戦前中国においての阿片
投稿者: marionohaka3 投稿日時: 2008/08/17 23:16 投稿番号: [25235 / 41162]
日華事変と山西省という有名なHPの作者が
書かれたものですが、引用
まず、戦前中国において阿片は、嗜好品としてだけでなく、貨幣に替わる流通商品としての性格を持っていました。政情不安定な中国大陸では紙くずになるかもしれない貨幣ではなく、金銀などと同じように現金化できる阿片が重宝されたわけです。中国人からお礼や贈り物として生阿片の塊(もちろん自分で吸うのではなく換金物として)をもらったという日本人の回顧話が多いのはそのためです。そして阿片禍に対する認識も、現代の「タバコが身体に悪い」というくらいのイメージと言って良いと思います。
ですから阿片を違法な作物とする認識はなく、むしろ特産品としてのイメージが強かったのが実態です。ゆえに「阿片利権」というと印象が悪いですが、阿片の交易や徴税を財源とすることは自然なことで、山西省では北部を抑えた傅作義や隣の陝西省に盤踞した中国共産党などが流通網を抑えて資金源としていました。
もちろん、すべての中国の政治家が阿片禍を野放しにしていたわけではありません。主に日本に留学するなどしたインテリ層が中心になって阿片禍の根絶を主張しました。
例えば山西省では閻錫山が「禁煙」という名で阿片管理政策を行っています。生産や販売の許認可制、阿片患者の登録制度などを採用しています。そしてこれは旧満州での専売制と同様です。ようするに、「専売制」や「管理策」というのは、中国政府や左派学者、朝日新聞のように批判的に見れば阿片利権であり、肯定的に見れば漸減策でもあるわけです。ただ、阿片の禁作は農地の転換や農民の再教育、さらには失業補償など様々な問題があり、なかなか苦労があったようです。
これは メッセージ 1 (the_super_aikokusya さん)への返信です.
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