Re: お笑い100人斬り裁判
投稿者: unhoo 投稿日時: 2007/06/27 13:34 投稿番号: [19602 / 41162]
わしはその時数え年十五歳の少年で、百人斬り競争の新聞報道をリアルタイムで読んでいた。報道では明白に「白兵戦で切り倒した敵兵の数」と書いてあった。だから百人という人数は本当で、斬ったのは捕虜だときめた時点で、裁判ではなくて陰険な復讐だとわかるのである。
第一次大戦終戦後、間もなく書かれたドイツの小説「西部戦線異常なし」では、出征した学徒兵が、休暇で故郷の町へ帰ったとき、戦争の様子を聞く会に迎えられる。大勢の大人や子どもが彼の手柄話を聞こうと目を輝かしているので、とうとう苦戦の実情、塹壕生活の苦しさなどを語ることができなかった。
白兵戦で百人斬り倒した武勇伝を聞こうと、目を輝かしている大勢の小学生を前にして、あれはうそだと言ってがっかりさせることは忍びない。あの場合、あったことにしても、何一つ道徳に反することはなく、むしろ心優しい思いやりである。それが後に、人情を解しない者どもが、法螺を吹いたとぬかした。
これは メッセージ 19595 (fukagawatohei さん)への返信です.
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