南京大虐殺・従軍慰安婦強制連行の嘘

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大本営発表の実態

投稿者: fukagawatohei 投稿日時: 2009/09/25 15:12 投稿番号: [29225 / 41162]
大本営発表とは第二次大戦(太平洋戦争)中に日本国民に日本軍の戦果を伝えた報道の事をいう。

ちなみに,あの甲高い声で大本営発表を伝えるラジオのアナウンサーの声は,現在の国営放送で「将軍様」の動向を報じる北朝鮮テレビのアナウンサーの勇ましい声と瓜二つである。

どうも人間という奴は,「現実から遊離した願望的状況」を読み上げる時は同じような声の調子になるものだ。

開戦から少しの間は発表は正確で表現も控えめだったが,ガダルカナル島攻防のあたりから狂ってくる。

被害を少なく,戦果を過大に報告し始めるのだ。何しろ台湾沖航空戦ではアメリカ軍の損害はほとんどなかったのに,大本営は「航空母艦11隻,戦艦2隻などを撃破沈没」と発表しているのだ。

もしもこれが事実なら,アメリカ海軍の機動部隊は壊滅状態であり,被害がほとんどない日本軍は怖いものなしのはずである。それなのに,どんどん戦況は悪くなり,日本軍は敗走続きで追い詰められていく。全滅したはずのアメリカ空母からはなぜか多数の戦闘機が飛んでくる。

軍は書類上の功名争いに興じるばかりで,現実の状態からひたすら目を閉ざし,「主観的願望と客観的事実のすり替え」に狂奔し,自己陶酔の夢に浸るばかりになる。

そして,架空の戦果の報告が続いたのは,陸軍と海軍が一体化されていなかったばかりか,対立関係にあった事が原因とされている。

もともと日本軍は陸軍から始まり,海軍が整備されたのはその後だ。「陸主海従」が日本軍の原則だった。

ところが,太平洋戦争では最初に海軍が華々しい戦果をあげてしまった。こうなると陸軍のメンツがすたる。陸軍としては,海軍の次の発表の前に(後だったらインパクトに欠けるから当然だろう)もっと華々しい戦果を報告しなければいけない。

かくして,陸軍と海軍は競うように「戦果」を発表することになった。発表すべき「戦果」がない時はどうするか?   もちろん,「戦果を捏造」するしかない。

しかし,ミッドウェー海戦で日本軍は完全敗北する。

国民から情報をシャットアウトしているはずなのに,上手の手から水が漏れるように「日本の空母は全滅したらしい」という噂が国民の間で立ち始める。

この時,日本軍参謀はどうしただろうか。何と,負傷して日本に帰還したミッドウェーの生き残り(兵士やパイロット)を完全に幽閉してしまうのだ。彼らは日本に生きて帰れたのに家族に連絡する事すら許されなかった。病院のカーテンを開けることすら許されなかったという。

真珠湾攻撃第一次攻撃隊長はこの海戦で負傷したが,この対応に「国のために戦って傷ついた我々を,犯罪者なみに扱うのか」と激怒したという。

これでは兵士は浮かばれない。兵士をぞんざいに扱う国家が存続したためしはない。

そして彼らは,その本質を隠すために美辞麗句を並べ,大言壮語を並べ,その軍事目的が得られなければ国民がいかに困窮し国際的信用をなくすかを,繰り返し,繰り返し主張する。

つまりそれが,「大本営発表」そのものなのである。軍事力を扱う者の本質が変わらない限り,大本営発表はいつでも息を吹き返す可能性をもっているのである。
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