確に区分できるというのは危険な考えだ」と批判している。
安教授は西洋史専門で国史(近現代史)の専門家ではないが、韓国における日本統治時代の歴史研究の方法を歴史学者の立場から根本的に批判したものとして関心を集めている。
『産経新聞』平成14年8月25日
日本統治協力「近代論者だった」
韓国ソウル大教授論評に注目 文明性評価など多元的研究訴え
------------------------------------------------------
韓国で最近、過去の日本による植民地時代を肯定的な面を含めて客観的に研究すべきだとする主張が登場しているが、今度は植民地支配に協力した人々について「(彼らは)外国勢力の力を借りてでも自分たちの社会を近代社会に引き上げることが急務だと信じていた近代論者だった」と、肯定的に評価するソウル大教授の論評が有力紙の朝鮮日報(十一日付)に掲載され注目されている。
西洋史が専門の朴枝香教授の「日帝を見る二分法的な認識」と題された寄稿文で、同教授は韓国社会が過去の日本支配の歴史について、一部の反日独立闘争への称賛と親日派に対する糾弾という極端な「二分法」で見てきたことを批判。植民地支配の近代性や文明性に対する評価など複雑、多様な側面を認め、多元的な視覚で研究すべきだとしている。
これは先ごろ安秉稷ソウル大教授(西洋史専攻)が「韓国歴史学会創立五十周年記念国際会議」で発表した論文で「歴史記述は明暗織り成す歴史の両面性、多様性に留意し均衡感覚を持つべきだ。日帝治下の韓国人の生活に表れた肯定的な面は無視してはならない」などと主張したことに続くものだ。
2002/10/14 (産経新聞朝刊 黒田勝弘)
これは メッセージ 3188 (giant_aho さん)への返信です.