黒死病の研究
投稿者: nyankotyanndamon 投稿日時: 2008/05/22 14:52 投稿番号: [23838 / 41162]
昭和11年8月20日付
ソ連邦政府の「アラル」海に於ける黒死病研究に関する件
当地国立衛生研究所に於いて黒死病の研究に携わり居る「ヤコブケウイチ」博士(既に日本赤十字社援助の波蘭孤児救済委員会副会長たりし者)が当館緒田に対し最近其露西亜人細菌学者の発表するところに依れば蘇聯邦政府は「アラル」海中の「バルサ・ケルメス」島に狩猟の為と称し盛にシベリア土撥鼠を移植し居るところ右動物は元来黒死病の最適媒介動物なるを以て恐らく狩猟の名に隠れて黒死病の研究をなさんとするものなるべしと推測し居る旨を述べ何等か本件に関する調査若しくは詳細の情報入手法依頼する所ありたり
果たして右の通り蘇聯政府に於いて盛に黒死病の研究を為し居るものとせば医学以外の角度より見るも日本としては相当之に関心を持つ必要あること明瞭に付き波蘭側よりも何等か情報を入手方努力すべきも其の目的のためにも我方に何ら情報若しくは調査報告あらば御回示相願度し
↑島に動物を放して研究していたんだとさ、蘇聯邦はね。
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