日本国内における安倍批判の意味
投稿者: inonakanohotaru 投稿日時: 2007/03/09 16:53 投稿番号: [16958 / 41162]
北朝鮮は不法行為の拉致を、あたかも現行犯逮捕のように抑えられており、
それが、六カ国協議において最大の足かせになっている。
実体は、何より拉致が、自ら武力行使の放棄を選んでいる日本人に対する卑劣、卑怯な行為であり、日本は「被害者を返せ」と主張する以外にないだけのことである。
この主張抜きで対北朝鮮関係の改善が進めば、拉致被害者は証拠隠滅の為に消される(殺される)のが、火を見るよりも明らかなのである。
他国もその事情を理解している。見抜いている。だから日本の主張に賛同するのである。本音は「核優先」でも「拉致被害者が殺されてもいい」とは絶対言うわけにいかないのである。
北朝鮮の「足かせ」は小泉訪朝にはじまった。拉致問題は訪朝後さらに拡大した。責任は北朝鮮にあるのだが、それを突きつけた小泉、原動力になった安倍を北朝鮮は激しく憎んでいるだろう。
日本側から見ると、「拉致」を小泉ー安倍が”現行犯逮捕”の状態に持ち込んだから、
六カ国協議における今の日本の位置がある、と云うことができる。
でなければ、日本抜きで全てがきまり、日本は経済協力をする、
要するに金を要求されるだけの立場におかれた可能性が高い。
野党や山崎などが、対北朝鮮交渉が進まないことをあげつらって、安倍を攻撃するのは的外れなのである。
きわめて単純な構図である。
安倍の立場は困難である。人質を解放するか否かは北朝鮮の手にある。殺させてはならない。武力で脅すことも出来ない(国際常識なら百人も拉致されれば戦争である)。複雑な国際関係(イラン、イラク他)を背負う。
野党は、例えば被害者が殺されれば安倍を激しく攻撃するだろう。北朝鮮に対してよりも激しいかもしれない。
交渉が進まなければ批判のタネを持ち続けることができる。どれが一番安倍攻撃に効果的かを研究していればいい(本当はいけない!)。
マスコミは更に無責任である。朝日新聞などは「融和優先」を主張する。「融和優先」では人質が消される。消されれば安倍を批判できる。最近の報道振りは「消されたほうがいい」かのようである。安倍攻撃を強化できる。北朝鮮の足かせが外れる、と。
誰が、何を、企んでいるか!
事態の展開は、基本の構図を常に念頭におきながら、観察しなければ」ならない。
現在、国内で拉致問題に関して安倍を攻撃する人間は、構図のどの位置にいるかである。
北朝鮮一派はなにがなんでも安倍を失脚させたいだろう。それだけははっきりしている。
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